NVDAヘルプデスク版バージョン2.1リリースのお知らせ

このたびWindows用画面読み上げソフト「NVDA」の拡張機能(アドオン)として「NVDAヘルプデスク版 バージョン2.1」をリリースしました。

NVDAヘルプデスク版 Version 2.1 の変更点

  • Version 2.0 で発生した読み上げ内容の誤読を改善しました。
  • クリップボードショートカットキーの読み上げを無効にした場合に条件によって適切にコピー・切り取り・貼り付けができなかった問題を改善しました。
  • 読み上げ辞書の切り替え機能に「使用しない」の選択肢を追加しました。
  • 簡単設定にヘルプデスク版の設定を初期値にするための「デフォルト」ボタンを追加しました。

その他、NVDAヘルプデスク版のすべての機能については下記ページをご参照ください。

NVDAヘルプデスク版のご案内

ロービジョン及び晴眼の指導者、開発者に便利なアドオン「Focus Highlight」の紹介

ロービジョンの皆様やNVDAを使用してのパソコン操作の指導やサポートを行われている皆様、様々なWindows用アプリ、Webサイトの開発をされている皆様にお勧めしたいアドオンのご紹介です。

Focus Highlight

Focus HighlightアドオンはNVDAが読み上げている位置を画面上で強調表示して見やすくするアドオンです。
以前より、NVDA Community Addonsで配布されており、主にWebサイトや各種アプリの開発に携わる晴眼者向けに便利なアドオンでしたが、ロービジョンの皆様からハイコントラストモードでの使用では見辛いとのご意見が寄せられておりました。
バージョン6.1へのアップデートで、ハイコントラストモードでの使用時に見やすいように色の変更が出来るようになりましたので、その設定方法についても紹介いたします。
また、バージョン6.2へのアップデートで、位置の強調表示を、ショートカットキーでオンオフ出来るようになりました。

Focus Highlightをご利用になる際は、初めに
addons.nvda-project.org/addons/focusHighlight.ja.html
より、Focus Highlight(安定版 6.2)をダウンロードして、インストールしてください。
既に旧バージョンをインストールしている場合、更新の確認が表示されますので「はい」を選び更新を実行してください。
※従来通りの色で良い方はここでアップデート完了です。

配色を変えたい場合

NVDAヘルプデスク宛てにお問い合わせの多い、ハイコントラストモードを使用していて、従来のFocus Highlightでは青が見辛い時の例で説明します。

1.NVDAメニュー、設定(P)、設定(S)と進みます。
2.「フォーカスハイライト」を選び、タブキーを押します。
3.「フォーカスモードでのフォーカス」「色」を選びます。
4.初期値は「2222ff」となっておりますので、「8888ff」のように変更します。
色は16進数(00~9までを数字0a~0fを10から15とし、16で10に繰り上がる方式で)で赤2桁、緑2桁、青2桁で設定します。
例として、青だけの場合「0000ff」緑だけの場合「00ff00」赤だけの場合「ff0000」となります。
5.タブキーで「太さ」を選び、1~30の値で見やすい値にします。
6.「形状」も見やすいものがあればお好みで変更します。
7.「ブラウズモードでのフォーカス」「ナビゲーターオブジェクト」も変更する場合、それぞれを選択後、手順4から6を行い、最後に「OK」ボタンでエンターキーを押してください。

初期状態に戻したい時
1.NVDAメニュー、設定(P)、設定(S)と進みます。
2.「フォーカスハイライト」を選び、タブキーを押します。
3.シフトキーを押しながらタブキーを押して「初期状態に戻す」ボタンを選び、スペースキーを押し、タブキーで「OK」ボタンを選びエンターキーを押してください。

位置の強調表示をオンオフしたい場合

NVDA+Alt+Pのショートカットキーで、位置の強調表示をオンオフします。

NVDAヘルプデスク版バージョン2.0リリースのお知らせ

NVDAヘルプデスクでは、このたびWindows用画面読み上げソフト「NVDA」の拡張機能(アドオン)として「NVDAヘルプデスク版 バージョン2.0」を頒布いたします。

1.概要

NVDAは、拡張性に優れた画面読み上げソフトです。Windows10、8.1、8、7に対応しています。
NVDAヘルプデスク版バージョン2.0では、引き続きIBM社製「ProTALKER」音声エンジンを搭載し、さらに東洋医学用語の読み上げへの対応やMicrosoft Officeの読み上げ強化など、日本の視覚障害者のニーズを反映した拡張機能を提供します。

2.機能と特徴

◆Version 2.0

  • 固有名詞や一般用語の読み上げを向上するための「標準辞書」を搭載しました。約1800語を収録。
  • 鍼灸を中心とした用語の読み上げを向上するための「東洋医学辞書」を搭載しました。約3470語を収録。
  • NVDA 起動時に使用する読み上げ辞書について設定できる機能を追加しました。
  • クリップボードショートカットの読み上げの有効・無効を切り替えられるようにしました。
  • クリップボード関連のショートカットキーで、コピー・切り取り・貼り付けしたテキストのバイト数を読み上げるようにしました。
  • クリップボード関連のショートカットキーで、コピー・切り取り・貼り付けしたテキストの内容を読み上げるようにしました。
  • クリップボード関連のショートカットキーで、コピー・切り取り・貼り付けしたファイルの総数を読み上げるようにしました。
  • メディアショートカットキーの読み上げの有効と無効を切り替えられるようにしました。
  • ProTALKER(バイリンガル)の設定で ProTALKER 側の高さと抑揚と音量調節機能を追加しました。
  • 音声設定で声色・速さ・高速読み上げ・高さ、抑揚・音量のユーザーインタフェイスを見直しました。

3.パッケージ収録内容

◆Ver 2.0

  • NVDA日本語版
  • NVDAヘルプデスク アドオン
  • ウェブブラウザ Mozilla Firefox
  • メールソフト Mozilla Thunderbird
  • 統合オフィス環境 LibreOffice
  • 統合オフィス環境 OpenOffice
  • テキストエディタ Notepad++
  • 6点入力アプリ やむ6点
  • 遠隔支援 NVDA Remote
  • その他各種収録

4.価格

  • ダウンロード版 5,000円
  • CD版 6,500円

5.注文方法

ご注文は下記ページよりお願いいたします。

NVDAヘルプデスク版のご案内

NVDAヘルプデスクでは、オープンソースで無料の画面読み上げソフトのNVDA(エヌブイディーエー)サポートヘルプデスクを開設し、NVDAのセットアップや使い方に関するサポートを提供しています。
デスクは、社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会、視覚障害者総合支援センター内に設置しています。

お問い合わせ先

  • NVDAヘルプデスク
  • 〒284-0005 千葉県四街道市四街道1-9-3
  • 社会福祉法人 千葉県視覚障害者福祉協会
  • 視覚障害者総合支援センターちば内
  • ウェブサイト:nvda.help
  • メール:contact@nvda.help

以上。

NVDAのナビゲーターオブジェクトをツリー表示してわかりやすくする「Objects Tree Viewer アドオン」 Version 1.2 リリース

皆さまに活用していただいております「Object Tree Viewer」 Version 1.2 をリリースしました。

今回のバージョンアップは、プラグインの再読込時にメニューに「オブジェクトツリービューア」が重複登録される問題を修正しています。

Object Tree Viewerの紹介とダウンロードにカンする記事は以下よりご確認ください。

NVDAのナビゲーターオブジェクトをツリー表示してわかりやすくする「Objects Tree Viewer アドオン」の紹介 wp.me/p7oZHI-5V

NVDAのナビゲーターオブジェクトをツリー表示してわかりやすくする「Objects Tree Viewer アドオン」の紹介

NVDAヘルプデスクでは、この度、以下のようなNVDAのアドオンの配付を開始しました。

■ 名称 Object Tree Viewer アドオン

■ 内容

このアドオンをインストールすると、NVDAメニュー→ツール以下に「Object Tree Viewer」が追加されます。

「Object Tree Viewer」メニュー内には「現在のウインドウ」と「すべてのウインドウ」の2つの項目があります。「現在のウインドウ」は現在フォーカスされているウインドウを分析し、ツリー上に展開します。「すべてのウインドウ」はオブジェクトナビゲーションで取得できるウインドウすべてを分析し、ツリー上に展開します。そのため時間がかかる場合があります。分析中、ESCで中断することもできます。

展開されたそれぞれのオブジェクトに対しては、左クリック、左ダブルクリック、右クリック、移動コマンドが使えます。移動コマンドはオブジェクトの位置にマウスポインタを移動させます。

これらのコマンドへはタブキーでアクセスするか、キーボードショートカットを使用するか、またはツリービュー上の各アイテムを選択したあとに、アプリケーションキーからも実行可能です。

また、フィルター機能でキーワードでオブジェクトを絞り込むことも可能です。

NVDAの操作を難しくしている要因の一つはオブジェクトの理解です。オブジェクトは階層構造になっており、すべてが親子関係・兄弟関係の層をなしています。このアドオンは、その階層構造を可視化することによりNVDAユーザーのオブジェクト理解を支援するとともに、晴眼者がNVDAのサポートをしやすくするために開発されました。

・NVDAのオブジェクトをツリー表示し、親子関係・兄弟関係を把握できます。
・タブキーや矢印キーではアクセスの困難な画面要素に対して、マウスポインタやフォーカスを合わせることが容易です。
・ツリービュー上でアイテムを選択し、マウスポインタの移動コマンドを使用することにより、対象のオブジェクトが画面上のどこにあるかを確認できます。

ダウンロードとインストールは以下よりお願いいたします。

Object Tree Viewer アドオン Version 1.2 のダウンロードとインストール

少しでも皆様のお役に立てましたらと思います。

本件にカンするお問い合わせ、サポート依頼は こちらの案内 よりお願いいたします。

ウェブコンテンツをわかりやすくリストアップする「拡張要素リストアドオン」の紹介

NVDAヘルプデスクでは、この度、以下のようなNVDAのアドオンの配付を開始しました。

■ 名称 拡張要素リストアドオン

■ 内容

このアドオンをインストールすると、 NVDA + F8 でウェブコンテンツの拡張要素リストダイアログを表示します。

NVDAには、ウェブコンテンツやワード・エクセルにおいて標準で NVDA + F7 によるキーボードショートカットで要素をリスト場に表示する機能が搭載されていますが、今回紹介する「拡張要素リストアドオン」は標準の「要素リスト機能」に加えて「テーブル」「ボタン」「エディットボックス」「ラジオボタン」「コンボボックス」「オブジェクト」等の要素に関してもリストアップできるようにしています。

「エディットボックス」や「ラジオボタン」をリストアップすることにより、たとえばアンケートフォームの入力フィールドをわかりやすく表示できたり、「オブジェクト」を一覧表示することにより、YouTubeやニコニコ動画などのオブジェクトが多用されているサイトで、動画(オブジェクト)へのアクセスを容易にすることが可能です。

また、拡張要素リストダイアログ表示中に Ctrl+右または左で要素の種類の切り替え、Ctrl+F1で現在の状況を表示することも可能で、片手操作で要素リスト内を確認できるようにしています。

また、タイトルバー上と、音声や点字で現在選択中の要素の数を通知します。

Firefox、Internet Explorer、Google chromeのほか、ThunderbirdのHTMLメール、iTunesのウェブコンテンツでも利用できる場合があります。
※現バージョンではワードとエクセルへの対応はしておりません。

ダウンロードとインストールは以下よりお願いいたします。
拡張要素リストアドオン Version 1.0 のダウンロードとインストール

少しでも皆様のお役に立てましたらと思います。

NVDA使用者のほか、ウェブ製作者の皆差におかれましては、HTML要素の階層関係を可視化する評価ツールとしてもご利用いただけると思います。

NVDAアドオンのインストール方法

NVDAアドオンは、NVDA本体にはない機能を付け加えることの出来るソフトウェアです。
NVDAコミュニティのアドオン紹介ページからダウンロード出来ます。
ここでは、Systraylistのインストール方法を紹介します。
FireFoxの場合、Internet Explorerの場合の順に、2とおりご紹介します。

FireFoxの場合

(1) NVDAコミュニティのアドオン紹介ページを開きます。

URL:
addons.nvda-project.org/index.ja.html

(2) Systraylistの見出しまでhを押します(2015年11月現在で26個目)。

(3)「Systraylist」と読み上げられたらエンターを押します。

(4)「安定版リンク」と読み上げられるまでタブキーを押します。「安定版リンク」と読み上げられたらエンターを押して下さい。途中、「安定版のアドオン」と読み上げられるリンクがありますが、このリンクではありませんので注意して下さい。

(5) ダウンロードしたファイルについての警告が表示されます。そのままエンターを押します。

(6) 信頼出来るアドオンだけをインストールして下さいという表示が出ます。「はい」のボタンにフォーカスが合っています。そのままエンターを押します。「はい」に合っていない場合はタブキーまたはShift+タブキーで「はい」に合わせてエンターを押して下さい。

(ここで、寄付を依頼するウィンドウが出る場合があります。「いいえ」にしてもアドオンをインストール出来ます。)

(7) NVDAを再起動しますかと聞かれます。「はい」のボタンにフォーカスが合っています。そのままエンターを押します。「はい」に合っていない場合はタブキーまたはShift+タブキーで「はい」に合わせてエンターを押して下さい。

(8) 以上でインストールは完了です。

Internet Explorerの場合

(1) NVDAコミュニティのアドオン紹介ページを開きます。

URL:
addons.nvda-project.org/index.ja.html

(2) Systraylistの見出しまでhを押します(2015年11月現在で26個目)。

(3)「Systraylist」と読み上げられたらエンターを押します。

(4)「安定版リンク」と読み上げられるまでタブキーを押します。「安定版リンク」と読み上げられたらエンターを押して下さい。途中、「安定版のアドオン」と読み上げられるリンクがありますが、このリンクではありませんので注意して下さい。

(5) ダウンロードしたファイルについての警告が表示されます。Alt+Oを押します。

(6) 信頼出来るアドオンだけをインストールして下さいという表示が出ます。「はい」のボタンにフォーカスが合っています。そのままエンターを押します。「はい」に合っていない場合はタブキーまたはShift+タブキーで「はい」に合わせてエンターを押して下さい。

(ここで、寄付を依頼するウィンドウが出る場合があります。「いいえ」にしてもアドオンをインストール出来ます。)

(7) NVDAを再起動しますかと聞かれます。「はい」のボタンにフォーカスが合っています。そのままエンターを押します。「はい」に合っていない場合はタブキーまたはShift+タブキーで「はい」に合わせてエンターを押して下さい。

(8) 以上でインストールは完了です。

 

(2019年11月15日追記)
例として使用している「Systraylist」は2019年11月現在は最後から数えた方が早くなっており、どのブラウザをお使いの場合でも、一度終端へジャンプするためのCtrl+Endを押してから、逆順に見出しを辿るShift+Hで辿っていただいた方が素早くアクセスできます。

Microsoft Edgeの場合

(1) NVDAコミュニティのアドオン紹介ページを開きます。

URL:
addons.nvda-project.org/index.ja.html

(2) Systraylistの見出しまでhを押します。(2019年11月現在ではSystraylistは最後から数えた方が早くなっており、Ctrl+Endでページの終端に移動してからShift+Hで逆順に見出しを辿った方が素早くアクセスできます。)

(3)「Systraylist」と読み上げられたらエンターを押します。

(4)「安定版リンク」と読み上げられるまでタブキーを押します。「安定版リンク」と読み上げられたらエンターを押して下さい。途中、「安定版のアドオン」と読み上げられるリンクがありますが、このリンクではありませんので注意して下さい。

(5) ダウンロードしたファイルについての警告が表示されます。Alt+Nを押してTabキーで「開く」または「実行」を選んでエンターキーを押してください。


(6) 信頼出来るアドオンだけをインストールして下さいという表示が出ます。タブキーまたはShift+タブキーで「はい」に合わせてエンターを押して下さい。

(ここで、寄付を依頼するウィンドウが出る場合があります。「いいえ」にしてもアドオンをインストール出来ます。)

(7) NVDAを再起動しますかと聞かれます。「はい」のボタンにフォーカスが合っています。そのままエンターを押します。「はい」に合っていない場合はタブキーまたはShift+タブキーで「はい」に合わせてエンターを押して下さい。

(8) 以上でインストールは完了です。

NVDAアドオンとは

今回は NVDA のアドオン機能についてご紹介します。

NVDA本体をインストールするとWindowsの基本操作をほぼ読み上げられる様になりますがアドオンという形で拡張機能を追加することによって更に多くの情報をNVDAで操作出来る様になったり便利な機能を追加することも出来るようになります。

NVDA コミュニティによるアドオン紹介
addons.nvda-project.org/index.ja.html

上記のアドレスは、 NVDA アドオンを配布する公式サイトです。このサイト内で、アドオンについて、下記のように書かれています。

NVDAはとても柔軟で拡張しやすいスクリーンリーダーです。NVDAアドオンはNVDAの機能を拡張するプログラムで、ダウンロードすればあなたのNVDAに追加できます。 このサイトでは公開のコミュニティの参加者が開発して動作確認したアドオンを紹介します。 これらの多くは NV Access が開発したものではありません。NV Access は責任を負わないことをご了承ください。

私ども NVDA ヘルプデスクでも動作確認した上で、今後便利なアドオンをご紹介していきたいと考えています。