続・Skypeのスクリーンリーダー対応状況

先日書いた こちらの記事 に変化が見られました。

下記アドレスからのWindowsデスクトップ版Skypeのダウンロードができるようになっており、バージョンも 7.40 から 7.41 へと更新されています。

go.skype.com/classic.skype

私ども NVDA ヘルプデスクで動作確認をしたところ、Altキーによるメニューがオープンしない場合があったり、一部のボタンについては読み上げできていないケースがあるようです。すなわち、動作がいまいち安定していないように見受けられます。

クリーンインストールを試したところ、ストアアプリ版に強制されることはなくSkype起動時にどちらを使用するか選択肢の表示があります。なので、従来のデスクトップ版も使用できるわけです。

引き続き状況が進展しましたら、こちらでお知らせいたします。

関連投稿:
nvda.help/archives/category/sns/skype

参考ページ:
snow-white.cocolog-nifty.com/first/2018/03/skype-0670.html

NVDAヘルプデスク版のご案内

NVDAヘルプデスクでは、このたびWindows用画面読み上げソフト「NVDA」の拡張機能(アドオン)として「NVDAヘルプデスク版」を頒布いたします。

1.概要

NVDAは、拡張性に優れた画面読み上げソフトです。Windows10、8.1、8、7に対応しています。
NVDAヘルプデスク版は、これにIBM社製「ProTALKER」音声エンジンを追加しています。さらに、Microsoft Office Wordの読み上げ強化など、日本の視覚障害者のニーズを反映した拡張機能を提供します。

2.機能と特徴

◆Version 1.0

・初回リリースをしました。
・ProTALKER 音声エンジンを内蔵しました。
・Microsoft Word の読み上げを強化しました。
・Ctrl+C、Ctrl+X、Ctrl+V、Ctrl+Zの編集操作をしたときに実行した内容を読み上げるようにしました。

3.パッケージ収録内容

◆Ver 1.0

・NVDA日本語版
・NVDAヘルプデスク アドオン
・ウェブブラウザ Mozilla Firefox
・メールソフト Mozilla Thunderbird
・統合オフィス環境 LibreOffice
・統合オフィス環境 OpenOffice
・テキストエディタ Notepad++
・6点入力ソフト やむ6点
・その他各種収録

4.価格

・ダウンロード版 5,000円
・CD版 6,500円

5.注文方法

ご注文は下記ページよりお願いいたします。

nvda.help/nvdahdinformation

NVDAヘルプデスクでは、オープンソースで無料の画面読み上げソフトのNVDA(エヌブイディーエー)サポートヘルプデスクを開設し、NVDAのセットアップや使い方に関するサポートを提供しています。
デスクは、社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会、視覚障害者総合支援センター内に設置しています。

お問い合わせ先

NVDAヘルプデスク
〒284-0005 千葉県四街道市四街道1-9-3
社会福祉法人 千葉県視覚障害者福祉協会
視覚障害者総合支援センターちば内
ウェブサイト:nvda.help
メール:contact@nvda.help

Skypeのスクリーンリーダー対応状況

ここ最近のSkypeのバージョンアップが頻繁である点と、バージョンアップのたびにスクリーンリーダー対応状況が変わることを踏まえ、NVDAヘルプデスクでは状況を調査しています。

現在Windows環境においては、デスクトップ版Skypeと、ストアアプリ版Skypeが並列していますが、配布元のMicrosoftは、どうやら完全にストアアプリ版に移行したいように思います。

Windowsのバージョンによっても相違が生じています。

少なくともWindows10においては、ストアアプリ版をセットアップするよう強制します。実際に、現在は 公式サイト では Skype-8.18.0.6.exe (2018/03/21 時点) をインストールしようと試みると、ストアアプリをセットアップします。

さらに、1ヶ月ほど前までは、下記リンクからデスクトップ版 Skype のダウンロードができましたが、今はなぜか Mac 版しか落とせなくなっています。
go.skype.com/classic.skype

このようなアクセシビリティの対応状況に関する混乱について Microsoft からアナウンスが出されました。

Microsoftの公式アナウンスが3月16日付で出されています。
blogs.skype.com/news/2018/03/16/improving-skype-accessibility/

機械日本語訳
translate.google.co.jp/translate?sl=en&tl=ja&js=y&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&u=https%3A%2F%2Fblogs.skype.com%2Fnews%2F2018%2F03%2F16%2Fimproving-skype-accessibility%2F&edit-text=https%3A%2F%2Fblogs.skype.com%2Fnews%2F2018%2F03%2F16%2Fimproving-skype-accessibility%2F%28h+t+tps%3A+%2F%2F+b+g+s.+Sky+People.+%E3%81%93+%E3%82%93+m+%2F+%E3%81%AD+ws+%2F+2018%2F03%2F16+%2F+mp+%E3%82%8D+%E3%82%8D+%E3%81%83+%E3%82%93+g+-+sky+%E3%81%87+%E3%81%82+%E3%81%9B+%E3%81%9B+%E3%81%A3+%E3%81%97+%E3%81%B3+%E3%81%B3+ty+%2F%29

これを読む限り次期アップデートでアクセシビリティーは改善されるようです。

とはいえ、表現が紛らわしいですが、公式サイトで書かれている「デスクトップ」という表現はあくまでもストア版Skypeのことを言っています。

NVDAヘルプデスクで調査したところ、テスト向けで配付されている Skype インサイダーでの最新版 Skype-8.18.76.7.exeでは では確かに従来のストア版よりもタブキーで選択されたオブジェクトを適切に読み上げるようになっています。このバージョンは、上述した Microsoft のアクセシビリティ向上の改善が含まれています。

従って、現段階の結論としては、 Windows10 については、今後は、ストアアプリ版を使っていくことになるだろうと考えられます。

ストアアプリ版 Skype はスクリーンリーダーで十分使えるレベルになっていると思います。オルトキーによるメニュー操作はできないのでタブキーを多用します。また、ドキュメントナビゲーションコマンドを装備したスクリーンリーダーなら、それらのコマンドを使って任意の項目にアクセス可能です。ドキュメントナビゲーションコマンドは、NVDAやPC-Talker、JAWSやnarratorなど、ほぼスすべてのスクリーンリーダーで使えるはずです。こうしたストアアプリの操作性に慣れる必要があるわけです。

Windows7や8については、まだデスクトップ版でいけるようですが、デスクトップ版 Skype の最新版は 7.4 で停まっています。これが使えればデスクトップ版を継続して使う手はあります。しかし、そもそも Microsoft の公式ではデスクトップ版も含めて従来版を使わないよう仕向けている部分があります。そのため、NVDA ヘルプデスクとしてもそういった方針でサポートを行いたいと考えます。

音声編集ソフトAudacityの操作方法

NVDAでサウンド編集ソフト「Audacity」を使用するやり方についてヘルプデスクスタッフの野々垣が執筆しました。文章については以下よりダウンロードできます。また、 各種資料 からも閲覧できるようになっています。

NVDAでAudacity操作方法

NVDAのナビゲーターオブジェクトをツリー表示してわかりやすくする「Objects Tree Viewer アドオン」 Version 1.2 リリース

皆さまに活用していただいております「Object Tree Viewer」 Version 1.2 をリリースしました。

今回のバージョンアップは、プラグインの再読込時にメニューに「オブジェクトツリービューア」が重複登録される問題を修正しています。

Object Tree Viewerの紹介とダウンロードにカンする記事は以下よりご確認ください。

NVDAのナビゲーターオブジェクトをツリー表示してわかりやすくする「Objects Tree Viewer アドオン」の紹介 wp.me/p7oZHI-5V

NVDA開発のための基礎参考書、エスキュービズム, 細田 謙二, オレンジ岸本, 石井 光次郎, 岩川 建彦, 岡田 正彦著『Python入門』が点訳されてサピエ図書館にアップされました

視覚障害者が利用できるインターネットの点字図書館 「サピエ図書館」 に NVDA 開発に役立つ基礎参考書『Python入門』が点訳されデータでてアップされました。本点訳データは、NVDAヘルプデスクを置く視覚障害者総合支援センターちばの点訳グループによって製作されました。

NVDAはプログラムの約80%をpythonというプログラミング言語で開発しており、 NVDA を拡張するためのアドオン開発においても python プログラミング言語のスキルが必須です。

また、サピエの利用登録やお問い合わせは、お住まいの点字図書館(情報提供施設)へお問い合わせください。

<お問い合わせ先一覧

どうぞご活用ください。

資料詳細

基本情報
タイトル Python入門
著者名 エスキュービズム, 細田 謙二, オレンジ岸本, 石井 光次郎, 岩川 建彦, 岡田 正彦著
内容 Pythonの基本から高度な計算までを、頻出パターンを試しながら学べる実践的テキスト。Django等のフレームワーク、Google App Engineといった実用レシピも多数収録。2&3対応。
出版者と出版年月 秀和システム 2010年7月
種別と対象 種別:図書 対象:一般

製作情報

製作館 千葉点図(B3401)
登録館 千葉点図(B3401)
資料種別 点字データ ダウンロード可能
巻数 全21巻
貸出形態 点字(普通サイズ)

所蔵館
所蔵館:千葉点図 オンリク可
点字データ番号 N0480682
登録ファイル 全21ファイル
点字ページ数 1,217ページ
用紙サイズ B5 32モジ×22行 片面印刷
グラフィック エーデルグラフィック
ファイルサイズ 37739B
校正レベル 2校
製作注記 グラフィックファイル:18巻(1巻用),19巻(2巻用)、20巻(12巻)、21巻(16巻)
著作権処理 第37条3項の権利制限
完成日 2017年10月5日
最終更新日 2017年9月12日

注記・分類・件名など
注記・分類・件名など
原本注記 2&3対応
原本価格 2,700円
ISBN 978-4-7980-2655-8
分類(NDC) 007.64 007
一般件名 プログラミング(コンピュータ)

無料のWindows用画面読み上げソフト NVDA 活用講座のお知らせ

 千葉県視覚障害者福祉協会(千視協)では、毎年、情報関連のトピックを取り合えて教養講座を開催しています。

 今回は、無料の画面読み上げソフトとして知られる「NVDA」の活用の仕方について、その開発者の一人でもある御園政光氏(視覚障害者総合支援センターちばICTプロジェクトリーダー兼慶應義塾大学自然科学研究教育センター研究員)による講演と、その活用の仕方について紹介します。NVDAの開発はオーストラリアの全盲のプログラマー Michael Curranさん・James Tehさんの2人によってスタート。「視覚障害者が晴眼者と同じコストでコンピューターを利用できる」という理想のために活動を始めました。世界中の視覚障害ユーザーが使用しています。日本語版のメンテナンスは有志によって行われています。

― 記 ―

 日程 平成29年7月22日(土)
 時間 13:20~15:30(13:00~ 受付)
 会場 視覚障害者総合支援センターちば5階会議室
    所在地:四街道市四街道1-9-3
    アクセス:JR四街道駅徒歩5分
 定員 40名

 ≪プログラム≫
 13:00~13:20 受付
 13:20-13:30 開会式
 (1)開会の挨拶(千葉県視覚障害者福祉協会会長 伊藤和男)
 (2)事務連絡
 13:30-14:30 講演
 テーマ:「無料の画面読み上げソフトNVDAでできること」
 講師:千葉県視覚障害者福祉協会 御園政光氏
 14:30-14:40 休憩
 14:40-15:30 活用事例紹介
 「NVDAの活用事例」(視覚障害者総合支援センターちばIT担当)
 15:30 閉会

 申し込み:6月9日(金)~7月14日(金)まで、千視協事務所にて電話またはメールにて受付します。

 申し込み先 043-421-5199

 メール jimukyoku-chibaken@tisikyo.jp
 参加費 本人、付添共に無料

 先着順、定員になり次第締め切ります。

夏季休業のお知らせ

NVDAヘルプデスクは、以下の日程で夏期休業をさせていただきます。

この期間のメール・電話・スカイプでのサポートはすべてお休みとさせていただきますので、予めご了承ください。

  記

夏期休業期間 8月10日(水)~8月16日(火)

以上、よろしくお願いいたします。