起動直後のようこそ画面とサウンドを抑制するには

NVDAを使っていて慣れてくると少し煩わしくなるかもしれないのが、起動すると毎回出てくる「ようこそ画面」、それから起動と終了で聞こえる「サウンド」です。今回は、このようこそ画面とサウンドの抑制方法について説明します。

本記事と合わせて NVDAの「ようこそ画面」にようこそ についても参考にしてください。

以下の説明中「NVDAメニュー」の開き方については、 こちらの記事 をご覧ください。

1.起動直後のようこそ画面を非表示にする

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「ヘルプ」までいき、エンターキーを押します。ヘルプメニューの一覧が表示されます。
※このとき H を押すと一発で該当箇所へジャンプすることもできます。
(3)ヘルプメニューには「NVDA日本語版の説明」「ユーザーガイド」「コマンド一覧表」「最新情報」「NVDA Web サイト」「ライセンス」「貢献者」「ようこそ画面」「更新を確認」「NVDAについて」があります。
(4)下矢印キーで「ようこそ画面」を探して、見つかったらエンターキーを押します。ようこそ画面が開きます。
(5)タブキーで「NVDA起動時にこのダイアログを表示」を探します。
(6)「チェック」と読み上げるようであれば、スペースキーで「チェックなし」にします。
(7)タブキーで「OK」を探して、見つかったらエンターキーを押します。
(8)以上、次回起動からようこそ画面が表示されなくなります。

2.起動と終了のサウンドを抑制する

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「設定」を見つけて、エンターキーを押します。設定の一覧が表示されます。
(3)エンターキーを押します。「一般設定」のダイアログが開きます。
(4)タブキーで「NVDAの起動と終了のサウンド」を探します。
(5)「チェック」と読み上げるようであれば、スペースキーで「チェックなし」にします。
(6)タブキーで「OK」を探して、見つかったらエンターキーを押します。
(7)以上、次回起動と終了ではサウンドが鳴らなくなります。

NVDAユーザーガイドや日本語版の説明を読むには

今回は、NVDAのユーザーガイドや日本語版の説明を読む方法についてご紹介します。

以下の説明中「NVDAメニュー」の開き方については、 こちらの記事 をご覧ください。

NVDAを本格的に使い始めるに当たっては、いわゆる取扱説明書となる「ユーザーガイド」を閲覧するとよいです。ユーザーガイドにはNVDAの使い方のすべてが載っていますので、ぜひ一読することをお勧めします。また、日本語版独自の説明書として「NVDA日本語版の説明」もあります。日本語で独自に拡張した機能について掲載されています。

1.「ユーザーガイド」を開く方法

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「ヘルプ」までいき、見つかったらエンターキーを押します。ヘルプメニューの中の一覧が表示されます。
※このとき H を押すと一発で該当箇所へジャンプすることもできます。
(3)ヘルプメニューには「NVDA日本語版の説明」「ユーザーガイド」「コマンド一覧表」「最新情報」「NVDA Web サイト」「ライセンス」「貢献者」「ようこそ画面」「更新を確認」「NVDAについて」があります。
(4)「ヘルプ」メニューが開いたら、下矢印キーで「ユーザーガイド」を選んでエンターキーを押します。
(5)ユーザーガイドが開きます。

2.「NVDA日本語版の説明」を開く方法

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「ヘルプ」までいき、見つかったらエンターキーを押します。ヘルプメニューの中の一覧が表示されます。
※このとき H を押すと一発で該当箇所へジャンプすることもできます。
(3)ヘルプメニューには「NVDA日本語版の説明」「ユーザーガイド」「コマンド一覧表」「最新情報」「NVDA Web サイト」「ライセンス」「貢献者」「ようこそ画面」「更新を確認」「NVDAについて」があります。
(4)「ヘルプ」メニューが開いたら、下矢印キーで「NVDA日本語版の説明」を選んでエンターキーを押します。
5)NVDA日本語版の説明が開きます。

3.ユーザーガイドや日本語版の説明を読む方法

上記の操作で各説明書を開いた後の操作となります。

ユーザーガイドや日本語版の説明は、ウェブコンテンツの構造で作成されています。従って、インターネットをする際のキーボードナビゲーションが使用できます。ユーザーガイドで特に有効的なキー操作は H です。ウェブコンテンツだと H は「見出しジャンプ」として使用できます。これらユーザーガイドや日本語版の説明での操作では、このジャンプ機能を使って、目次単位に自分が必要とする部分を閲覧すると効率的です。目的の見出しが見つかったら、基本的に上下矢印キーで一行ずつ読み進めます。

4.説明を閉じるには

ユーザーガイドや日本語版の説明の画面を閉じるには、Windows共通のキー操作 Alt + F4 を使います。
または、 Alt キーを押して離してから「システムメニュー」を表示させて、上または下矢印キーで「閉じる」を選択しエンターキーを押すことでも実行することができます。

NVDAをインストールしたら最初にする設定

NVDAをインストールしたら、これだけはやっておきたい設定について紹介します。

最初の設定をした方が良い物として、おそらく、下記の三つではないでしょうか。

1.自動起動の設定
2.音声の設定
3.キーボードレイアウトの設定

以下、具体的に手順を紹介します。

1.自動起動の設定

(1) こちらの記事 で紹介したようなやり方でNVDAメニューを開きます。
(2)上または下矢印キーで「設定」を探し、見つかったところでエンターキーを押します。設定メニューが展開します。
(3)続けて「一般設定」が選択されています。エンターキーを押します。一般設定ダイアログが開きます。
(4)タブキーを何回か押していくと「Windowsへのログオン後にNVDAを自動的に開始」という設定項目があります。
(5)スペースキーで「チェック」と読み上げる状態にします。
※お使いのNVDAのバージョンによっては初期設定でチェックが入っている場合があります。
※チェックがつくとNVDA起動時(パソコン起動時)に毎回自動的にNVDAが開始します。
(6)タブキーを押していき「ログオン画面でNVDAを使用(管理者権限が必要です)」という設定項目があります。
(7)スペースキーで適宜設定します。チェックがついている状態ではユーザー名やパスワードを入力する画面や、Windows10ではロック画面などでNVDAで読み上げが有効になります。チェックを外すと無効になります。
(8)タブキーで「OK」までいきエンターキーを押します。
(9)ログオン画面の有効/無効を切り替えた場合にはここでユーザーアカウント制御ダイアログが表示される場合があります。適宜操作します。問題なければタブキーなどで「はい」を選択してエンターキーを押します。
(10)自動起動の設定はここまでです。

一般設定ダイアログ

2.音声の設定

NVDA日本語版の初期設定は JTalk という合成音声が使われています。女性音です。NVDA日本語版の JTalk ではこのほかに男性音にも切り替えることができます。お好みで設定してみてください。

(1) こちらの記事 で紹介したようなやり方でNVDAメニューを開きます。
(2)上または下矢印キーで「設定」を探し、見つかったところでエンターキーを押します。設定メニューが展開します。
(3)上または下矢印キーで「音声設定」を探し、見つかったらエンターキーを押します。下矢印キーの場合3回押します。音声設定ダイアログが開きます。
※似た設定項目に「音声エンジン」もあるので注意を。
(4)上矢印キーを押します。「M001」と読み上げ、男性音の声に切り替わります。
(5)タブキーを押して「速さ」を選択します。
(6)上または下矢印キーで読み上げ速度を調節します。上矢印キーで早くなり、下矢印キーで遅くなります。
(7)そのほかにもタブキーでいろいろな設定項目がありますが、今回は最低限の部分だけに絞りますので割愛します。
(8)タブキーで「OK」までいってエンターキーを押します。
(9)音声の設定はここまでです。

音声設定ダイアログ

3.キーボードレイアウトの設定

キーボードレイアウトの設定をしておくと、デスクトップパソコンのようなフルサイズのキーボードの場合と、ノートパソコンのようなテンキーのないキーボードとで、よりそれぞれのレイアウトに最適化した状態で使えるようになります。NVDAの独自のコマンドを使っていない場合はあまり関係ないかもしれませんが、使いこなしていくごとに独自のコマンドを操るようになりますので、今のうちに設定しておきましょう。なお、NVDAをインストールした初期状態ではデスクトップレイアウトです。

(1) こちらの記事 で紹介したようなやり方でNVDAメニューを開きます。
(2)上または下矢印キーで「設定」を探し、見つかったところでエンターキーを押します。設定メニューが展開します。
(3)上または下矢印キーで「キーボード設定」を探し、見つかったらエンターキーを押します。下矢印キーの場合5回押します。キーボード設定ダイアログが開きます。
(4)下矢印キーを押すと「ラップトップ」が選択されます。ラップトップは、いわゆるノートパソコン向けのレイアウトです。上矢印キーを押すと「デスクトップ」が選択されます。選択した状態はNVDAが読み上げます。
(5)タブキーで「OK」までいってエンターキーを押します。
(6)キーボードレイアウトの設定はここまでです。

キーボード設定ダイアログ

以上、お試しください。

NVDAヘルプデスクでは、上記の操作法についてのご相談やサポートを実施しております。サポートについて詳しく知りたい方は こちらまで お願いいたします。

NVDAメニューの表示方法

◆NVDAメニューの開き方

こちらの記事でご紹介しましたように 、 NVDAメニューは、NVDAキーと N で開くことができます。(NVDAキーを押しながら N です)

メニューが開くと「NVDA メニュー」と発声します。

メニューには以下のような項目が並んでいます。

・設定(&P)
・ツール(&T)
・ヘルプ(&H)
・設定プロファイル(&C)
・前回保存された設定に戻す(&R)
・設定のリセット
・設定情報の保存(&S)
・寄付(&D)
・終了(&X)

NVDAメニュー

メニュー項目の一覧はアドオンのインストール状況等で変わる場合があります。

NVDAの各種設定や管理をするには、必ずこのメニューを使いますので、
まず最初にこの操作を知っておいてください。

◆NVDAメニューでできること

ユーザーガイドに、以下のように記述されています。

NVDAメニューでは、NVDAの設定変更、ヘルプへのアクセス、設定情報の保存/読み込み、読み上げ辞書の編集、その他の追加のツールの使用、NVDAの終了ができます。
NVDA実行中に、Windowsの任意の状態からNVDAメニューを開くには、NVDA+Nを押すか、タッチスクリーンで2本指の2回タップをします。また、NVDAメニューには、WindowsのシステムトレイにあるNVDAアイコンからもアクセスできます。アイコンをマウスで右クリックする方法と、Windowsキー+Bを押してシステムトレイに移動し、矢印キーでNVDAアイコンを選択してアプリケーションキーを押す方法のどちらも利用できます。メニューが開いたら、矢印キーでメニュー項目間を移動し、Enterキーで項目を開くことができます。

最初は「設定」メニューのなかの「音声エンジン」「音声設定」を開き、自分の使いやすい音声の速さや・高さに設定することになるでしょう。また「一般」のWindows起動時に自動的にNVDAを起動するかの設定も重要です。詳細は、今後の記事でご紹介します。

NVDAの「ようこそ画面」にようこそ

NVDAのインストールが完了するとNVDAのようこそ画面が表示され、読み上げが始まります。
この段階では、インストール作業に使用した普段お使いのスクリーンリーダーの読み上げと、
NVDAの読み上げが重なっています。

普段ご使用のスクリーンリーダーは読み上げない状態にして、
NVDAの読み上げを聴いてみてください。
PCTalkerをお使いの場合は、Alt+Ctrl+F3を押して終了できます。

◆「ようこそ画面」でできること

この画面ではNVDAを使用するための最低限の設定項目があります。
「NVDAキーをどのキーに割り当てるか、」や「NVDAの起動時に毎回「ようこそ画面」を表示するか」や「NVDAを自動起動するか」などです。

◆NVDAキーってなあに?

NVDAをお使いになるときに、読み上げの制御(コマンド)の基本となるキーがNVDAキーです。
単独で使うことはありませんがほかのキーと組み合わせて、
読み上げを制御したり、何らかの操作(ゼスチャー)を実行したり、各種の設定をすることができます。

通常、NVDAキーはインサートキーです。
インサートキー
また、NVDA日本語版では無変換キーをNVDAキーとして割り当てることも可能です。

NVDA日本語版では、初期設定でインサートキーも無変換キーもNVDAキーとして使用できます。
無変換キー
※インサートキーはナムロックの状態により点キーの0でも代替えできます。

例えば、NVDAの設定や管理などを行うNVDAメニューは、
NVDAキーと [N] です。
一方、NVDAを終了するには、NVDAキーと [Q] となります。
これらの操作で使用する「NVDAキー」はインサートキーまたは無変換キーとなるわけです。

◆「ようこそ画面」の操作

NVDAが以下のように読み上げた後、5つのチェックボックスを読み上げます。

ようこそ画面

NVDAへようこそ!
NVDAを押しながら他のキーを押すといろいろな操作ができます。
InsertキーがNVDAキーとして使えます。
NVDAキーとNを押すとNVDAメニューが開きます。
NVDAメニューにはNVDAの設定の変更・説明・その他の機能があります。
なお、英語キーボードではCaps lockキーをNVDAキーとして使えます

オプショングループ
——
(ここからチェックボックスの読み上げです。)
・無変換をNVDAとして使用 チェックボックス チェック
・変換をNVDAキーとして使用 チェックボックス チェックなし
・英語キーボードのCaps lockキーをNVDAキーとして使用 チェックボックス チェックなし
・Windowsへのログオン後にNVDAを自動的に開始  チェックボックス チェックなし
・NVDA起動時にこのダイアログを表示 チェックボックス チェック

操作はTabキーを押して各チェックボックスを移動します。
適宜Spaceキーを押してチェックを入れたり外すことができます。

また、NVDAが起動するたびに「ようこそ画面」が表示されます。
この「ようこそ画面」を閉じるにはエンターキーを押します。

補足:NVDAキーとして設定した無変換キーや変換キーを2回続けて押すと、
文字を入力するための無変換キー、変換キーとして使えます。

◆「ようこそ画面」を再表示する

「NVDA+N」を押して、NVDAメニューを開きます。
上下矢印キーでヘルプまで移動しEnterキーを押します。
上下矢印キーで「ようこそ画面」まで移動しEnterキーを押します。
この操作で「ようこそ画面」が再び表示されます。

スクリーンリーダー「NVDA」をパソコンにインストールしましょう(インストール編)

スクリーンリーダー「NVDA」をパソコンにインストールしましょう(ダウンロード編) の続きです。


2.使用許諾契約書に同意する

インストール準備が整うと下がり調子と上がり調子のタララランが鳴ります。この段階では、まだNVDAのインストールは完了していませんが、NVDAの「JTalk」という音声の女性音が聞こえてきます。

耳慣れない音声で操作するよりも、一度このNVDAの音声を「読み上げなし」の状態にして、普段お使いのスクリーンリーダーの音声で操作することをお勧めします。
使用許諾契約書とインストールの画面

(1)無変換+Sを押してNVDAを「読み上げなし」の状態にします。
(無変換キーはSpaceキーの左隣のキーです。)
(2)使用許諾契約書の画面です。Tabキーで「同意する」を探します。なお、使用許諾条項は英文です。矢印キーを押して確認できます。
(3)同意する場合はSpaceキーを押してチェックを入れます。
(4)Tabキーを数回押して「このコンピュータにNVDAをインストール」まで移動してEnterキーを押します。


3.インストールの条件を選択する

この画面には2つのチェックボックスと、「継続」、「キャンセル」の項目があります。チェックボックスの内容は次の通りです。

・デスクトップにアイコンとショートカットキー(Ctrl+Alt+N)
・ログオン画面でNVDAを使用

ログオン画面は、スクリーンセーバーから復帰するときやパスワードを入力するときなどに表示される画面です。

(1)Tabキーを押して、「ログオン画面でNVDAを使用」まで移動します。初期設定はチェックが入っています。適宜切り替えてください。
(2)Tabキーを押し「継続」まで移動しEnterキーを押します。
インストールの設定画面


4.ユーザーアカウント制御ダイアログで「はい」を選択する

ユーザーアカウント制御の画面が表示され、フォーカスは「いいえ」にあります。
以下のように表示されます。

安全操作の画面
ユーザーアカウント制御のメッセージ
次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?
NVDA 確認済みの発行元
Alt+Yは「はい」 Enterは「いいえ」

(1)左矢印キーを押し「はい」まで移動し、Enterキーを押します。
(2)ピッピッピッという、インストールの進行状況を示すサウンドが流れ始めます。
NVDAのインストール中の画面
補足:この画面での操作を特に急ぐ必要はありませんが、一定の時間を過ぎても何も操作しないでいるとインストールに失敗する場合があります。


5.インストール完了のメッセージにOKする

インストールが正常に完了すると、以下のように表示されます。

インストール完了のメッセージ
NVDAのインストールは成功しました。
インストールされたNVDAを実行するために「OK」を押してください。
Enterは「OK」

(1)読み上げは、フォーカスが「OK」にあることを示していますが、この読み上げの後操作可能な画面が他にずれる場合があります。その際は、Altキーを押しながら、何度かTabキーを押して、NVDAの完了画面を表示させます。
(2)フォーカスはすでに「OK」にありますのでそのままEnterキーを押します。
インストール完了の画面


6.NVDAが起動し、「ようこそ画面」が表示される

(1)「タラララン」という上がり調子のサウンドが流れ、NVDAが起動します。
(2)NVDAのJTalkという女性の音声が、NVDAようこそ画面を読み上げます。読み上げ始めない場合は、Alt+Tabキーを何度か押して「ようこそ画面」に切り替えてください。
(3)Enterキーを押して画面を閉じます。
(4)以上でインストール作業は終了となります。


連載記事一覧

スクリーンリーダー「NVDA」をパソコンにインストールしましょう(ダウンロード編)

前回「スクリーンリーダー「NVDA」をパソコンにインストールしましょう(概説編)」 の続きです。


1.NVDA日本語版の最新バージョンのダウンロード方法

〈Internet Explorer を使用する場合〉

直接ダウンロードする方法で説明します。

(1)「Internet Explorer」を起動します。
※ここでは起動方法は省略します。
(2)Altキーを押しファイルメニューの「開く」でEnterします。
(Altキーを押さずに、Ctrl+Oを押しても同じ画面を表示できます。)
(3)すでにフォーカスは開くファイル名を入力するエディットフィールドにありますので、すべて半角文字で、
i.nvda.jp
と入力しEnterキーを押します。
ファイル名を入力するエディットフィールド
(4)これで直接NVDAをダウンロードするリンクが開きます。
(5)このリンクが開くとセキュリティの警告メッセージが表示されます。
「このファイルを保存または実行しますか?」の後に
ダウンロードするファイルの名前、種類発信元などを読み上げます。
この画面には、「保存」「実行」「キャンセル」の3つの項目があります。
(6)Alt+Nを押して通知バーに移動します。
セキュリティの警告メッセージ
(7)TabキーまたはShift+Tabキーで「実行」を選択し、Enterキーを押します。ダウンロードが始まります。
(8)ダウンロードが終了するとサウンドが流れます。


〈NetReader ⅱを使用する場合〉

直接ダウンロードする方法で説明します。

以降「NetReader ⅱ」を「NetReader」と表記します。

(1)NetReaderを起動します。
※NetReaderの起動方法は省略します。
(2)Altキーを押しファイルメニューの「開く」でEnterします。
(Altキーを押さずに、Ctrl+Oを押しても同じ画面を表示できます。)
(3)すでに入力フォーカスは開くファイル名を入力するエディットフィールドにあります。すべて半角文字で
i.nvda.jp
と入力しEnterキーを押します。
(4)すると直接NVDAをダウンロードするリンクが開きます。    
(5)このリンクが開くとセキュリティの警告メッセージが表示されます。画面には、保存Sの確認、実行Rの確認、キャンセルの確認の3つの項目があります。
(6)Tabキーで「実行」を選択し、Enterキーを押します。
(7)画面が切り替わり、Tabキーでさらに「実行」を選択し、Enterキーを押します。
(8)ダウンロードが終了しサウンドが流れます。


連載記事一覧

スクリーンリーダー「NVDA」をパソコンにインストールしましょう(概説編)

◆インストールする前に

NVDAはUSBメモリなどで持ち運べるタイプのポータブル版を作成することもできますが、ここではパソコンに初めてインストールすることとします。

NVDAは基本的にインターネットからダウンロードしてパソコンに入れる作業(インストール)することにより使用できるようになります。

今回の操作にあたっては、すでに他のスクリーンリーダーがインストールされていて、その読み上げる音声を聞きながらキーボード操作ができる状況を想定します。

キー操作の説明で例えば、「Ctrl+O」としている場合は、Ctrlキーを押しながら「O」を押す意味です。

◆インストール手順の概要

今回より3回にわたり、記事を分けて説明します。

Windowsの標準ウェブブラウザ「Internet Explorer」と高知システム開発から発売されている「NetReader ⅱ」について、まずはNVDAのダウンロード方法を説明します。

どちらのブラウザでも、大まかなインストールの流れは以下のようになります。

1.ダイレクトダウンロードリンクを入力してダウンロードする
2.使用許諾契約書に同意する
3.インストールの条件を選択する
4.「ユーザーアカウント制御ダイアログ」の画面で「はい」を選択する
5.インストール完了のメッセージにOKする
6.NVDAが起動し、「ようこそ画面」が表示される

◆NVDAをインストールする操作手順

それでは実際にNVDAをインストールしてみましょう。

(続く)


連載記事一覧

ウェブページ読み込み時に自動的な読み上げを抑制する設定

Internet Explorer(IE) や Firefox などのブラウザーを用いてウェブページを読み込んだとき、NVDAは通常、ページの読み込みが完了した時点で最初から読み上げ始めます。

この際、コントロールキーを短く1回押すと、その場で読み上げは中段できるため、慣れてしまえば自動的に読み上げ初めても気にならないかもしれません。

しかし、ある程度NVDAとウェブブラウザとの組み合わせの使い方に慣れてくると、この児童読み上げが煩わしくなる人もいると思います。NVDAは、そのような人のために、きちんと自動読み上げを抑制する設定があります。

以下で手順を示します。

1)NVDA + N でNVDAメニューを開きます。
※NVDAキーは日本語版を使用している場合、無変換キーかインサートキーです。

2)下矢印キーで「設定」まで進みます。

3)エンターキーを押します。設定メニューの項目が表示されます。

4)下矢印キーで「ブラウズモード」まで進みます。

5)エンターキーを押します。ブラウズモードの設定ダイアログが表示されます。

6)タブキーで「ページ読み込み時に自動的に読み上げる」まで進みます。

7)その場でスペースキーを押します。「チェックなし」と読み上げます。
※「チェック」と読み上げた場合はすでに自動読み上げは無効になっています。

8)エンターキーを押します。設定状態が変更されて元の画面に戻ります。

9)再度 NVDA + N を押します。

10)上矢印キーで「設定情報の保存」まで進みます。

11)エンターキーを押します。先ほど設定した「自動読み上げ」の情報が保存されます。

12)以上で設定完了です。

次回より、ウェブブラウザでページを読み込んだときに自動的に読み上げすることがなくなりました。わざわざコントロールキーを押して読み上げをストップさせないですむようになりましたね。

ヘルプデスクでは、上記設定の仕方が不明な方向けに電話やメール、スカイプによるサポートを実施しています。サポートを利用するには会員登録(無料)が必用です。詳細は以下より。

http://nvda.help/services

NVDAのキーボード配列

NVDAには、大きく2つのキーボードレイアウトがあります。

1つがデスクトップレイアウト、もう1つがラップトップレイアウトです。

これらの設定は NVDA メニューを開き、設定メニューのキーボードで変更できます。

手順

1)NVDAメニューを開きます。開き方は NVDA+N です。
2)下矢印キーを押して「設定」を選びます。
3)右矢印キーまたはエンターキーを押します。
4)下矢印キーで「キーボード設定」を探します。
5)エンターキーを押します。
6)「キーボード設定」のダイアログが開きます。
7)その場で上矢印キーまたは下矢印キーで「デスクトップ」「ラップトップ」どちらかを選びます。
※初期設定ではデスクトップがが選択されています。。
8)どちらかを選んだらエンターキーを押します。
※やり直ししたい場合はエスケープキーを押して1)の手順からスタートします。
9)設定完了です。

説明

1)デスクトップレイアウト
テンキーのついたキーボード向けに NVDA で使用する各種キーボード操作(コマンド)の割り当てがされています。
デスクトップレイアウト設定イメージ

2)ラップトップレイアウト
テンキーがなく、コンパクトなキーボード向けに NVDA で使用する各種キーボード操作(コマンド)が割り当てられています。
ラップトップレイアウト設定イメージ
デスクトップパソコンだからデスクトップ配列を使うとかノートパソコンだからラップトップ配列を使う、というわけではなく、自分が普段使いやすいと思う方を選択するとよいです。使いにくい場合は、いつでも切り替えることもできます。

ただ、 NVDA 固有のコマンドはデスクトップ配列とラップトップ配列の設定の違いにより、操作が異なってきます。どちらかで慣れるようにするとよいでしょう。