テレワークやオンライン講習に役立つアプリ「Zoom」のご紹介

新型コロナウィルスの影響で、外出せずにインターネットを使用して仕事や勉強をする方法が浸透してきています。

今回は主に企業でのオンラインミーティングや学校でのオンライン授業で導入の進んでいる、Zoomと言うアプリを紹介いたします。

Zoomは、NVDAだけでなく、JAWS、VoiceOver、TalkBackも公式対応しています。

Zoomのアクセシビリティーについて詳細 → アクセシビリティ – Zoom

以下に、Windows PC による簡易操作方法と、ホストと参加者側の対応の仕方を記載します。

■ホスト、参加者共通

Zoomクライアントをダウンロードします。ダウンロード url → zoom.us/download#client_4meeting

インストール方法

1.上記URLにアクセスし「ダウンロード Zoomミーティングクライアント」と読む部分でエンターを押し、指示に従いダウンロードします。
2.ダウンロードしたプログラムを実行すると、インストーラーが起動するので、指示に従いインストールしてください。
3.スタートメニューのZグループにZoomフォルダーとStartZoomが作られるので、起動を確認してください。
4.正常に起動すると「ミーティングに参加」「サインイン」が選べます。
5.Alt+F4で終了できます。

■ホスト側(ホストは会議の主催者やオンライン講習の講師を示します)

●開始の仕方

1.Zoomを起動し、サインインし、ミーティング開始までに参加者へ参加用 URL をメールで伝えます。※初めて使う場合、サインアップを選び、指示に従ってアカウントを作成する操作が必要です。
2.ミーティング開始時間までに、ズームミーティングをオンラインにします。
3.参加者が参加するまで待ち受けます。
※ミーティングを開始してしばらく待っても参加者が参加できない場合は電話等で連絡し、適宜通話でのサポートを行います。

●終了の仕方

1.「ミーティングを退出」でエンターを押します。
2.「全参加者のミーティングを退室」を実行します。
3.「Zoom」アプリを完全に終了するには、Alt+F4で閉じます。

■参加者側(参加者は会議に参加するメンバーやオンライン講習の受講者を示します)

●開始の仕方

1.ミーティング開始までに予めズームをインストールしておきます。※初回のみ(インストール方法は「■ホスト、参加者共通」の部分から確認してください。)
2.ミーティング開始までにホストからのミーティング URL・ミーティング IDをメールで発行してもらいます。
3.ミーティング開始時間になったら普段使用のメールソフトを開き、メール本文内に書かれたURLを開きます。
4.Zoomを開く確認ダイアログが表示されるので、エンターキーを押します。
5.「コンピューターでオーディオに参加」でエンターを押します。

●終了の仕方

1.ホストがミーティングを終了した場合、自動的に終了します。自分だけ退出したい時は「ミーティングを退出」でエンターを押します。
2.「Zoom」アプリを完全に終了するには、Alt+F4で閉じます。

NVDAの読み上げ順序でホームページの作りがわかる!?

NVDAは視覚障害当事者がパソコンの画面を読ませる目的で使用するのはもちろん、プログラマーやWebエンジニアの方々の間でアクセシビリティチェックツールとしても普及が進んでいます。
NVDAヘルプデスクでも、アクセシビリティの検証を行う事があり、気付いた事があります。
例えば「リンク 見出し レベル3 何々」のような読まれ方と、「見出し レベル3 リンク 何々」のような読まれ方の違いがあるのです。
<a href=”https://nvda.help”><h3>NVDAヘルプデスク</h3></a>では、「リンク 見出し レベル3 NVDAヘルプデスク」と読まれ、
<h3><a href=”https://nvda.help”>NVDAヘルプデスク</a></h3>では、「見出し レベル3 リンク NVDAヘルプデスク」と読まれます。
実際にHTMLで記述した結果は下記のリンクのようになります。

NVDAヘルプデスク

NVDAヘルプデスク

画面的には全く同じになっているはずですが、NVDAで読ませると読み方が変わります。
これは、htmlタグで、リンクタグの中に見出しタグを入れているのか、見出しタグの中にリンクタグを入れているのかで変わっています。
他のスクリーンリーダーでは、変化がない様子なので、NVDAならではの特徴と言えます。

参考情報

NVDAには、開発者向けの物が公開されており、ウェブアクセシビリティー基盤委員会のホームページの「W3C エディターズドラフト Understanding WCAG 2.1 解説書」や総務省の「みんなの公共サイト運用ガイドライン」の中に、アクセシビリティを確保する為に必要な基準が詳しく載っていますので、ホームページ作り等に携わられている方々でこの記事をご覧になられた際はご活用ください。
開発者の為のNVDA(NVDA日本語チームのページに遷移します※現在はWindows8.1以降が対象環境です)
WCAG 2.1 解説書(ウェブアクセシビリティ基盤委員会のページに遷移します)
みんなの公共サイト運用ガイドライン(総務省の公開しているPDFファイルです)

Chrome及び、FirefoxでYouTubeを視聴する

YouTubeがインターネットエクスプローラーのサポートの終了を発表しました。
インターネットエクスプローラーからYouTubeにアクセスすると「このブラウザのサポートはまもなく終了します。快適な視聴をお楽しみいただくためには、ブラウザをアップデートしてください」と表示されたり、ヘルプページでは「YouTube は Internet Explorer のサポートを終了しました。引き続き YouTube をご利用になるには、ブラウザを Chrome にアップデートしてください。」と言うメッセージが表示されます。

Google社の詳細ページはこちら
快適に視聴するためにブラウザをアップデートする – YouTube ヘルプ

上記のご案内を受けまして、今回はGoogle Chrome及び、Mozilla FirefoxでYouTubeを視聴する方法とNVDAヘルプデスクで提供している便利ツールをご紹介いたします。
尚、Microsoft Edgeにつきましては、4月以降に日本でもChromium版に正式移行する予定が発表されており、移行後はGoogleChromeとほぼ同等の操作で扱える為、移行後はGoogleChromeの部分を参照し、Edgeに読み替えて操作してください。現行のEdgeでは日本語入力を上手く読まない為、説明を省略させていただきます。

Google ChromeでYouTubeを視聴する

1.Google Chromeを起動します。
2.www.youtube.com/ にアクセスします。
3.検索欄に移動し、Insertまたは無変換キーを押しながらスペースを押し、フォーカスモードに切り替えます。(カシャっと鳴った状態がフォーカスモードです。キー操作は以下「NVDA+スペース」のように記載します。)
4.視聴したい動画のキーワードを入力し、エンターを押します。
5.検索結果が表示されたら、NVDA+スペースでブラウズモード(ポンと鳴った状態)に切り替え、Hを押して行くと、検索結果のタイトル部分を辿れますので、目的の動画を選びます。
6.エンターを押すと動画の読み込みが開始されます(環境により自動的に再生がスタートします。)
7.フォーカスモードに切り替え、fを押すとフルスクリーンモードに切り替わり、jで巻き戻し、kで再生/一時停止、lで早送りの操作が出来るようになります。
※動画の先頭とNVDAの読み上げが重なってしまう時は、Ctrlキーで読み上げを止めてから、jで巻き戻すと先頭からスムーズに聞き取れます。
8.再生終了後や途中で一時停止してからエスケープキーを押すと全画面表示を終了します。
9.検索結果一覧に戻るにはAlt+左矢印を押してください。
10.完全に終了するには、Alt+F4を押し、Chromeを終了させます。

Mozilla FirefoxでYouTubeを視聴する

1.Mozilla Firefoxを起動します。
2.https://www.youtube.com/ にアクセスします。
3.検索欄に移動し、Insertまたは無変換キーを押しながらスペースを押し、フォーカスモードに切り替えます。(カシャっと鳴った状態がフォーカスモードです。キー操作は以下「NVDA+スペース」のように記載します。)
4.視聴したい動画のキーワードを入力し、エンターを押します。
5.検索結果が表示されたら、NVDA+スペースでブラウズモードに切り替え、Hを押して行くと、検索結果のタイトル部分を辿れますので、目的の動画を選びます。
6.エンターを押すと動画の読み込みが開始されます。(環境により自動的に再生がスタートします。)
7.フォーカスモードに切り替え、fを押すとフルスクリーンモードに切り替わり、jで巻き戻し、kで再生/一時停止、lで早送りの操作が出来るようになります。
※動画の先頭とNVDAの読み上げが重なってしまう時は、Ctrlキーで読み上げを止めてから、jで巻き戻すと先頭からスムーズに聞き取れます。
8.再生終了後や途中で一時停止してからエスケープキーを押すと全画面表示を終了します。
9.検索結果一覧に戻るにはAlt+左矢印を押してください。
10.完全に終了するには、Alt+F4を押し、Firefoxを終了させます。

便利ツールのご紹介

NVDAヘルプデスクでは、YouTubeを簡単に使えるように「YouTube簡易検索」を提供しております。
ブックマークしておくと便利です。

YouTube簡易検索

YouTube簡易検索の使い方

1.Chrome及びFirefoxを起動し、上記YouTube簡易検索リンクにアクセスします。
2.フォーカスモードに切り替えキーワードを入力し、エンターを押します。
3.検索結果が表示されますので、Tabキーで目的の動画を探します。
4.エンターを押すと動画の読み込みが開始されます。(環境により自動的に再生がスタートします。)
5.フォーカスモードに切り替え、fを押すとフルスクリーンモードに切り替わり、jで巻き戻し、kで再生/一時停止、lで早送りの操作が出来るようになります。
※動画の先頭とNVDAの読み上げが重なってしまう時は、Ctrlキーで読み上げを止めてから、jで巻き戻すと先頭からスムーズに聞き取れます。
6.再生終了後や途中で一時停止してからエスケープキーを押すと全画面表示を終了します。
7.検索結果一覧に戻るにはAlt+左矢印を押してください。
8.完全に終了するには、Alt+F4を押し、Chrome及び、Firefoxを終了させます。

NVDA日本語チームより NVDA 2019.3.1jpリリースのお知らせ

NVDA日本語版の翻訳・開発を手がけるNVDA日本語チームより NVDA 2019.3.1jp のリリース案内がありましたのでご紹介します。
今回のハイライトは、Python 2からPython 3への移行や、NVDAの音声エンジン制御の大幅な改良など、など、多くの内部的な変更が行われました。また、フォーカスハイライトやスクリーンカーテンの標準搭載も行われています。

なお、私たち NVDA ヘルプデスクは、本バージョンも含めたサポートを行います。
サポートについての詳細は こちらのサポート案内よりご覧ください。
NVDA 2019.3.1jpの詳細はNVDA日本語チームのページをご覧ください。
NVDA 2019.3.1jp をリリース – NVDA日本語チーム

アドオンについてのご注意

NVDA バージョン 2019.3.1jpでは、旧式のNVDAアドオンとは互換性がなくなりました。

NV AccessのNVDA コミュニティで配布されているアドオンのアップデートを確認する

NVDA コミュニティ NV Accessからインストールした旧式のNVDAアドオンをご利用中で、アドオンに互換性がない事を警告するダイアログが表示された状態からアップデートを行ったことにより、必要なアドオンが動作しなくなった場合、NVDAコミュニティにて配布されているアドオンにつきましては、下記リンクより最新のアップデートがあるか確認してください。
NVDA コミュニティによるアドオン紹介 – NV Access
複数のアドオンをインストールしており、個別に確認する事が大変な場合は「Add-on Updater」で確認すると一括して確認出来て便利です。
Add-on Updater
※Add-on Updaterで自動的に確認できるものはNV AccessのNVDAコミュニティアドオンに限られます。個別に購入した有料アドオン等は発売元からのご案内に従ってください。

2019.2.1jpに戻したい場合

NVDAコミュニティで公開されているアドオンやその他のアドオンも含めアップデートが公開されるまでに時間を要するものやアップデートについての情報が無いアドオンもあり、それらを使用したい場合は、NVDA バージョン 2019.2.1jpに戻すことで使用可能になります。
NVDA日本語版 ダウンロードと説明より「バージョン 2019.2.1jp お使いのアドオンが最新の NVDA に対応していない場合に 2019.2.1jp が役立つかも知れません。 」と記載されている部分の「2019.2.1jp」リンクより再ダウンロードが可能です。

有料アドオンについて追記

Vocalizer for NVDA

追記 2020-02-17

Vocalizer for NVDA は現時点で NVDA 2019.3.1jp と互換性のあるバージョンが正式にリリースされていません。NVDA 2019.2.1jp のままお使いいただくことをおすすめします。

KCトーカー

追記 2020-02-18

NVDA2019.3.1jp 対応バージョンについては販売元や代理店にご確認ください。
KCトーカー販売ページ

NVDAヘルプデスク版

追記 2020-02-18

現時点で NVDAヘルプデスク版アドオンはNVDA2019.3.1jpでは動作しません、2019.2.1jpにてご使用ください。 詳しくはこちらよりお問い合わせください。
NVDAヘルプデスク版

パソコン本体の音量調整について

ノートパソコンを中心にパソコンのキーボード上に音量調整用のボタンやFnキーとの組み合わせで使用出来るコマンドが用意されている機種がありますが、メーカーや機種により操作方法が異なり、誤って音量を0にしたり、ミュートしてしまい音が出なくなった時の復旧が大変になることがあります。
また、外付けのキーボードやデスクトップパソコンでは音量調整のキーを持たないキーボードもあります。
小さくても音声が出ていれば、Windows+Bでタスクトレイに移動してスピーカーアイコンを探して音量を上げられますが、完全に無音になった時には、Windowsキーを押したあと、「sndvol」とコマンドを入力しエンターを押し、上矢印キーで音量を上げる必要があります。
上記のような操作が必要になると、咄嗟にコマンドを思い出せない可能性もある為、無音になっても復旧出来なくなる事態を防ぐために、予めデスクトップに音量調整ダイアログを表示するアイコンを作っておく事をお勧めいたします。

音量ショートカットの作成方法

1.Windows+Dを押し、デスクトップ画面にしてください。
2.「何々選択無し」と読まれたらそのまま手順3に進みます。何かが選択状態になっていたら、Ctrl+スペースで選択無しにしてください。
3.アプリケーションキーまたはShift+F10を押し、コンテキストメニューを表示してください。
4.「新規作成」を選び、エンターキーを押してください。
5.「ショートカット」を選び、エンターキーを押してください。
6.「sndvol.exe -f」と入力し、エンターキーを押してください。
※補足 -fは各アプリ毎のフェーダーを非表示にするオプションです。
7.名前の入力になるので、すべてアルファベットで「Volume」や「SoundVolume」と入力して、エンターキーを押してください。
※デスクトップにSkypeのショートカットアイコンがある場合、Sで選ばれるのがSkypeが優先される事がある為「Volume」と入力する事をお勧めいたします。
以上でデスクトップに音量調整ダイアログを表示するアイコンが作られます。

作成したショートカットアイコンから音量調整ダイアログを表示する

1.Windows+Dを押しデスクトップ画面にしてください。
2.「Volume」とした場合「v」を押すと「Volume」と読まれますので、エンターキーを押すと開きます。「SoundVolume」とした場合「s」を押すと「SoundVolume」と読まれますので、エンターキーを押すと開きます。
3.上下矢印キーで音量の調整が出来ます。
4.聞きやすい音量に調整が終わったら、エンターキーを押してください。
5.デスクトップ画面に戻りますので、今まで開いていたアプリに戻すにはAlt+Tabを押してください。
※手順2で反応が無い時は、日本語変換になっている可能性があるので、全角半角キーを押してから試してみてください。(音声が出ている時は「変換停止」になった事の確認が可能です。)
※「SoundVolume」にしていて、「s」を押した時にSkypeが優先された場合「Volume」に名前を変更するか、後述のショートカットキーを割り当てる事をお勧めいたします。

作成したショートカットアイコンにショートカットキーを割り当てる

作成した「Volume」または「SoundVolume」にショートカットキーを割り当ててあると、上記の操作より簡単に呼び出せるようになり、誤ってミュートしてしまっても、ショートカットキーで音量調整ダイアログを表示し、上矢印を押して行くことで自力での復旧が可能になります。

作成した「Volume」または「SoundVolume」に「Ctrl+Alt+Shift+V」または「Ctrl+Alt+Shift+S」を割り当てる

1.Windows+Dを押し、デスクトップに移動します。
2.作成した「Volume」または「SoundVolume」を選択し、Alt+エンターキーを押してください。
3.Alt+Kを押して「ショートカットキー」と読むのを確認してください。
4.実際に割り当てたいショートカットキーをキーボードで押し、最後にエンターキーを押してください。
5.デスクトップ画面に戻るので、設定したショートカットキーを押し、実際に音量調整ダイアログが表示され、上下矢印で調整できることを確認してください。
※【重要】上記ショートカットキーは一例です。デスクトップのショートカットキーは優先的に動作しますので、万一他のアプリで使用しているショートカットキーと重なってしまった時は、手順1からやり直し、手順4で別のショートカットキーを割り当て直してください。

3月2日更新:NVDA日本語チームより、2020年3月19日 「いまこそ NVDA で始める Windows」オンライン開催に変更と「アメディアフェア」中止のご案内

NVDA日本語チームよりご案内です。

「いまこそ NVDA で始める Windows」

コロナウィルスについて3月1日更新

3月19日の「いまこそ NVDA で始める Windows」についてはオンラインでの開催に変更となりました。

概要

  • イベント名: いまこそ NVDA で始める Windows
  • 主催: NVDA日本語チーム
  • 日時: 2020年3月19日(木曜) 19:00~21:00
  • 定員: 30名
  • 参加費: 無料

詳細やお申込み方法は下記NVDA日本語チームのページをご覧ください。
2020年3月19日 「いまこそ NVDA で始める Windows」のご案内 – NVDA日本語チーム

アメディアフェア ワークショップ「フリーのスクリーンリーダー NVDAでショッピングと音楽を楽しもう」

コロナウィルスについて2月28日更新

株式会社アメディアより、アメディアフェア開催中止の発表がありました。

以下、アメディアフェア公式サイトより引用です。

「2020年3月20日のアメディアフェアは中止します。

次回、第30回アメディアフェアは、2021年2月23日(火・祝)に同じ会場で行います。

ご友人、お知り合いに上記をお伝え頂ければ幸いです。

株式会社アメディア 代表取締役 望月優」

アメディアフェア

NVDAヘルプデスクスタッフ野々垣よりNVDAエキスパート合格のご報告

この度、NVDAヘルプデスクの野々垣美名子がオーストラリアのNVDA開発元であるNPO法人「NV Access」が実施している認定試験「NVDA Expert 2019」に合格しましたので報告いたします。

挨拶文

NVDAエキスパートに合格しました。
野々垣美名子です。

2015年から、NVDAヘルプデスクでサポーターをしています。
いろいろな方からご質問を受け、自分で試したり調べたりしてお答えする形で、NVDAについて覚えて行きました。
ヘルプデスクでの活動と、仲間たちに感謝しています。

NVAccessがNVDAエキスパート試験を行なっているのは、NVDAについて誰に聞いたら良いかわからないという問いに対し、有資格者を公開して、この人に聞いて下さいと言うためなので、私に聞いて下さいと胸を張って言えるように、これからも必要な知識を勉強して行きたいです。

NV AccessのNVDAエキスパートのページ(英語)

NV Access Certification System
certification.nvaccess.org/

来年より、NVDAヘルプデスクはNV Access認定のNVDAエキスパート3人体制でのサポートとなります。
今年はWebAIMの調査でNVDAの世界シェアがトップになりました。より多くの方々に安心してNVDAをご利用頂けるよう、更なるサポート強化に取り組んで参ります。

本年も多くの皆様にNVDAヘルプデスクをご利用頂きまして、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
来年も1月8日よりサポートを実施して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

関連情報

企業及び官公庁でのNVDAの使用について、NVDA日本語チームで実施しましたアンケート結果はこちらからご覧いただけます。

NVDA 相談会 in サイトワールド2019 開催報告 – NVDA日本語チーム


NVDAの世界シェアについての記事はこちらからご覧いただけます。

NVDAがJAWSを超えて首位に – NVDA ヘルプデスク

Windows10予備知識5 エクスプローラーのカスタマイズ

Windows10のエクスプローラーは初期状態ではドキュメントでは「詳細」表示になっており、上下矢印キーで各項目の選択、左右キーは更新日時やファイルの種類の確認に使用するようになっています。
これに対し、クイックアクセスやPC、ピクチャ、ビデオなどでは「並べて表示」や「中アイコン」表示になっており、キーボード操作では上下の他に左右キーも使用して各フォルダーを選択する状態になっています。
フォルダーによって操作方法が異なるのはスクリーンリーダーでの操作では使用しづらいことがありますので、表示方法のカスタマイズ方法をご案内いたします。
音声のみでご利用の方には上下矢印のみで操作が可能な「詳細」表示をお勧めいたします。
拡大して画面でも見ながら操作したい方には「大アイコン」または「特大アイコン」をお勧めいたします。
尚、お勧め設定やアイコンサイズは一例として記載していますので、実際にお使いになる皆様の視力や視野の状態に合わせて使いやすいものを選択してください。

例①「詳細」表示にする

1.エクスプローラーを開き、クイックアクセスやPCを表示します。
Windows+Eで開いた時はクイックアクセスが表示されます、スタートからドキュメントを開いた時とPCを表示したい時はShift+Tabでツリービューに移動し、クイックアクセスまたはPCを選び、エンターキーを押してからTabキーで項目ビューに移動してください。
2.Altキーを押し、右矢印で「表示」を選びエンターキーを押してください。
3.Tabキーで「レイアウトツールバー」を選び、エンターキーを押してください。
4.上下左右キーで「詳細」を選択し、エンターキーを押してください。
左右キーを押したときに「並べて表示」と「コンテンツ」を交互に読まれる時は上矢印を1回押してから、左右キーで「詳細」を選択出来ます。
左右キーを押したときに「特大アイコン」「大アイコン」「中アイコン」が読まれる場合は、下矢印を1回押してから、左右キーで「詳細」を選択し、エンターキーを押してください。
5.上下矢印キーで実際に縦方向のみの移動ですべてのファイルやフォルダを選べる事を確認してください。
左右キーを押したときは、更新日時やファイルの種類が読まれていれば正常に設定完了です。

ご注意

「ピクチャ」や「ビデオ」フォルダーも初期状態ではアイコン表示が標準状態です。
NVDAの音声のみで操作したい場合、「詳細」表示にしておくと操作しやすくなります。
但し、晴眼者と共同で使用しているパソコンでは「詳細」表示にするとアイコンとして表示されるプレビューが無くなり見づらくなる為、事前に確認を取ってから設定することをお勧めいたします。

例②「特大アイコン」に設定する

1.エクスプローラーを開き、クイックアクセスやPCを表示します。
Windows+Eで開いた時はクイックアクセスが表示されます、スタートからドキュメントを開いた時とPCを表示したい時はShift+Tabでツリービューに移動し、クイックアクセスまたはPCを選び、エンターキーを押してからTabキーで項目ビューに移動してください。
2.Altキーを押し、右矢印で「表示」を選びエンターキーを押してください。
3.Tabキーで「レイアウトツールバー」を選び、エンターキーを押してください。
4.上下左右キーで「特大アイコン」を選択し、エンターキーを押してください。
左右キーを押したときに「並べて表示」と「コンテンツ」と交互に読まれる時は上矢印を2回押してから、左右キーで「特大アイコン」を選択出来ます。
左右キーを押したときに「小アイコン」「一覧」「詳細」が読まれる場合は、上矢印を1回押してから、左右キーで「特大アイコン」を選択し、エンターキーを押してください。
5.画面上のアイコンが大きくなった事を確認してください。
上下左右キーで各アイコンを選択するか、マウスポインターをアイコンに当てると、そのアイコンの名前が読まれます。(タッチ操作対応機では触れているアイコンを読み上げます)
開く時はキーボードで選択した時はエンターキーで、マウスで選択した時はダブルクリック(ノートパソコンのタッチパッドやタッチ操作の時はダブルタップ)で開けます。

備考

・上記は一例ですので、大アイコンや中アイコンなど、他の表示方法を選択したい場合はそれぞれ読み替えてください。
・ドキュメントで「特大アイコン」にするとそれぞれのファイルに対応したアプリのアイコンが表示されます。
・ミュージックでは音符(Windows Media PlayerまたはiTunes)やレコード盤(Groove Music)のようなアイコンで表示されるものと、ネット配信で購入した楽曲などではジャケット写真で表示されるものがあります。

Windows10予備知識4 エクスプローラーの使い方

エクスプローラーの起動方法には2つの方法があります。
1つはスタート画面の開始リストから、2つ目はショートカットキーを使う方法です。
実用的に使うには、ショートカットキーをお勧めします。

スタートメニューからの開き方

1.Windowsキーを押し、スタートウインドウを開きます。
2.Tabキーで「開始」リストを表示します。
3.上下矢印キーで「場所」リスト「ドキュメント」を選び、エンターキーを押します。エクスプローラーが開き、ドキュメントフォルダーが表示されます。
※初期状態では「ドキュメント」と「ピクチャ」のどちらかをスタートウインドウから開けます。設定アプリで「個人用設定」、「スタート」、「スタートメニューに表示するフォルダーを選ぶ」から「エクスプローラー」を選びスペースで「押されています」と読む状態にするとスタートウインドウの開始リストに「エクスプローラー」が表示されます。

ショートカットでの開き方

Windows+Eを押します。エクスプローラーが開き、クイックアクセスが表示されます。
上下左右キーで必要なフォルダーを選択し、エンターキーで開きます。
戻るには、Alt+左矢印を押してください。

画面の構造

画面は大きく分けて左右に2分割されており、左を「ツリービュー」右を「項目ビュー」と呼びます。

項目ビュー

エクスプローラーを開いた直後は項目ビューにカーソルがあり、ここはドライブ、フォルダー、ファイル等の一覧が表示されるエリアです。スタートメニューの「ドキュメント」から開いた場合「ドキュメント」フォルダー内の一覧が表示されます。ウインドウズキーを押しながらEを押して開いた場合、クイックアクセスが表示されます。クイックアクセスは、「よく使うフォルダー」や「最近使用したファイル」などを一覧表示できる機能です。なお、「クイックアクセス」や「PC」は縦、横ともに複数表示されるため、上下矢印キーだけでなく左右矢印キーでの探索も必要となります。

ツリービュー

画面左側を「ツリービュー」と呼び、「項目ビュー」にいる状態でShift+Tabキーを押すと「ツリービュー」に移ります。
この部分は木の枝のような構造で親フォルダ部分を選択出来るようになっています。
例えば、ツリービューで「ミュージック」を選びエンターキーを押してから、Tabキーで項目ビューに戻ると「ミュージック」フォルダー内のファイルやフォルダーの一覧が表示されています。
ツリービューには「クイックアクセス」や「PC」(マイコンピューター相当)、USBメモリやCD/DVDドライブなどが表示されます。

Windows10 予備知識3 スタート画面のカスタマイズ

今回はWindows10のスタート画面のカスタマイズについてご案内いたします。

タスクバーへのコルタナウインドウの表示非表示

スタート画面でTabキーを押した時に「コルタナに話しかける」ボタンが邪魔になる場合、タスクバー上のコルタナを非表示にすると、Tabキーを押すと、すぐに開始リストにフォーカスします。

設定方法
(1)WindowsキーとBを押しタスクトレイに移動します。
(2)アプリケーションキーまたはShift+F10を押し、コンテキストメニューを表示します。
(3)下矢印キーで「Cortana」を選択し、エンターキーを押します。
(4)上下矢印キーで表示内容を変更し、エンターキーで確定します。
(5)Windowsキーを押し、Tabキーで実際の動作を確認します。
※Cortanaを非表示にしていてもWindows+CでCortanaを使用できます。
※Windows10のバージョンにより、「Cortanaのボタンを表示する」になっている場合があります。

タイルメニューのカスタマイズ

タイルメニューは初期状態では、非常に多くのプリインストールアプリがピン留めされており、使い勝手の悪いものとなっています。
一度全てのピン留めを外し、普段使うアプリのみピン留めすると使いやすくなります。

操作手順

ピン留めの外し方

(1)スタート画面を表示し、Tabキーで「ピン留めしたタイル」リストに移動します。
(2)上下左右矢印キーでピン留めを外すアプリを選択し、アプリケーションキーまたは、Shift+F10を押し、続いてエンターキーを押すとピン留めを外せます。
(3)手順1と2を繰り返し、全てのピン留めを外します。
(4)エスケープキーを押し、スタート画面を閉じます。
(5)Windowsキーを押し、スタート画面を表示し、Tabキーでピン留めしたタイルに何も表示されていない事を確認します。

ピン留めの仕方

(1)Windowsキーを押し、スタート画面を表示します。
(2)アプリ名を入力しピン留めしたいアプリを候補として表示するか、全てのアプリからピン留めしたいアプリを選びます。
(3)アプリケーションキーまたはShift+F10を押し、コンテキストメニューを表示し、「スタートにピン留め」を選びエンターキーを押すとピン留めされます。
(4)エスケープキーを押し、スタート画面を閉じます。
(5)Windowsキーを押し、スタート画面を表示し、Tabキーでピン留めしたタイルに移動し、上下左右矢印キーで正常にピン留めされた事を確認します。