NVDAの点字対応状況(パソコンと接続)

今回はNVDAと点字ディスプレイとの接続方法です。概略のみ記載します。

接続には三つの方法があります。

1.シリアル接続
RS232Cシリアルケーブルを用いて有線で接続する方式です。KGSのブレイルノートシリーズ、ブレイルメモBM24、46等で  利用できますが、旧い規格のため、パソコンに接続端子がないものが増えてきました。

2.USB接続
USBケーブルを用いて有線で接続する方式です。現在普及しているほぼすべての機種で接続できます。

3、Bluetooth接続
無線で接続する方式です。点字ディスプレイと接続するまでの設定がやや難しいです。接続方法の概略を示します。


  • まず、NVDAメニューの設定を開きます。参考:NVDAメニューの表示方法。次に、下矢印キーで「点字設定」を選択してエンターキーを押します。
  • 点字ディスプレイの設定ダイアログが開きますので、最初に使用する点字ディスプレイの種類を選びます。

  • 次に接続ポートを選びます。「自動設定」で繋がれば良いのですが、繋がらない場合が多く、そのときは手動で設定する必要があります。

  • 現在のNVDAは改良されていて、必要なポートが一覧に表示されている場合が多いのですが、でていない場合は、コントロールパネルのデバイスマネージャーを開いて、ポートの確認をします。

※Bluetooth接続の場合は、各点字ディスプレイのマニュアルを参照して下さい。

また、点訳方式は、日本語で使用する場合、通常次の通りです。


  • 出力テーブルは「日本語6点情報処理点字」を選びます。

  • 入力テーブルは「アメリカ英語8点コンピューター点字」がデフォルトになっていると思いますが、そのままでかまいません。

より詳細な説明については、NVDA日本語版の説明のヘルプドキュメントが有益です。参考:NVDAユーザーガイドや日本語版の説明を読むには

NVDAの点字対応状況(点字ディスプレイについて)

現在、日本で普及している点字ディスプレイは、KGS社の製品HIMS社のブレイルセンスシリーズ等(エクストラ社が日本語化カスタマイズ販売)が知られています。前者は文書編集に特化して使いやすく、従来より評判の良い点字ディスプレイです。後者は韓国のHIMSが製造しておりますが、日本語化や独自の機能追加を行い国内で販売するのはエクストラ社です。ブレイルセンスについては、単体でインターネット接続もできるようになっておりメールやSNS、サピエでの点字読書までできるという優れものです。

NVDA日本語版は、国内で普及しているこれら点字ディスプレイの日本語表示に対応しています。

KGS社製の点字ディスプレイについて、私たちで動作確認できている機種は、ブレイルノートBN46C、 ブレイルノートBN46D、ブレイルノートBN46X、ブレイルメモBM24、ブレイルメモBM46、ブレイルメモポケット、ブレイルテンダー、ブレイルメモスマートBMT16、ブレイルメモスマートBMT40です。ただし、現在製造されて販売されているのは、ブレイルメモスマートBMT16と、BMT40のみです。

その他の点字ディスプレイの対応状況については、NVDAユーザーガイドや日本語版の説明を読むにはの各説明資料を参考に確認することができます。