NVDAの点字対応状況(点字表示の情報量を調整するTIPS)

NVDA設定に「オブジェクトの表示」の項目があります。

この中の「ツールチップ情報の報告」にチェックが入っていると、点字利用者は、肝心の項目表示がすぐに消えてこの点字表示が残ってしまいます。そのため、使いにくいです。初心者については、このチェックは外しておくことをおすすめします。

次の「バルーン情報」も同じです。最初は外しておきます。

その他、NVDAには「書式情報」に関する設定もあります。これらの設定項目については、初期状態ではすべてにチェックが入っていますが、チェックが入っているということはその情報を通知したり報告するようになるわけであり、情報量が多くなります。そのため、チェック項目が増えていくと、それだけ点字による情報も大量になります。このあたりは、点字初心者、またはパソコン初心者はまずはシンプルな表示にしておいて、順次慣れてきたら、チェックを自分で入れてみて、表示を確かめていくのが良いかもしれません。

ただ、必要のため、またはテストのためにチェックを入れて、そのまま忘れてしまい、「表示がおかしくなった!」と慌てる場合もあります。この場合、標準で良いと思われる設定になっているときに、いったんその設定情報を保存しておくとよいです。

方法は、 NVDAメニューから上下矢印キーで「設定情報の保存」を見つけてエンターキーを押しておきます。

そして、何か設定状況がわからなくなったときに、NVDA+Ctrl+R」を押すと、上記で保存した状態に戻すことができます。覚えておくと便利ですよ。

ただ、こちらでもよく経験するのですが、音声は出ていても、点字が動かなくなり、上記のショートカットも効かないことがあります。その場合は、NVDAを再起動するショートカット Ctrl + Alt + N で終了・再起動をかけて戻ることが多いです。このあたり、点字ピンディスプレイを利用しているとしばしば遭遇します。