QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第18回 打楽器のトラックを作成する

今回は、打楽器のトラックを作ります。
この作り方には、2種類あります。

一つは、各鍵盤を弾くといろいろな打楽器の音が鳴るように元々設定されている、チャンネル10を使う方法です。前回チャンネルを10に設定したら、打楽器の音になりました。MIDIでは、チャンネル10は、打楽器トラックを使用するのに便利なように設定されています。チャンネルを10にし、例えば、36番目の音(C2)を弾くとバスドラム1、38番目の音(D2)を弾くとスネアドラム1、42番目の音(F#2)を弾くとクローズハイハット、54番目の音(F#3)を弾くとタンバリンの音が出ます。

もう一つは、プログラムの番号に、一種類の打楽器の音が設定されている番号を使うことです。例えば、115にスチールドラム、117に太鼓、119にシンセドラムなどがあります。鍵盤を弾いてみると、例えばスチールドラムであれば、張り具合で音の高さが異なるように、高さの異なる音が出ます。

後者の方法は前回の音色の設定と同じですので、今回は前者の方法を説明します。

手順

1 QWSを起動する
2 トラックを挿入する(Ctrl+Ins+Ins)
3 Altメニューのトラック、プロパティ変更でエンターする
4 Tabキーで移動して、チャンネルのところで数字10を入力してエンターする
5 ファイルを保存する
6 保存したファイルを開く
7 ノートエディタを開く(Altメニュー、編集、ノート。または、Ctrl+k)
8 音の長さのウィンドウをCtrl+l、Ctrl+eで開き、数字1を入れてエンターする。ポジション0、音の高さD2の位置に移動する。Ins+Insで音を挿入する。
9 音の高さのE2位置に移動する。ポジションのウィンドウをCtrl+p、Ctrl+eで開き、数字1を入れてエンターする。Ins+Insで音を挿入する。
10 ポジションのウィンドウをCtrl+p、Ctrl+eで開き、数字2を入れてエンターする。Ins+Insで音を挿入する。
11 ポジションのウィンドウをCtrl+p、Ctrl+eで開き、数字3を入れてエンターする。Ins+Insで音を挿入する。

左矢印を長めに押してポジション0に移動し、再生してみましょう。(スペースキー、または、Altメニュー、再生、再生/停止)
1拍目はスネアドラム1、2,3,4拍目はスネアドラム2の音がします(少しだけ違う音がします)。

なお、右矢印キーを4回押しても、ポジションが1増えますので、ポジションのウィンドウを開いて1大きい数字を入れる操作の代わりに行うことができます。

また、ノートエディタの代わりに、オンスクリーンキーボードを使って入力しても構いません。音の高さをオクターブで変更して、対応する音の鍵盤を探して下さい。表を見るのは後にして、弾いて鳴った音を録音してみても良いかもしれません。

今回の操作を完了して出来上がったデータはこちらです。
dagakki.mid
http://nvda.help/wp-content/uploads/2017/01/dagakki.mid

また、音の高さごとの打楽器の音色は、前回と同じWikipediaのページの、二番目の表で調べることが出来ます。

Wikipedia General MIDIの項
https://ja.wikipedia.org/wiki/General_MIDI