Windows10の予備知識1 セットアップとNVDAのインストール

Windows7のサポート終了までの期間も短くなって来ました。

今回の記事ではWindows10でのセットアップとNVDAのインストールについてご案内いたします。

初めに ナレーターの操作方法

最新のWindows10にはナレーターと呼ばれるスクリーンリーダーが初めから搭載されており、ナレーターはNVDAと操作方法に互換性がありますので、ご自身でセットアップが可能になっています。
表示される内容の詳細を読ませる時はNVDAの「ブラウズモード」のように操作できる「スキャンモード」を使用します。
スキャンモードのオンオフはNVDAのブラウズモードとフォーカスモードの切り替えと同じくインサートまたは無変換を押しながらスペースキーで操作可能です。

Windows10のセットアップ

Windows10のパソコンでは、購入直後に電源を入れ起動すると、初めはコルタナによる音声ガイドでセットアップが始まります。
案内に従って操作して行くと「補助のスクリーンリーダーを使用するにはCtrl+Windows+Enterを押してください」と案内されますので、指示に従いCtrl+Windows+Enterを押し、ナレーターを有効にします。
後は、ガイダンスに従って操作して行くことでセットアップが完了します。
※ガイダンスの内容は、メーカー、機種毎や、プリインストールされているアプリの状態により、異なります。
※マイクロソフトアカウントをお持ちでない方は、ローカルアカウントでセットアップを続行してください。
セットアップが完了すると、デスクトップ画面になります。
この状態でWindowsキーを押し、「memo」と入力し、「メモ帳 アプリ」と読まれたらエンターキーを押し、メモ帳を起動して日本語を入力すると、変換候補の読み上げが上下矢印キーでの操作をしないと読まない事に気づくと思います。
そのため日本語環境では、必ずスクリーンリーダーのインストールが必要となるのです。

それでは、ここまで来ましたらNVDAをインストール行います。

NVDAのインストールで手順

(1)WindowsキーとRを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログと読まれたら、http://i.nvda.jpと入力し、エンターキーを押します。
(2)Microsoft Edge(Windows10用のブラウザ)が起動し「新しい通知 Alt+Nキーを押してください」と読みます。
(3)Alt+Nを押すかTabキーを押すと「実行」と読みますので、更にTabキーを押し、「保存」に進みエンターキーを押します。
(4)しばらく待つと、「nvda_○○jpのダウンロードが完了しました。」と読みます。
※○○には現在のバージョン番号が入ります。
(5)Shiftキーを押しながらTabキーを押し、「実行」を選びエンターキーを押します。
(6)NVDAのテーマ音楽が鳴りだしたら、Ctrl+Windows+Enterを押し、ナレーターを終了します。しばらく待つと、NVDAが起動します。
(7)NVDA使用許諾契約が読み上げられ始めますので、Tabキーを押し「同意する」でスペースキーを押し、チェックを入れます。
(8)Tabキーで「このコンピューターにNVDAをインストール」を選び、エンターを押します。
(9)NVDAのインストールダイアログが出ますので、エンターを押すとインストールを開始します。
警告音が鳴った時は、Altキーを押しながらYを押すとインストールを続行します。
(10)インストール完了のガイダンスが流れたらエンターを押すと、インストールされたNVDAが起動し、「ようこそNVDAへ!」に続き、NVDAの使い方や簡単な初期設定情報がガイダンスされます。
ようこそ画面での設定内容の詳細については、
「ようこそ画面」へようこそ

NVDAの「ようこそ画面」にようこそ


を参照して下さい。

※キーボード配列はテンキーの無いノートパソコンでは必ず、「ラップトップ」を選択してください。
※次回起動時に、NVDAを自動起動するには、ようこそ画面でTabキーを押し、「Windowsへのログオン後にNVDAを自動的に起動(A)」を選び、スペースキーを押してチェックを入れてある事を確認し、エンターキーを押します。

ナレーターも自動起動してしまう時は

ナレーターを自動起動しないようにするには、下記の操作が必要です。
(1)Windows+Iで設定を開きタブキーを押します。
(2)左右矢印キーまたは上下矢印キーで「簡単操作」まで行きエンターキーを押し、タブキーを押します。
(3)上下矢印キーで「ナレーター」を選択し、エンターキーを押します。
(4)「サインイン後にナレーターを開始する」と「すべてのユーザーのサインイン前にナレーターを開始する」を選び、スペースキーを押し、「チェック無し」にしてください。
(5)Alt+F4で設定を閉じます。
(6)Windows+Xを押し、続いてU、Rと順番に押すか、Windowsキーを押し、スタートウインドウを開き、タブキーで「開始リスト」を選び、下矢印で「電源」を選びエンター、次に「再起動」でエンターキーを押して再起動します。
(7)再起動後にNVDAのみが起動して読み上げされる状態になっていれば正常にセットアップ完了です。
※NVDAとナレーターは初期状態では同じ音声を使用しています。
ナレーターとNVDAの区別をつきやすくするには、NVDAメニューの設定(P)、設定(S)と進み、「音声」グループでタブキーを押して行き、「音声(V)」コンボボックスで上下矢印キーを押し「Microsoft Ayumi」以外の音声にしてエンターキーを押し、音声の区別がつくようにしておく事をお勧めします。

NVDAがJAWSを超えて首位に、

こんにちは、御園です。

NVDAがJAWSを抜いて世界シェア1になったという調査結果が発表されています。

今回、NVDAのユーザー数の増加について少し考えてみると、JAWSやその他のスクリーンリーダーを使っていた人が、
コストのかからないNVDAに乗り換えたのか、それとも、新たにパーソナル・コンピューターを使用し始めた視覚障害者が、
経済的に負担の少ない範囲で、無料のスクリーンリーダー「NVDA」を導入したのか、気になっています。
世界的な視覚障害者の貧困層を支援する技術としてNVDAが導入されつつあるという、現実を確かめてみたいです。

いずれにせよ、NVDAの開発の末端でたずさわる身として、
NVDAの目的の一つ視覚障害者がより貞コストでコンピューターを使えるようにすることについては達成されつつあると考えています。

・ユニバ・リポート:NVDAがJAWSを超えて首位に、Androidも上昇--WebAIMのスクリーンリーダー利用状況調査 – 毎日新聞
mainichi.jp/universalon/articles/20191002/org/00m/040/013000c

NVDA日本語チームより NVDA 2019.2.1jpリリースのお知らせ

NVDA日本語版の翻訳・開発を手がけるNVDA日本語チームより NVDA 2019.2.1jp のリリース案内がありましたのでご紹介します。
なお、私たち NVDA ヘルプデスクは、本バージョンも含めたサポートを行います。
サポートについての詳細は こちらのサポート案内よりご覧ください。

NVDA 2019.2jpの詳細はNVDA日本語チームのページをご覧ください。
以下抜粋です。

NVDA 2019.2.1jp をリリース

無料(オープンソース)の Windows 用スクリーンリーダー NVDA (NonVisual Desktop Access) の 日本における開発コミュニティである NVDA 日本語チームは、 2019年10月2日に NVDA 2019.2.1jp をリリースしました。

インストーラーのダウンロードはこちらからどうぞ:

i.nvda.jp

Windows 10, 8.1, 8, 7(SP1) の32ビット版および 64ビット版に対応しています。 Windows 8 以降ではタッチ操作が利用できます。 NVDA 日本語版のライセンスは GPL v2 です。

NVDA は多くのアプリに対応し、 インストール不要で利用できるポータブル版、 アドオンによる機能拡張など、さまざまな特長を備えています。

NVDA 日本語チームがリリースする NVDA 日本語版は、 オーストラリアの非営利法人 NV Access がリリースする NVDA 本家版に 日本語の音声エンジンと点訳エンジンを追加するなど、 日本語 Windows 環境のための改良を行っています。
2019.2.1の変更点

NVDA 2019.2.1 で修正された内容は以下の通りです。

Gmail を Firefox または Chrome で使用した場合に、フィルターの作成や特定の設定の変更などで、ポップアップメニューを操作したときにクラッシュする不具合を修正しました。
Windows 7 において、スタートメニューでマウスを操作したときに Windows Explorer がクラッシュする不具合を修正しました。

2019.2.1jpの変更点

音声設定についての「NVDA日本語版の説明」の記述を訂正しました。NVDA日本語版では音声設定「大文字の前に大文字と読む」の初期状態はチェックなしです。過去の NVDA 日本語版では初期状態が「チェック」でしたが、 NVDA 2017.1jp 以降では本家版の初期値に合わせています。

NVDA日本語チームより NVDA 2019.2jpリリースのお知らせ

NVDA日本語版の翻訳・開発を手がけるNVDA日本語チームより NVDA 2019.2jp のリリース案内がありましたのでご紹介します。
今回のハイライトはWindows10で利用可能なOneCore 音声で「高速読み上げ」が可能になりました。
なお、私たち NVDA ヘルプデスクは、本バージョンも含めたサポートを行います。
サポートについての詳細は こちらのサポート案内よりご覧ください。

NVDA 2019.2jpの詳細はNVDA日本語チームのページをご覧ください。
以下抜粋です。

無料(オープンソース)の Windows 用スクリーンリーダー NVDA (NonVisual Desktop Access) の 日本における開発コミュニティである NVDA 日本語チームは、 2019年8月15日に NVDA 2019.2jp をリリースしました。
インストーラーのダウンロードはこちらからどうぞ: i.nvda.jp
Windows 10, 8.1, 8, 7(SP1) の32ビット版および 64ビット版に対応しています。 Windows 8 以降ではタッチ操作が利用できます。 NVDA 日本語版のライセンスは GPL v2 です。
NVDA は多くのアプリに対応し、 インストール不要で利用できるポータブル版、 アドオンによる機能拡張など、さまざまな特長を備えています。
NVDA 日本語チームがリリースする NVDA 日本語版は、 オーストラリアの非営利法人 NV Access がリリースする NVDA 本家版に 日本語の音声エンジンと点訳エンジンを追加するなど、 日本語 Windows 環境のための改良を行っています。

2019.2の変更点

NVDA 2019.2 で修正された内容は以下の通りです。

  • OneCore 音声で「高速読み上げ」が可能に
  • ページ読み込み時にブラウズモードを有効にしないオプションの導入
  • 「句読点/記号読み辞書」がフィルターで絞り込み可能に
  • Freedom Scientific 点字ディスプレイのドライバー更新
  • その他バグ修正

2019.2jpの変更点

  • Windows 10 クリップボード履歴の読み上げが行えない不具合を修正しました。
  • Windows 10 Insider Preview で導入されている新しい Microsoft 日本語 IME への対応をいったんキャンセルしました。前のバージョンと同じ動作にしたい場合はGitHub の議論を参照してください。

NVDAメニューの「設定(S)」のキーボード操作について

NVDAメニューの「設定(S)」のキーボード操作について

今回は、より効率的な操作が可能になった
「設定(S)」のキーボード操作をご紹介します。

■「設定(S)」の概要
「NVDA2018.2.jp」から通常の設定メニューが、
「設定(S)」にカテゴリとしてまとめられました。
また今まで別々だった「音声エンジン」と「音声設定」が
音声カテゴリにまとめられました。

NVDAメニューから「設定(P)」でEnterキーを押し、
続いて「設定(S)」でEnterキーを押して開くと
11のカテゴリーがリストとして並んでいます。
そしてそのカテゴリーリストの1番上の
「一般カテゴリー」にフォーカスされています。
従来の設定はこのカテゴリーリストに並んでいます。
カテゴリーリストで上下矢印キーを押すと
異なるカテゴリーに移動し選択することができます。
選択したカテゴリーの中の個々の設定項目をを移動するにはTabキーを押します。
カテゴリーリストを移動した状態ですでにフォーカスされていますので、
そのカテゴリーを開くためにEnterキーを押す必要はありません。
Enterキーを押すとそのカテゴリーでの「OK」ボタンを押したことになり、
NVDAメニューが閉じます。

各カテゴリーには、個々の設定項目と「OK」「キャンセル」「適用」の各ボタンがあります。
また、「設定(S)」のどこにいてもCtrl+Tabを押すと次のカテゴリーに移動できます。
Ctrl+Shift+Tabを押すと逆向きにカテゴリーを移動できます。

旧バージョンでは例えば「一般設定」と「キーボード設定」を行う場合、
NVDAメニューを開きなおす必要がありましたが
「NVDA2018.2.jp」から「設定(S)」で通常の設定を行う場合はその必要はなくなり、
「設定(S)」を開いたまま、異なるカテゴリーの設定ができるようになりました。

また冒頭で書きましたが、
「音声エンジン」と「音声設定」も「音声カテゴリー」にまとめられています。
以下、「音声カテゴリー」の設定を「■実際の設定例 その1」で、
異なる複数のカテゴリーを設定する場合を
「■実際の設定例 その2」でご紹介します。

■実際の設定例その1
  ―音声カテゴリの設定例―
それでは実際に「音声カテゴリー」で音声エンジンと音声を選択し、
速さ、高さを設定してみましょう。
(実際に選べる音声エンジンは環境によって異なります。)

≪〈これから行う設定内容〉
 1.音声エンジンを「J-Talk」から「Windows OneCore 音声」に変更する。
 2.音声を「Microsoft Haruka」に変更する。
 3.「速さ」を70に変更する。。
 4.高さを60に変更する。

〈設定手順〉
1)NVDA+Nを押してNVDAメニューを開きます。
2)下矢印キーを押して設定(P)でEnterキーを押し、設定(P)を開きます。
3)1番上の設定(S)にフォーカスがありますのでそのままEnterキーを押します。
NVDAは「NVDA:一般(通常の設定)ダイアログ カテゴリー(C)リスト一般1の11」などと読み上げ、
カテゴリーが11のリストになっていること、一つ目の「一般カテゴリー」ーにフォーカスしていることが分かります。
4)下矢印キーを押し「音声カテゴリー」に移動します。
5)Tabキーを押し「音声カテゴリー」の中の最初の項目に移動します。
現在使用している音声エンジンの名前を読み上げます。
NVDAは「音声エンジン(S)グループ 
・・・J-Talk」などと読み上げます。
6)さらにTabキーを押して「変更する」ボタンまで移動しSpaceキーを押します。
7(音声エンジンの選択ダイアログが開きます。
上下矢印キーを押すと変更できる音声エンジンを読み上げます。
ここでは 「Windows OneCore 音声」 まで
上下矢印キーで移動し選択します。
8)Tabキーを何度か押して「OK」ボタンまで移動しSpaceキーを押します。
音声選択ダイアログが閉じてフォーカスは「音声カテゴリー」の最初の項目に移動しています。
変更した音声エンジンの名前を読み上げます。
ここでは「Windows OneCore 音声」 と読み上げます。
9)Tabキーを押して「音声」まで移動します。
10)下矢印キーで「Microsoft Haruka」まで移動し音声を「Microsoft Haruka」に変更します。
11)さらにTabキーを押して「速さ」まで移動します。
12)上下矢印キーで速さを70に変更します。
13)さらにTabキーを押して「高さ」まで移動します。
14)上下矢印キーで「高さ」を60に変更します。
15)Tabキーを押して「OK」ボタンまで移動しEnterキーを押します。

これで音声エンジンを「Windows OneCore 音声」に
音声を「Microsoft Haruka」に「速さ」を70に、「高さ」を60に変更することができました。

■実際の設定例 その2
  ―異なる複数のカテゴリーを設定する例―

≪〈これから行う設定内容〉
1.「一般カテゴリー」で終了オプションを表示しない設定をする。
2.「書式とドキュメント情報カテゴリー」でリンクとリストを通知しない設定をする

〈操作のヒント〉
カテゴリーリストの1番目は「一般カテゴリー」です。
カテゴリーリストの10番目は「書式とドキュメント情報カテゴリー」です。

「設定(S)」のどこにいてもCtrl+Tabの操作で次のカテゴリーへ移動できます。
カテゴリーリストにいる場合は上下の矢印キーでも他のカテゴリーに移動できます。
ですが上下矢印キーでカテゴリーリストを一巡することはできません。

「書式とドキュメント情報カテゴリー」は4つのグループに分かれています。
4つのグループは「フォント」、「ドキュメント情報」、「テーブル情報」、「要素」の順に並んでいます。

〈設定手順〉
1)NVDA+Nを押してNVDAメニューを開きます。
2)下矢印キーを押して「設定(P)」でEnterキーを押し、「設定(P)」を開きます。
3)1番上の「設定(S)」にフォーカスがありますのでそのままEnterキーを押します。
NVDAは「NVDA:一般(通常の設定)ダイアログ カテゴリー(C)リスト一般1の11」などと読み上げ、
カテゴリーが11のリストになっていること、一つ目の「一般カテゴリー」ーにフォーカスしていることが分かります。
4)Tabキーを押して「一般カテゴリー」の中の「NVDA終了時に終了オプションを表示」まで移動します。
5)チェックボックスでのチェックの有無で設定できます。
Spaceキーを押してチェックを外します。
NVDAは「チェックなし」と読み上げます。
6)Ctrl+Shift+Tabキーを2回押して
「書式とドキュメント情報カテゴリー」へ移動します。
7)Tabキーを押して「書式とドキュメント情報カテゴリー」の中の
「要素グループ」の中の「リンク」まで移動します。
(操作に慣れたら、Shift+Tabの操作の方が近いです。)
8)Spaceキーを押して「リンク」のチェックを外します。
9)Tabキーを押して「リスト」に移動します。
10)Spaceキーを押して「リスト」のチェックを外します。
11)Tabキーを押して「OK」ボタンまで移動し、Enterキーを押します。
NVDAメニューが閉じます。

これで終了時に終了オプションが表示されなくなりました。
他のスクリーンリーダーと頻繁に切り替えてご使用になる場合などに便利です。
また、ウェブページを読む場合などに
「何々リンク」、「リスト何々項目」「リストの外」などの読み上げがなくなります。
慣れているウェブページを読む場合は
リンクやリストなどの報告が煩わしく聞こえる場合があります。
リンクやリストの報告がなくても
「一文字ナビゲーション」の「K」や「L」などの操作で
リンクやリストの位置を知ることができます。

適宜設定してお使いください。

起動直後のようこそ画面とサウンドを抑制するには

NVDAを使っていて慣れてくると少し煩わしくなるかもしれないのが、起動すると毎回出てくる「ようこそ画面」、それから起動と終了で聞こえる「サウンド」です。今回は、このようこそ画面とサウンドの抑制方法について説明します。

本記事と合わせて NVDAの「ようこそ画面」にようこそ についても参考にしてください。

以下の説明中「NVDAメニュー」の開き方については、 こちらの記事 をご覧ください。

1.起動直後のようこそ画面を非表示にする

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「ヘルプ」までいき、エンターキーを押します。ヘルプメニューの一覧が表示されます。
※このとき H を押すと一発で該当箇所へジャンプすることもできます。
(3)ヘルプメニューには「NVDA日本語版の説明」「ユーザーガイド」「コマンド一覧表」「最新情報」「NVDA Web サイト」「ライセンス」「貢献者」「ようこそ画面」「更新を確認」「NVDAについて」があります。
(4)下矢印キーで「ようこそ画面」を探して、見つかったらエンターキーを押します。ようこそ画面が開きます。
(5)タブキーで「NVDA起動時にこのダイアログを表示」を探します。
(6)「チェック」と読み上げるようであれば、スペースキーで「チェックなし」にします。
(7)タブキーで「OK」を探して、見つかったらエンターキーを押します。
(8)以上、次回起動からようこそ画面が表示されなくなります。

2.起動と終了のサウンドを抑制する

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「設定」を見つけて、エンターキーを押します。設定の一覧が表示されます。
(3)エンターキーを押します。「一般設定」のダイアログが開きます。
(4)タブキーで「NVDAの起動と終了のサウンド」を探します。
(5)「チェック」と読み上げるようであれば、スペースキーで「チェックなし」にします。
(6)タブキーで「OK」を探して、見つかったらエンターキーを押します。
(7)以上、次回起動と終了ではサウンドが鳴らなくなります。

NVDAユーザーガイドや日本語版の説明を読むには

今回は、NVDAのユーザーガイドや日本語版の説明を読む方法についてご紹介します。

以下の説明中「NVDAメニュー」の開き方については、 こちらの記事 をご覧ください。

NVDAを本格的に使い始めるに当たっては、いわゆる取扱説明書となる「ユーザーガイド」を閲覧するとよいです。ユーザーガイドにはNVDAの使い方のすべてが載っていますので、ぜひ一読することをお勧めします。また、日本語版独自の説明書として「NVDA日本語版の説明」もあります。日本語で独自に拡張した機能について掲載されています。

1.「ユーザーガイド」を開く方法

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「ヘルプ」までいき、見つかったらエンターキーを押します。ヘルプメニューの中の一覧が表示されます。
※このとき H を押すと一発で該当箇所へジャンプすることもできます。
(3)ヘルプメニューには「NVDA日本語版の説明」「ユーザーガイド」「コマンド一覧表」「最新情報」「NVDA Web サイト」「ライセンス」「貢献者」「ようこそ画面」「更新を確認」「NVDAについて」があります。
(4)「ヘルプ」メニューが開いたら、下矢印キーで「ユーザーガイド」を選んでエンターキーを押します。
(5)ユーザーガイドが開きます。

2.「NVDA日本語版の説明」を開く方法

(1)NVDAメニューを開きます。
(2)下矢印キーで「ヘルプ」までいき、見つかったらエンターキーを押します。ヘルプメニューの中の一覧が表示されます。
※このとき H を押すと一発で該当箇所へジャンプすることもできます。
(3)ヘルプメニューには「NVDA日本語版の説明」「ユーザーガイド」「コマンド一覧表」「最新情報」「NVDA Web サイト」「ライセンス」「貢献者」「ようこそ画面」「更新を確認」「NVDAについて」があります。
(4)「ヘルプ」メニューが開いたら、下矢印キーで「NVDA日本語版の説明」を選んでエンターキーを押します。
5)NVDA日本語版の説明が開きます。

3.ユーザーガイドや日本語版の説明を読む方法

上記の操作で各説明書を開いた後の操作となります。

ユーザーガイドや日本語版の説明は、ウェブコンテンツの構造で作成されています。従って、インターネットをする際のキーボードナビゲーションが使用できます。ユーザーガイドで特に有効的なキー操作は H です。ウェブコンテンツだと H は「見出しジャンプ」として使用できます。これらユーザーガイドや日本語版の説明での操作では、このジャンプ機能を使って、目次単位に自分が必要とする部分を閲覧すると効率的です。目的の見出しが見つかったら、基本的に上下矢印キーで一行ずつ読み進めます。

4.説明を閉じるには

ユーザーガイドや日本語版の説明の画面を閉じるには、Windows共通のキー操作 Alt + F4 を使います。
または、 Alt キーを押して離してから「システムメニュー」を表示させて、上または下矢印キーで「閉じる」を選択しエンターキーを押すことでも実行することができます。

NVDAをインストールしたら最初にする設定

NVDAをインストールしたら、これだけはやっておきたい設定について紹介します。

最初の設定をした方が良い物として、おそらく、下記の三つではないでしょうか。

1.自動起動の設定
2.音声の設定
3.キーボードレイアウトの設定

以下、具体的に手順を紹介します。

1.自動起動の設定

(1) こちらの記事 で紹介したようなやり方でNVDAメニューを開きます。
(2)上または下矢印キーで「設定」を探し、見つかったところでエンターキーを押します。設定メニューが展開します。
(3)続けて「一般設定」が選択されています。エンターキーを押します。一般設定ダイアログが開きます。
(4)タブキーを何回か押していくと「Windowsへのログオン後にNVDAを自動的に開始」という設定項目があります。
(5)スペースキーで「チェック」と読み上げる状態にします。
※お使いのNVDAのバージョンによっては初期設定でチェックが入っている場合があります。
※チェックがつくとNVDA起動時(パソコン起動時)に毎回自動的にNVDAが開始します。
(6)タブキーを押していき「ログオン画面でNVDAを使用(管理者権限が必要です)」という設定項目があります。
(7)スペースキーで適宜設定します。チェックがついている状態ではユーザー名やパスワードを入力する画面や、Windows10ではロック画面などでNVDAで読み上げが有効になります。チェックを外すと無効になります。
(8)タブキーで「OK」までいきエンターキーを押します。
(9)ログオン画面の有効/無効を切り替えた場合にはここでユーザーアカウント制御ダイアログが表示される場合があります。適宜操作します。問題なければタブキーなどで「はい」を選択してエンターキーを押します。
(10)自動起動の設定はここまでです。

一般設定ダイアログ

2.音声の設定

NVDA日本語版の初期設定は JTalk という合成音声が使われています。女性音です。NVDA日本語版の JTalk ではこのほかに男性音にも切り替えることができます。お好みで設定してみてください。

(1) こちらの記事 で紹介したようなやり方でNVDAメニューを開きます。
(2)上または下矢印キーで「設定」を探し、見つかったところでエンターキーを押します。設定メニューが展開します。
(3)上または下矢印キーで「音声設定」を探し、見つかったらエンターキーを押します。下矢印キーの場合3回押します。音声設定ダイアログが開きます。
※似た設定項目に「音声エンジン」もあるので注意を。
(4)上矢印キーを押します。「M001」と読み上げ、男性音の声に切り替わります。
(5)タブキーを押して「速さ」を選択します。
(6)上または下矢印キーで読み上げ速度を調節します。上矢印キーで早くなり、下矢印キーで遅くなります。
(7)そのほかにもタブキーでいろいろな設定項目がありますが、今回は最低限の部分だけに絞りますので割愛します。
(8)タブキーで「OK」までいってエンターキーを押します。
(9)音声の設定はここまでです。

音声設定ダイアログ

3.キーボードレイアウトの設定

キーボードレイアウトの設定をしておくと、デスクトップパソコンのようなフルサイズのキーボードの場合と、ノートパソコンのようなテンキーのないキーボードとで、よりそれぞれのレイアウトに最適化した状態で使えるようになります。NVDAの独自のコマンドを使っていない場合はあまり関係ないかもしれませんが、使いこなしていくごとに独自のコマンドを操るようになりますので、今のうちに設定しておきましょう。なお、NVDAをインストールした初期状態ではデスクトップレイアウトです。

(1) こちらの記事 で紹介したようなやり方でNVDAメニューを開きます。
(2)上または下矢印キーで「設定」を探し、見つかったところでエンターキーを押します。設定メニューが展開します。
(3)上または下矢印キーで「キーボード設定」を探し、見つかったらエンターキーを押します。下矢印キーの場合5回押します。キーボード設定ダイアログが開きます。
(4)下矢印キーを押すと「ラップトップ」が選択されます。ラップトップは、いわゆるノートパソコン向けのレイアウトです。上矢印キーを押すと「デスクトップ」が選択されます。選択した状態はNVDAが読み上げます。
(5)タブキーで「OK」までいってエンターキーを押します。
(6)キーボードレイアウトの設定はここまでです。

キーボード設定ダイアログ

以上、お試しください。

NVDAヘルプデスクでは、上記の操作法についてのご相談やサポートを実施しております。サポートについて詳しく知りたい方は こちらまで お願いいたします。

NVDAメニューの表示方法

◆NVDAメニューの開き方

こちらの記事でご紹介しましたように 、 NVDAメニューは、NVDAキーと N で開くことができます。(NVDAキーを押しながら N です)

メニューが開くと「NVDA メニュー」と発声します。

メニューには以下のような項目が並んでいます。

・設定(&P)
・ツール(&T)
・ヘルプ(&H)
・設定プロファイル(&C)
・前回保存された設定に戻す(&R)
・設定のリセット
・設定情報の保存(&S)
・寄付(&D)
・終了(&X)

NVDAメニュー

メニュー項目の一覧はアドオンのインストール状況等で変わる場合があります。

NVDAの各種設定や管理をするには、必ずこのメニューを使いますので、
まず最初にこの操作を知っておいてください。

◆NVDAメニューでできること

ユーザーガイドに、以下のように記述されています。

NVDAメニューでは、NVDAの設定変更、ヘルプへのアクセス、設定情報の保存/読み込み、読み上げ辞書の編集、その他の追加のツールの使用、NVDAの終了ができます。
NVDA実行中に、Windowsの任意の状態からNVDAメニューを開くには、NVDA+Nを押すか、タッチスクリーンで2本指の2回タップをします。また、NVDAメニューには、WindowsのシステムトレイにあるNVDAアイコンからもアクセスできます。アイコンをマウスで右クリックする方法と、Windowsキー+Bを押してシステムトレイに移動し、矢印キーでNVDAアイコンを選択してアプリケーションキーを押す方法のどちらも利用できます。メニューが開いたら、矢印キーでメニュー項目間を移動し、Enterキーで項目を開くことができます。

最初は「設定」メニューのなかの「音声エンジン」「音声設定」を開き、自分の使いやすい音声の速さや・高さに設定することになるでしょう。また「一般」のWindows起動時に自動的にNVDAを起動するかの設定も重要です。詳細は、今後の記事でご紹介します。