NVDA 日本語チームから NVDA 2018.2jp のリリース

NVDA日本語版の翻訳・開発を手がけるNVDA日本語チームより NVDA 2018.2jp のリリースがありましたのでご紹介します。

なお、私たち NVDA ヘルプデスクは、本バージョンも含めたサポートを行います。詳細は こちらのサポート案内より

2018.2jp の変更点
NVDA 日本語チームは NVDA 本家版 2018.2 に対して以下の作業を行いました。
• OneCore で音声切替がエラーになる問題の修正
• NVDA 本家版 2018.2 の翻訳
また NVDA 日本語版 2018.2jp に対して以下の作業を行いました。
• 本家版 2018.2 の symbols.dic 更新に伴う文字説明辞書の修正
• Word 箇条書き行頭記号の報告
• JTalk および日本語点訳エンジンに関する修正

本家の更新

2018.2

このリリースのハイライトは、Kindle for PC でのテーブルへの対応、Humanwear BrailleNote Touch および BI14 点字ディスプレイへの対応、OneCore および SAPI5 音声エンジンへの対応の改善、 Microsoft Outlook 対応の改善などです。

新機能
・ テーブルで結合されたセルの行と列が、音声と点字で報告されるようになりました。(#2642)
・ Google ドキュメントで点字モードを有効にした場合に、NVDAのテーブルナビゲーションが利用可能になりました。(#7946)
・ Kindle for PCでテーブルの読み取りやナビゲーションができるようになりました。(#7977)
・ HumanWare BrailleNote touch および Brailliant BI 14 点字ディスプレイが USB 接続および Bluetooth 接続で利用可能になりました。 (#6524)
・ Windows 10 Fall Creators Update 以降において、電卓や Microsoft ストアなどのアプリによる通知を報告できるようになりました。(#7984)
・ 新しい点訳テーブル: リトアニア語8点、ウクライナ語、モンゴル語2級 (#7839)
・ 点字セルの位置のテキストの書式とドキュメント情報を報告するスクリプトが追加されました。 (#7106)
・ NVDA を更新する場合に、ダウンロードだけをすぐに行い、インストールをあとで行えるようになりました。 (#4263)
・ 新しい言語: モンゴル語、スイスのドイツ語
・ 点字文字入力において control, shift, alt, windows および NVDA キーの割り当てが可能になりました。また、これらの修飾キーと点字文字入力を組み合わせて、例えば control+s などを登録できるようになりました。(#7306)
・ 新しい修飾キーのトグルは、入力ジェスチャーダイアログの「システムキーボードのキー入力エミュレート」からコマンドを選ぶことができます。
・ Handy Tech Braillino および Modular (旧版ファームウェア) の点字ディスプレイにふたたび対応しました。(#8016)
・ 特定の Handy Tech 機器 (Active Braille および Active Star など) において日付と時刻が5秒よりも多くずれている場合に NVDA によって同期を行うようになりました。 (#8016)
・ Microsoft Outlook のメッセージリストにおいて、メッセージが返信済みまたは転送済みであることを報告するようになりました。(#6911)
・ すべての設定プロファイルのトリガーを一時的に無効にする入力ジェスチャーが追加されました。(#4935)

変更点
・ アドオンマネージャーで状態の列に「有効」「無効」と表示されるようになりました。以前は「実行中」「保留」などが表示されていました。(#7929)
・ liblouis 点訳エンジンを 3.5.0 に更新しました。(#7839)
・ リトアニア語点字テーブルの名前を「リトアニア語6点」に変更しました。これは新しい8点のテーブルとの区別を容易にするためです。(#7839)
・ フランス語(カナダ)1級および2級の点字テーブルが廃止され、フランス語統一6点コンピューター点字および2級点字が使用されるようになりました。(#7839)
・ Alva BC6, EuroBraille および Papenmeier 点字ディスプレイの第2タッチカーソルボタンで、その場所のテキストの書式とドキュメント情報が報告されるようになりました。(#7106)
・ 縮約点字入力テーブルの使用中に、読み取り専用であれば自動的に非縮約モードに切り替わるようになりました。例えば、キャレットが表示されないコントロールやブラウズモードの場合などです。(#7306)
・ Outlook カレンダーの予定または時間帯が一日の全体をカバーしている場合に、 NVDA の読み上げが冗長すぎる問題を改善しました。(#7949)
・ 複数のダイアログに分かれていた NVDA の設定を、NVDA メニュー → 設定 → 設定 で開くことができる「NVDA設定ダイアログ」にまとめました。(#577)
・ Windows 10 で NVDA を使用する場合の既定の音声エンジンを eSpeak から OneCore 音声に変更しました。(#8176)

バグ修正
・ 設定アプリにおけるマイクロソフトアカウントのサインイン画面で、メールアドレス入力後にフォーカス位置のコントロールを NVDA が読み上げできなくなる問題を修正しました。(#7997)
・ Microsoft Edge で前のページに戻ったときに NVDA がページを読み上げなくなる問題を修正しました。(#7997)
・ Windows 10 で PC のロックを解除するときの PIN の入力において、最後の数字を読み上げてしまう問題を修正しました。(#7908)
・ Chrome と Firefox のブラウズモードで Tab キーや1文字ナビゲーションを使って移動したときに、チェックボックスとラジオボタンのラベルが2重に報告されていた問題を修正しました。(#7960)
・ aria-current で false という値の場合に true と誤って報告されていた問題を修正しました。(#7892).
・ Windows OneCore 音声で選択された音声がアンインストールされた場合に、音声エンジンの読み込みに失敗していた問題を修正しました。(#7553)
・ Windows OneCore 音声での音声の切り替えが早くなりました。(#7999)
・ 複数の点字テーブルで不適切な点字が出力されていた問題を修正しました。例えばデンマーク語8点2級点字における大文字符などです。(#7526, #7693)
・ Microsoft Word において NVDA がより多くの種類のビュレットを報告できるようになりました。(#6778)
・ 「書式とドキュメント情報の報告」スクリプトを実行したときに不適切にレビューカーソルが移動してしまい、実行を繰り返すと結果が変化してしまっていた問題を修正しました。 (#7869)
・ 点字入力でサポートされていない場合に縮約点字を許してしまっていた問題を修正しました。例えば、エディットコントロールの外やブラウズモードなど、システムに単語を送信すべきではない場合です。(#7306)
・ Handy Tech Easy Braille および Braille Wave 点字ディスプレイの接続における安定性を改善しました。(#8016)
・ Windows 8 およびそれ以降において、Windows+X のクイックリンクメニューを開き、項目を選択するときに「未定義」と読み上げていた問題を修正しました。 (#8137)
・ Hims 点字ディスプレイで機種依存のジェスチャー割り当てがユーザーガイドに記載されたとおりに機能するようになりました。(#8096)
・ Firefox や Internet Explorer などが操作できなくなり「未定義」という報告しかしないような場合に、NVDA は COM 登録の問題の修正を試みるようになりました。(#2807)
・ タスクマネージャーの不具合によってプロセスの詳細情報にアクセスできなくなる問題への対策を行いました。(#8147)
・ 新しい Microsoft SAPI5 音声において、読み上げの最後に無音が入ってしまう問題が修正され、これらの音声を使った操作がより快適になりました。(#8174)
・ 最近のバージョンの Windows で時刻の情報を点字ディスプレイに表示したり1文字ずつ読み上げたりするときに、LTR および RTL の記号を報告しないようになりました。(#5729)
・ Hims Smart Beetle 点字ディスプレイでスクロールキーの検出が不安定になっていた問題を修正しました。(#6086)
・ Delphi アプリなどのテキストコントロールにおいて、編集やナビゲーションに関する情報をより適切に取得できるようになりました。(#636, #8102)

開発者向けの変更
・ UIAオブジェクトの developer info で UIA パターンのリストが利用可能になりました。(#5712)
・ アプリモジュールで isGoodUIAWindow メソッドを実装することにより、特定のウィンドウで常に UIA の使用を強制できるようになりました。(#7961)
・ 設定ファイルの braille セクションにある非公式の boolean フラグ “outputPass1Only” を廃止しました。Liblouis の pass 1 only output が廃止されたためです。(#7839)

Windows用作曲ソフト QWS の簡単使い方ガイドを含む資料提供

視覚障害者総合支援センターちばのIT担当者ブログ内において、
本サイトでも紹介しているWindows用作曲ソフト
QWSの簡単使い方ガイドの資料が提供されています。
どうぞご活用ください

・視覚障害者のデジタル作曲入門講座資料提供

視覚障害者のデジタル作曲入門講座資料提供

千葉県の視覚障害者向け教養講座「視覚障害者のデジタル作曲入門講座」の当日の配布資料を、 視覚障害者総合支援センターちば IT担当ブログ の「資料ページ」よりダウンロードできるようになっています。

NVDAで使用できる Windows 用、デジタル作曲ソフトQWSについての資料も掲載しております。

どうぞご活用ください。

資料ページはこちら

NVDAのご紹介と国際カンファレンスNVDAConのお知らせ

今日は、無料で公開されているスクリーンリーダーNVDAと、それに関わる人たちがオンラインで集まる国際的なカンファレンス、NVDAConについてご紹介します。

NVDA(Non Visual Desktop Access)は、NVAccessというオーストラリアのNPO法人により開発され、無料で公開されているスクリーンリーダーです。
目が見える人は、パソコンを買って来たらすぐに使うことが出来るのに、見えない人は、さらに十万円単位のお金を払ってスクリーンリーダーを買わなければならない。それは平等ではないですよね、という、NVAccessの創始者Michael Curranさんの思いにより作られて公開されています。

NVAccess

元々は英語のソフトですが、各国の言語に翻訳されています。現在は、43言語、120ヶ国で広く使用されています。
日本では、NVDA日本語チームが3ヶ月に1回の更新をしています。追加の翻訳をしたり、漢字入力などの固有の機能を開発したりして、独自の NVDA日本語版 を公開しています。また、NVDAヘルプデスクは日本におけるサポート拠点として随時電話やメール対応をしています。最近は NVDAヘルプデスク版 の頒布も行っています。

今回、年に一度開催される NVDACon(英語) というオンラインカンファレンスに、日本より私、野々垣が発表させていただくことになりました。

NVDAConの期間は、日本時間で6月2日から6月3日です。関連の国際コミュニティの中から、8名のスピーカーが発表を行います。枠によってはオープンフォーラムという、参加者も話せる形式の物になっています。私の発表時間は、6月2日の午後8時スタートです。

内容は、NVDAで使いやすい モバイルスキャナ ScanSnap による紙の印刷物のスキャンと、付属OCRソフトABBYY FineReaderでのOCRの紹介です。

発表原稿が作ってありますので、自分の発表が終了次第、英文と日本文の原稿を、 自分のnoteサイト に掲載予定です。

発表内容は NVDAヘルプデスクで書いた記事 やNVDA日本語チームのイベント NVDAワールドで発表した物 と類似です。

他の時間帯には、NVDAの開発元であるNVAccessの方によるキーノート(主要講演)、NVDAアドオン開発者によるアドオンの紹介などが予定されています。音声データ編集ソフト Audacity用のNVDAアドオンについての開発者による講演もあり、個人的に楽しみにしています。

発表言語は英語です。ご興味のある方は、ぜひ、NVDAConにアクセスしてみて下さい。
過去の発表の録音も公開されていますので、お時間の合わない方は、後日録音でお聞きいただけます。

よろしくお願いいたします。

NVDA日本語チーム
NVDAヘルプデスク

 野々垣美名子

NVDA / JAWS で Firefox を使用すると読み上げが遅延する問題、Firefoxがクラッシュする問題

Firefox バージョン 58からマルチプロセスをサポートするモードが搭載されましたが、スクリーンリーダーなど一部のアクセシビリティー製品では悪影響を及ぼしています。(詳細については mozillaによる説明を参照)

私どもNVDAヘルプデスクでは、上述のマルチプロセスサポートのモードが有効になっていると、NVDAやJAWSなどのスクリーンリーダーは、読み上げが遅延する問題やFirefoxがクラッシュする問題を確認しています。

そこで設定エディターで下記の設定値を変更もしくは新規作成し、マルチプロセスサポートのモードを無効にすることで、これらの問題を回避できます。なお、下記設定前の段階で JAWS を使用した場合、読み上げそのものができませんので、NVDAを用いて設定変更を実施してください。 NVDAヘルプデスク版をお薦めしています

なお、マルチプロセスサポートモードが無効になると、Firefoxの最新テクノロジーである高速ブラウジング技術の恩恵を受けられなくなります。

手順

1)Firefoxを起動します。
2) Ctrl + L で「アドレス検索バー」を選択します。
3)「about:config」と入力してエンターキーを押します。
4)「動作保証対象外となります…」画面が開きます。
5)タブキーで「危険性を承知の上で使用する」のボタンを選択してエンターキーを押します。
6)設定エディターの設定値を検索するテキストフィールドが最初に選択されます。
7)「browser.tabs.remote」と入力してエンターキーを押します。
8)タブキーを押して検索結果のリストビューを選択します。
9)下記3つの設定値をすべて false にします。設定を true から false に変更するには対象の設定値を選択してエンターキーを押します。
browser.tabs.remote.autostart を false
browser.tabs.remote.autostart.2 を fal se
browser.tabs.remote.force-enable を false
10)環境によっては、上記3つの設定値のいずれかが不足している場合があります。この場合は新規作成します。新規作成は以下の通りです。
11)手順6の検索結果リストビューでアプリケーションキーを押します。
12)上矢印キーを2回押します。
13)「新規作成」を選択してエンターキーを押します。
14)下矢印キーを2回押して「真偽値」を選択してエンターキーを押します。
15)不足している設定値、例えば、 browser.tabs.remote.force-enable を入力してエンターキーを押します。
16)上または下矢印キーで false を選択してエンターキーを押します。予め false が選択されています。
17) Alt + F4 で Firefox を終了します。
18) Firefox を再度開きます。
17)以上で設定完了です。

お手元のスクリーンリーダーで動作を確認してください。

なお、NVDAヘルプデスクでは本件に関するサポートは問い合わせのあった会員登録された方に行います。

毎日新聞サイトにNVDAヘルプデスク版を紹介した記事が掲載

3月より提供を始めた「NVDAヘルプデスク版」の紹介記事が毎日新聞サイトに掲載されています。

点字毎日:ニューメディア情報 NVDAヘルプデスク版「アドオン」とセット頒布 総合支援センターちば – 毎日新聞
mainichi.jp/articles/20180426/ddw/090/020/020000c

NVDAヘルプデスク版については下記アドレスよりどうぞ
nvda.help/nvdahdinformation

ウェブ上のPDFを直接開いて読み上げる場合のTIPS

ウェブからダウンロードしたPDFを Adobe Acrobat Reader DC で開くと、ある程度整った形で文章を順番に読み上げます。しかし、ウェブブラウザで直接開いて、ブラウザの内蔵ビューアで開くと読み上げる順番がおかしくなり意味がわからない場合があります。

これはタグ付きPDFの設定状況で変化します。参考→ タグ付きPDFとはどんなもの | アンテナハウス PDF資料室

タグ付きPDFであればスクリーンリーダーなどの支援技術ソフトウェアは、内容の順番を解釈し自動的に読み上げ出来ます。しかし、タグ付きではない場合は、PDFを開くためのビューア側で内容の順番を予測して順番を整えます。参考 → Adobe Acrobat Pro * PDF にタグ付けする

NVDAヘルプデスクでは、この現象を確認しました。

タグ付けされていないPDFは、Acrobat Reader DCを使うと読み上げ順序の予測を行っています。従って、ある程度整えられて読み上げ可能です。しかし、ウェブブラウザ内蔵のビューアは整えないで読み上げてしまいます。

そこで、毎回わざわざブラウザで開いた後で更にメニューからダウンロードして、保存したファイルを開いて読むのは手間が掛かりますので、今回はブラウザの設定で直接Acrobat Reader DCを開いて読めるようにする方法についてご案内いたします。

Firefoxの場合

Firefox上で次の操作を行います。

1 Altキーを押し、ツールからオプションを選びます。
2 Tabキーでプログラムグループのリストを選びます。
3 下矢印でPDF文書と読み上げる場所を見つけたら、Tabキーを1回押し、Firefoxでプレビュー表示の部分で下矢印を押し、Adobe Acrobat Reader DCを使用を選択します。

これで、インターネット上のPDFファイルをFirefoxで開けるようになります。

詳細はこちらの公式サポートでご確認いただけます。

Firefox内蔵の PDF ビューアを無効化して他のビューアを使用するには

support.mozilla.org/ja/kb/disable-built-pdf-viewer-and-use-another-viewer#firefox:win10:fx60

Chromeの場合

Google Chrome で次の操作を行います。

拡張機能でAdobe Acrobat Readerを追加することもできますが、一部のメニューを読み上げ出来ないケースがあるため、この後記載する常時ダウンロードする設定をお勧めします。

尚、拡張機能については、こちらの公式情報をご確認ください。

Chromeから Acrobat Reader で PDF を開く
helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/open-in-acrobat-reader-from-chrome.html

常時ダウンロードする方法

1 Alt+Fでメニューを開き、上矢印で「設定」を選びます。
2 Shift+Tabで「詳細設定」を選びEnterを押します。
3 Tabキーで「コンテンツの設定」まで進みEnterを押します。
4 Shift+Tabで「PDFドキュメントボタン」を選びEnterを押します。
5 「PDF ファイルを Chrome で自動的に開く代わりにダウンロードする」トグルボタンをスペースまたはEnterで「押されています」と読む状態にします。

以上で設定は完了です。

開き方

1 読みたいPDFのあるページにアクセスします。
2 PDFへのリンクでEnterを押すとダウンロードが始まりますので、F6でダウンロードされたPDFのファイル名が読まれるところを探します。Enterで開けます。
また、一度閉じてしまった場合はCtrl+Jでダウンロードリストを開き、TabキーでダウンロードされたPDFファイルを選びEnterを押すことで、Adobe Acrobat Readerで開けます。

※Windows10パソコンをご購入された方々へのご注意と予備手順

Windows10では初期設定でPDFファイルをEdgeで開くようになっていますので、Adobe Acrobat Reader DCで開けるようにする必要があります。

以下、手順です。

1 初めにAdobe Acrobat Reader DCがお使いのパソコンにセットアップされていることを確認します。
セットアップされていない場合は、Adobeの公式サイトからダウンロードし、インストールします。
2 Windows+Iで設定を開き、そのまま「きてい」と入力し、下矢印を押すと、検索候補に「既定のアプリ」が出るので、Enterを押します。
3 Tabキーで「アプリによって規定値を設定する」を選びEnterを押します。
4 Adobe Acrobat Reader DCを選びEnterを押します。
5 Tabを1回押し管理でEnterを押します。
6 TabキーでPDFを探しEnterを押します。
7 「アプリを選ぶ」と読まれますので、Tabキーで「Acrobat Reader DC」に切り替えます。
8 Alt+F4で設定を閉じ、エクスプローラーでパソコン内のPDFファイルを開こうとして、Acrobat Readerが起動すれば設定完了です。

Skypeストアアプリ版で通話に応答する、NVDAとキーボード使用

Skype(スカイプ)ストアアプリ版を使用したときの応答方法について説明します。

応答とは、空いてから着信があったときに通話を開始する捜査です。
スカイプストアアプリ版では、先に起動していなくとも、応答操作ができます。

まず、空いてから着信があると、着信音と共に、次のようなメッセージが表示されます。NVDAでも読み上げます。

「着信呼び出し、Skype、政光 御園 からの新しい通知。着信呼び出し。。画像。操作。操作 ウインドウ」
※Masamitsu Misono は相手の名前に置き換えてください。

上記の音とメッセージが表示されたら、キーボードより、 Windows + V です。

Windowsキー + V を押すと、タブキーで以下の項目が選択できるようになります。

・この通知をアクション センターに移動する ボタン
・オーディオ ボタン
・無視 ボタン
・ビデオ ボタン

「オーディオ」ボタンでエンターキーを押すと通話できるようになります。このとき NVDA では「現在、通話コントロールが表示されています」と読み上げするかもしれません。

「もしもし」と話しかけてみましょう。

ちなみに「ビデオ」でエンターキーを押すとテレビ電話のように相手とこちら側の両方の表情を見ながら会話もできます。無料です。

通話を終了するには Ctrlキー + E です。

なお、こちらで検証した範囲では、2018年4月11日時点で、通話中にスカイプ画面を Alt+F4 で閉じると、通話は継続されますが、上記キーボードショートカットが効かなくなります。不具合と思われます。

音楽制作入門イベント動画のご案内

2017年12月9日に、東京都八王子市の西八王子ARTinnで、「視覚障害者のための電子音楽制作入門 ヤマハシンセサイザー MOXF8編」を開催しました。その動画を、YouTubeにて公開しています。主催は、NVDAヘルプデスクメンバーの野々垣美名子です。講師は、同じくNVDAヘルプデスクメンバーの岡根鉄郎さんです。岡根さんは、音羽ざくろ名義で音楽活動もされています。ヤマハシンセサイザー MOXF8についてご紹介いただいた後、MIDIシーケンサー Quick Windows Sequencer (QWS) を、NVDAで使って録音して行く様子を紹介していただきました。その後、生演奏もしていただきました。ご興味のある方、ぜひご覧下さい。

以下、YouTubeのサイトに移動します。

(1) 解説編
www.youtube.com/watch?v=QsqeJ-Afu28&t=439s

(2) 実演編
www.youtube.com/watch?v=mUvGHSKwHX0&t=14s

(3) コンサート編
www.youtube.com/watch?v=mJXU0F5XL2g&t=236s