Skypeストアアプリ版で通話に応答する、NVDAとキーボード使用

Skype(スカイプ)ストアアプリ版を使用したときの応答方法について説明します。

応答とは、空いてから着信があったときに通話を開始する捜査です。
スカイプストアアプリ版では、先に起動していなくとも、応答操作ができます。

まず、空いてから着信があると、着信音と共に、次のようなメッセージが表示されます。NVDAでも読み上げます。

「着信呼び出し、Skype、政光 御園 からの新しい通知。着信呼び出し。。画像。操作。操作 ウインドウ」
※Masamitsu Misono は相手の名前に置き換えてください。

上記の音とメッセージが表示されたら、キーボードより、 Windows + V です。

Windowsキー + V を押すと、タブキーで以下の項目が選択できるようになります。

・この通知をアクション センターに移動する ボタン
・オーディオ ボタン
・無視 ボタン
・ビデオ ボタン

「オーディオ」ボタンでエンターキーを押すと通話できるようになります。このとき NVDA では「現在、通話コントロールが表示されています」と読み上げするかもしれません。

「もしもし」と話しかけてみましょう。

ちなみに「ビデオ」でエンターキーを押すとテレビ電話のように相手とこちら側の両方の表情を見ながら会話もできます。無料です。

通話を終了するには Ctrlキー + E です。

なお、こちらで検証した範囲では、2018年4月11日時点で、通話中にスカイプ画面を Alt+F4 で閉じると、通話は継続されますが、上記キーボードショートカットが効かなくなります。不具合と思われます。

続・Skypeのスクリーンリーダー対応状況

先日書いた こちらの記事 に変化が見られました。

下記アドレスからのWindowsデスクトップ版Skypeのダウンロードができるようになっており、バージョンも 7.40 から 7.41 へと更新されています。

go.skype.com/classic.skype

私ども NVDA ヘルプデスクで動作確認をしたところ、Altキーによるメニューがオープンしない場合があったり、一部のボタンについては読み上げできていないケースがあるようです。すなわち、動作がいまいち安定していないように見受けられます。

クリーンインストールを試したところ、ストアアプリ版に強制されることはなくSkype起動時にどちらを使用するか選択肢の表示があります。なので、従来のデスクトップ版も使用できるわけです。

引き続き状況が進展しましたら、こちらでお知らせいたします。

関連投稿:
nvda.help/archives/category/sns/skype

参考ページ:
snow-white.cocolog-nifty.com/first/2018/03/skype-0670.html

Skypeのスクリーンリーダー対応状況

ここ最近のSkypeのバージョンアップが頻繁である点と、バージョンアップのたびにスクリーンリーダー対応状況が変わることを踏まえ、NVDAヘルプデスクでは状況を調査しています。

現在Windows環境においては、デスクトップ版Skypeと、ストアアプリ版Skypeが並列していますが、配布元のMicrosoftは、どうやら完全にストアアプリ版に移行したいように思います。

Windowsのバージョンによっても相違が生じています。

少なくともWindows10においては、ストアアプリ版をセットアップするよう強制します。実際に、現在は 公式サイト では Skype-8.18.0.6.exe (2018/03/21 時点) をインストールしようと試みると、ストアアプリをセットアップします。

さらに、1ヶ月ほど前までは、下記リンクからデスクトップ版 Skype のダウンロードができましたが、今はなぜか Mac 版しか落とせなくなっています。
go.skype.com/classic.skype

このようなアクセシビリティの対応状況に関する混乱について Microsoft からアナウンスが出されました。

Microsoftの公式アナウンスが3月16日付で出されています。
blogs.skype.com/news/2018/03/16/improving-skype-accessibility/

機械日本語訳
translate.google.co.jp/translate?sl=en&tl=ja&js=y&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&u=https%3A%2F%2Fblogs.skype.com%2Fnews%2F2018%2F03%2F16%2Fimproving-skype-accessibility%2F&edit-text=https%3A%2F%2Fblogs.skype.com%2Fnews%2F2018%2F03%2F16%2Fimproving-skype-accessibility%2F%28h+t+tps%3A+%2F%2F+b+g+s.+Sky+People.+%E3%81%93+%E3%82%93+m+%2F+%E3%81%AD+ws+%2F+2018%2F03%2F16+%2F+mp+%E3%82%8D+%E3%82%8D+%E3%81%83+%E3%82%93+g+-+sky+%E3%81%87+%E3%81%82+%E3%81%9B+%E3%81%9B+%E3%81%A3+%E3%81%97+%E3%81%B3+%E3%81%B3+ty+%2F%29

これを読む限り次期アップデートでアクセシビリティーは改善されるようです。

とはいえ、表現が紛らわしいですが、公式サイトで書かれている「デスクトップ」という表現はあくまでもストア版Skypeのことを言っています。

NVDAヘルプデスクで調査したところ、テスト向けで配付されている Skype インサイダーでの最新版 Skype-8.18.76.7.exeでは では確かに従来のストア版よりもタブキーで選択されたオブジェクトを適切に読み上げるようになっています。このバージョンは、上述した Microsoft のアクセシビリティ向上の改善が含まれています。

従って、現段階の結論としては、 Windows10 については、今後は、ストアアプリ版を使っていくことになるだろうと考えられます。

ストアアプリ版 Skype はスクリーンリーダーで十分使えるレベルになっていると思います。オルトキーによるメニュー操作はできないのでタブキーを多用します。また、ドキュメントナビゲーションコマンドを装備したスクリーンリーダーなら、それらのコマンドを使って任意の項目にアクセス可能です。ドキュメントナビゲーションコマンドは、NVDAやPC-Talker、JAWSやnarratorなど、ほぼスすべてのスクリーンリーダーで使えるはずです。こうしたストアアプリの操作性に慣れる必要があるわけです。

Windows7や8については、まだデスクトップ版でいけるようですが、デスクトップ版 Skype の最新版は 7.4 で停まっています。これが使えればデスクトップ版を継続して使う手はあります。しかし、そもそも Microsoft の公式ではデスクトップ版も含めて従来版を使わないよう仕向けている部分があります。そのため、NVDA ヘルプデスクとしてもそういった方針でサポートを行いたいと考えます。