NVDAの点字対応状況(「レビュー追従」と「フォーカス追従」の使い分け)

NVDAを点字ディスプレイで使用する場合「レビュー」と「フォーカス」の各モードを切り替えながら適宜操作する場面があります。

たとえば、Wordで文章を編集する際、レビューモードだと点字ディスプレイのタッチカーソルによる移動が効きません。一方、フォーカスモードならタッチカーソルによる移動が可能です。ただし、メモ帳では、レビューモードの状態でもタッチカーソルを2回押すことで移動が可能です。メモ帳と同じ動作をするアプリは少なく、通常、レビューモードではタッチカーソルによる移動は出来ません。ここは、NVDAを使い始めた方が、よく間違うところなので、注意が必要です。将来的に、仕様変更が行われる可能性はありますが、現バージョン(2016.1)では使用する場面やナビゲーションコマンドの使い分け等により、これらのモードを切り替える必要があります。タッチカーソルについてはここの説明がわかりやすいです。

これら「フォーカス」と「レビュー」の点字追従モードを切り替えるにはNVDAのキー操作である NVDA + Ctrl + T が便利です。点字表示のフォーカス追従とレビューカーソル追従を切り替えます。キー操作で切り替えるごとに「点字はレビューを表示」と「点字はフォーカスを表示」と、それぞれ読み上げと点字出力があります。NVDAの設定メニューから点字設定を出して変える方法もありますが、いったん点字設定が切れて再接続になるので、時間が少しかかります。