NVDAの点字対応状況(各レビューモードにおける点字表示の挙動)

下記の内容は、NVDA 2016.2の環境で確認しています。

NVDA + ページアップ または NVDA + ページダウンキーで「オブジェクトレビュー」「ドキュメントレビュー」「画面レビュー」のモードを切り替えることができますが、これらレビューモードにおける点字表示の挙動について説明します。レビューモードそのものの理解については、NVDAユーザーガイドの「5.6. レビューモード」です。

下記の操作のうち、点字表示の追従モードの切り替えは、 NVDA + CTRL + T です。検証は、メモ帳で確認しました。ウェブブラウザだと若干動作が異なる場合があります。

内容を読み解くには、レビューカーソルの理解が必用なのですが、若干NVDA固有の仕様もあるように思われます。音声では読み上げるのに点字だと表示が変わらない場合の参考にしてください。

点字表示が変わらない場合には、レビューカーソルを使います。テンキーの7や9でレビューカーソルを動かすと、それにともなって点字表示も動的に変化します。

●オブジェクトレビューモード時の挙動について

  • 「点字はレビューを表示」は、上下矢印キーでの追従も、レビューカーソルの追従もできます。
  • 「点字はフォーカスを表示」は、上下矢印キーでの追従も、レビューカーソルの追従もできます。

●画面レビューモード時の挙動について

  • 「点字はレビューを表示」は、上下矢印キーの追従はしません。つまり、点字表示は変わりません。レビューカーソルは追従します。
  • 「点字はフォーカスを表示」は、上下矢印キーを追従します。レビューカーソルは追従しません。

●ドキュメントレビューモード時の挙動について

  • 「点字はレビューを表示」では上下矢印キーでの追従も、レビューカーソルの追従もできます。
  • 「点字はフォーカスを表示」では上下矢印キーでは追従しますが、レビューカーソルは追従しません。

また、点字ピンディスプレイ使用時、アプリによっては、ときどき点字表示が変わらなくなるときがあります。そうしたときに、オルトキーを2回押すと点字表示が更新されるがよくあります。テクニックとして覚えておくと良いかと思います。