パソコン本体の音量調整について

ノートパソコンを中心にパソコンのキーボード上に音量調整用のボタンやFnキーとの組み合わせで使用出来るコマンドが用意されている機種がありますが、メーカーや機種により操作方法が異なり、誤って音量を0にしたり、ミュートしてしまい音が出なくなった時の復旧が大変になることがあります。
また、外付けのキーボードやデスクトップパソコンでは音量調整のキーを持たないキーボードもあります。
小さくても音声が出ていれば、Windows+Bでタスクトレイに移動してスピーカーアイコンを探して音量を上げられますが、完全に無音になった時には、Windowsキーを押したあと、「sndvol」とコマンドを入力しエンターを押し、上矢印キーで音量を上げる必要があります。
上記のような操作が必要になると、咄嗟にコマンドを思い出せない可能性もある為、無音になっても復旧出来なくなる事態を防ぐために、予めデスクトップに音量調整ダイアログを表示するアイコンを作っておく事をお勧めいたします。

音量ショートカットの作成方法

1.Windows+Dを押し、デスクトップ画面にしてください。
2.「何々選択無し」と読まれたらそのまま手順3に進みます。何かが選択状態になっていたら、Ctrl+スペースで選択無しにしてください。
3.アプリケーションキーまたはShift+F10を押し、コンテキストメニューを表示してください。
4.「新規作成」を選び、エンターキーを押してください。
5.「ショートカット」を選び、エンターキーを押してください。
6.「sndvol.exe -f」と入力し、エンターキーを押してください。
※補足 -fは各アプリ毎のフェーダーを非表示にするオプションです。
7.名前の入力になるので、すべてアルファベットで「Volume」や「SoundVolume」と入力して、エンターキーを押してください。
※デスクトップにSkypeのショートカットアイコンがある場合、Sで選ばれるのがSkypeが優先される事がある為「Volume」と入力する事をお勧めいたします。
以上でデスクトップに音量調整ダイアログを表示するアイコンが作られます。

作成したショートカットアイコンから音量調整ダイアログを表示する

1.Windows+Dを押しデスクトップ画面にしてください。
2.「Volume」とした場合「v」を押すと「Volume」と読まれますので、エンターキーを押すと開きます。「SoundVolume」とした場合「s」を押すと「SoundVolume」と読まれますので、エンターキーを押すと開きます。
3.上下矢印キーで音量の調整が出来ます。
4.聞きやすい音量に調整が終わったら、エンターキーを押してください。
5.デスクトップ画面に戻りますので、今まで開いていたアプリに戻すにはAlt+Tabを押してください。
※手順2で反応が無い時は、日本語変換になっている可能性があるので、全角半角キーを押してから試してみてください。(音声が出ている時は「変換停止」になった事の確認が可能です。)
※「SoundVolume」にしていて、「s」を押した時にSkypeが優先された場合「Volume」に名前を変更するか、後述のショートカットキーを割り当てる事をお勧めいたします。

作成したショートカットアイコンにショートカットキーを割り当てる

作成した「Volume」または「SoundVolume」にショートカットキーを割り当ててあると、上記の操作より簡単に呼び出せるようになり、誤ってミュートしてしまっても、ショートカットキーで音量調整ダイアログを表示し、上矢印を押して行くことで自力での復旧が可能になります。

作成した「Volume」または「SoundVolume」に「Ctrl+Alt+Shift+V」または「Ctrl+Alt+Shift+S」を割り当てる

1.Windows+Dを押し、デスクトップに移動します。
2.作成した「Volume」または「SoundVolume」を選択し、Alt+エンターキーを押してください。
3.Alt+Kを押して「ショートカットキー」と読むのを確認してください。
4.実際に割り当てたいショートカットキーをキーボードで押し、最後にエンターキーを押してください。
5.デスクトップ画面に戻るので、設定したショートカットキーを押し、実際に音量調整ダイアログが表示され、上下矢印で調整できることを確認してください。
※【重要】上記ショートカットキーは一例です。デスクトップのショートカットキーは優先的に動作しますので、万一他のアプリで使用しているショートカットキーと重なってしまった時は、手順1からやり直し、手順4で別のショートカットキーを割り当て直してください。

Windows10予備知識5 エクスプローラーのカスタマイズ

Windows10のエクスプローラーは初期状態ではドキュメントでは「詳細」表示になっており、上下矢印キーで各項目の選択、左右キーは更新日時やファイルの種類の確認に使用するようになっています。
これに対し、クイックアクセスやPC、ピクチャ、ビデオなどでは「並べて表示」や「中アイコン」表示になっており、キーボード操作では上下の他に左右キーも使用して各フォルダーを選択する状態になっています。
フォルダーによって操作方法が異なるのはスクリーンリーダーでの操作では使用しづらいことがありますので、表示方法のカスタマイズ方法をご案内いたします。
音声のみでご利用の方には上下矢印のみで操作が可能な「詳細」表示をお勧めいたします。
拡大して画面でも見ながら操作したい方には「大アイコン」または「特大アイコン」をお勧めいたします。
尚、お勧め設定やアイコンサイズは一例として記載していますので、実際にお使いになる皆様の視力や視野の状態に合わせて使いやすいものを選択してください。

例①「詳細」表示にする

1.エクスプローラーを開き、クイックアクセスやPCを表示します。
Windows+Eで開いた時はクイックアクセスが表示されます、スタートからドキュメントを開いた時とPCを表示したい時はShift+Tabでツリービューに移動し、クイックアクセスまたはPCを選び、エンターキーを押してからTabキーで項目ビューに移動してください。
2.Altキーを押し、右矢印で「表示」を選びエンターキーを押してください。
3.Tabキーで「レイアウトツールバー」を選び、エンターキーを押してください。
4.上下左右キーで「詳細」を選択し、エンターキーを押してください。
左右キーを押したときに「並べて表示」と「コンテンツ」を交互に読まれる時は上矢印を1回押してから、左右キーで「詳細」を選択出来ます。
左右キーを押したときに「特大アイコン」「大アイコン」「中アイコン」が読まれる場合は、下矢印を1回押してから、左右キーで「詳細」を選択し、エンターキーを押してください。
5.上下矢印キーで実際に縦方向のみの移動ですべてのファイルやフォルダを選べる事を確認してください。
左右キーを押したときは、更新日時やファイルの種類が読まれていれば正常に設定完了です。

ご注意

「ピクチャ」や「ビデオ」フォルダーも初期状態ではアイコン表示が標準状態です。
NVDAの音声のみで操作したい場合、「詳細」表示にしておくと操作しやすくなります。
但し、晴眼者と共同で使用しているパソコンでは「詳細」表示にするとアイコンとして表示されるプレビューが無くなり見づらくなる為、事前に確認を取ってから設定することをお勧めいたします。

例②「特大アイコン」に設定する

1.エクスプローラーを開き、クイックアクセスやPCを表示します。
Windows+Eで開いた時はクイックアクセスが表示されます、スタートからドキュメントを開いた時とPCを表示したい時はShift+Tabでツリービューに移動し、クイックアクセスまたはPCを選び、エンターキーを押してからTabキーで項目ビューに移動してください。
2.Altキーを押し、右矢印で「表示」を選びエンターキーを押してください。
3.Tabキーで「レイアウトツールバー」を選び、エンターキーを押してください。
4.上下左右キーで「特大アイコン」を選択し、エンターキーを押してください。
左右キーを押したときに「並べて表示」と「コンテンツ」と交互に読まれる時は上矢印を2回押してから、左右キーで「特大アイコン」を選択出来ます。
左右キーを押したときに「小アイコン」「一覧」「詳細」が読まれる場合は、上矢印を1回押してから、左右キーで「特大アイコン」を選択し、エンターキーを押してください。
5.画面上のアイコンが大きくなった事を確認してください。
上下左右キーで各アイコンを選択するか、マウスポインターをアイコンに当てると、そのアイコンの名前が読まれます。(タッチ操作対応機では触れているアイコンを読み上げます)
開く時はキーボードで選択した時はエンターキーで、マウスで選択した時はダブルクリック(ノートパソコンのタッチパッドやタッチ操作の時はダブルタップ)で開けます。

備考

・上記は一例ですので、大アイコンや中アイコンなど、他の表示方法を選択したい場合はそれぞれ読み替えてください。
・ドキュメントで「特大アイコン」にするとそれぞれのファイルに対応したアプリのアイコンが表示されます。
・ミュージックでは音符(Windows Media PlayerまたはiTunes)やレコード盤(Groove Music)のようなアイコンで表示されるものと、ネット配信で購入した楽曲などではジャケット写真で表示されるものがあります。

Windows10予備知識4 エクスプローラーの使い方

エクスプローラーの起動方法には2つの方法があります。
1つはスタート画面の開始リストから、2つ目はショートカットキーを使う方法です。
実用的に使うには、ショートカットキーをお勧めします。

スタートメニューからの開き方

1.Windowsキーを押し、スタートウインドウを開きます。
2.Tabキーで「開始」リストを表示します。
3.上下矢印キーで「場所」リスト「ドキュメント」を選び、エンターキーを押します。エクスプローラーが開き、ドキュメントフォルダーが表示されます。
※初期状態では「ドキュメント」と「ピクチャ」のどちらかをスタートウインドウから開けます。設定アプリで「個人用設定」、「スタート」、「スタートメニューに表示するフォルダーを選ぶ」から「エクスプローラー」を選びスペースで「押されています」と読む状態にするとスタートウインドウの開始リストに「エクスプローラー」が表示されます。

ショートカットでの開き方

Windows+Eを押します。エクスプローラーが開き、クイックアクセスが表示されます。
上下左右キーで必要なフォルダーを選択し、エンターキーで開きます。
戻るには、Alt+左矢印を押してください。

画面の構造

画面は大きく分けて左右に2分割されており、左を「ツリービュー」右を「項目ビュー」と呼びます。

項目ビュー

エクスプローラーを開いた直後は項目ビューにカーソルがあり、ここはドライブ、フォルダー、ファイル等の一覧が表示されるエリアです。スタートメニューの「ドキュメント」から開いた場合「ドキュメント」フォルダー内の一覧が表示されます。ウインドウズキーを押しながらEを押して開いた場合、クイックアクセスが表示されます。クイックアクセスは、「よく使うフォルダー」や「最近使用したファイル」などを一覧表示できる機能です。なお、「クイックアクセス」や「PC」は縦、横ともに複数表示されるため、上下矢印キーだけでなく左右矢印キーでの探索も必要となります。

ツリービュー

画面左側を「ツリービュー」と呼び、「項目ビュー」にいる状態でShift+Tabキーを押すと「ツリービュー」に移ります。
この部分は木の枝のような構造で親フォルダ部分を選択出来るようになっています。
例えば、ツリービューで「ミュージック」を選びエンターキーを押してから、Tabキーで項目ビューに戻ると「ミュージック」フォルダー内のファイルやフォルダーの一覧が表示されています。
ツリービューには「クイックアクセス」や「PC」(マイコンピューター相当)、USBメモリやCD/DVDドライブなどが表示されます。

Windows10 予備知識3 スタート画面のカスタマイズ

今回はWindows10のスタート画面のカスタマイズについてご案内いたします。

タスクバーへのコルタナウインドウの表示非表示

スタート画面でTabキーを押した時に「コルタナに話しかける」ボタンが邪魔になる場合、タスクバー上のコルタナを非表示にすると、Tabキーを押すと、すぐに開始リストにフォーカスします。

設定方法
(1)WindowsキーとBを押しタスクトレイに移動します。
(2)アプリケーションキーまたはShift+F10を押し、コンテキストメニューを表示します。
(3)下矢印キーで「Cortana」を選択し、エンターキーを押します。
(4)上下矢印キーで表示内容を変更し、エンターキーで確定します。
(5)Windowsキーを押し、Tabキーで実際の動作を確認します。
※Cortanaを非表示にしていてもWindows+CでCortanaを使用できます。
※Windows10のバージョンにより、「Cortanaのボタンを表示する」になっている場合があります。

タイルメニューのカスタマイズ

タイルメニューは初期状態では、非常に多くのプリインストールアプリがピン留めされており、使い勝手の悪いものとなっています。
一度全てのピン留めを外し、普段使うアプリのみピン留めすると使いやすくなります。

操作手順

ピン留めの外し方

(1)スタート画面を表示し、Tabキーで「ピン留めしたタイル」リストに移動します。
(2)上下左右矢印キーでピン留めを外すアプリを選択し、アプリケーションキーまたは、Shift+F10を押し、続いてエンターキーを押すとピン留めを外せます。
(3)手順1と2を繰り返し、全てのピン留めを外します。
(4)エスケープキーを押し、スタート画面を閉じます。
(5)Windowsキーを押し、スタート画面を表示し、Tabキーでピン留めしたタイルに何も表示されていない事を確認します。

ピン留めの仕方

(1)Windowsキーを押し、スタート画面を表示します。
(2)アプリ名を入力しピン留めしたいアプリを候補として表示するか、全てのアプリからピン留めしたいアプリを選びます。
(3)アプリケーションキーまたはShift+F10を押し、コンテキストメニューを表示し、「スタートにピン留め」を選びエンターキーを押すとピン留めされます。
(4)エスケープキーを押し、スタート画面を閉じます。
(5)Windowsキーを押し、スタート画面を表示し、Tabキーでピン留めしたタイルに移動し、上下左右矢印キーで正常にピン留めされた事を確認します。

Windows10 予備知識2 Windows10のスタート画面

今回はWindows10のスタート画面の内容についてご案内いたします。

概要
Windows10のパソコンでは、初期セットアップを終えた直後にWindowsキーを押すと、「コルタナ検索ウインドウ」があり、Tabキーを押す毎に「コルタナに話しかける」「開始リストナビゲーション項目」、「全てのアプリ」リスト、「ピン留めしたタイル」と進んで行きます。
各項目の操作は以下の通りです。

コルタナ検索ウインドウ
「コルタナ検索ウインドウ」では、使用したいアプリ名やファイル名を入力すると、候補が読み上げられ、エンターキーを押すと実行されます。
例えば、Outlookを起動する場合は「outlook」の数文字を入力した時点で候補が読み上げられます。
Wordの場合も「Wor」辺りで候補が読み上げられます。
コルタナはAIアシスタントと呼ばれるシステムで、学習能力がある為、よく使うアプリは入力する文字数が少なくても候補に出やすくなって行きます。

コルタナに話しかける
このボタンは、iPhoneのSiriと同様に、コルタナに音声で話しかけたい場合に使用します。
※初回起動時は、規約やマイクへのアクセスの許可を求めるダイアログが表示されます。
※Siriに比べると機能は少ない印象です(2019年10月16日執筆時現在)

開始リスト・電源ボタン
開始リストは、初期状態では、下矢印キーで辿ると「ドキュメント」「ピクチャ」「設定」などが並んでいます。
一番最後が電源ボタンで、ここでエンターキーを押すと電源メニューが表示され、上下矢印キーでシャットダウンやスリープなどが選べます。

また、電源操作はコンテキストメニューやショートカットキーでも操作可能です。
(1)Windowsキーを押しながらXを押し、上矢印キーで「シャットダウンまたはサインアウト(U)」を選びエンターキーを押します。
(2)上下矢印キーで実行したい項目を選び、エンターキーを押します。
Windows+Xに続いてU次にUでシャットダウン
Windows+Xに続いてU次にSでスリープのような操作も可能です。

「すべてのアプリ」リスト
すべてのアプリは「最近追加されたもの」、「よく使うアプリ」があり、以下数字、アルファベット、50音順にアプリが並びます。
上下矢印キーで選択可能です。
フォルダはエンターキーで展開後、更にその中の項目を選択します。
また、「Aグループ」と読まれた所で、A~Zのキーを押すと、各アルファベットの頭文字で始まるグループにジャンプします。

ピン留めされたタイル
タイル部分は上下左右の矢印キーで操作が可能です。
初期状態では、プリインストールアプリが並んでおり、非常に使いづらい為、一度全てのピン留めを外し、必用なアプリだけピン留めすると使いやすくなります。
タイル部分のカスタマイズ方法は次回ご案内いたします。

Windows10の予備知識1 セットアップとNVDAのインストール

Windows7のサポート終了までの期間も短くなって来ました。

今回の記事ではWindows10でのセットアップとNVDAのインストールについてご案内いたします。

初めに ナレーターの操作方法

最新のWindows10にはナレーターと呼ばれるスクリーンリーダーが初めから搭載されており、ナレーターはNVDAと操作方法に互換性がありますので、ご自身でセットアップが可能になっています。
表示される内容の詳細を読ませる時はNVDAの「ブラウズモード」のように操作できる「スキャンモード」を使用します。
スキャンモードのオンオフはNVDAのブラウズモードとフォーカスモードの切り替えと同じくインサートまたは無変換を押しながらスペースキーで操作可能です。

Windows10のセットアップ

Windows10のパソコンでは、購入直後に電源を入れ起動すると、初めはコルタナによる音声ガイドでセットアップが始まります。
案内に従って操作して行くと「補助のスクリーンリーダーを使用するにはCtrl+Windows+Enterを押してください」と案内されますので、指示に従いCtrl+Windows+Enterを押し、ナレーターを有効にします。
後は、ガイダンスに従って操作して行くことでセットアップが完了します。
※ガイダンスの内容は、メーカー、機種毎や、プリインストールされているアプリの状態により、異なります。
※マイクロソフトアカウントをお持ちでない方は、ローカルアカウントでセットアップを続行してください。
セットアップが完了すると、デスクトップ画面になります。
この状態でWindowsキーを押し、「memo」と入力し、「メモ帳 アプリ」と読まれたらエンターキーを押し、メモ帳を起動して日本語を入力すると、変換候補の読み上げが上下矢印キーでの操作をしないと読まない事に気づくと思います。
そのため日本語環境では、必ずスクリーンリーダーのインストールが必要となるのです。

それでは、ここまで来ましたらNVDAをインストール行います。

NVDAのインストールで手順

(1)WindowsキーとRを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログと読まれたら、http://i.nvda.jpと入力し、エンターキーを押します。
(2)Microsoft Edge(Windows10用のブラウザ)が起動し「新しい通知 Alt+Nキーを押してください」と読みます。
(3)Alt+Nを押すかTabキーを押すと「実行」と読みますので、更にTabキーを押し、「保存」に進みエンターキーを押します。
(4)しばらく待つと、「nvda_○○jpのダウンロードが完了しました。」と読みます。
※○○には現在のバージョン番号が入ります。
(5)Shiftキーを押しながらTabキーを押し、「実行」を選びエンターキーを押します。
(6)NVDAのテーマ音楽が鳴りだしたら、Ctrl+Windows+Enterを押し、ナレーターを終了します。しばらく待つと、NVDAが起動します。
(7)NVDA使用許諾契約が読み上げられ始めますので、Tabキーを押し「同意する」でスペースキーを押し、チェックを入れます。
(8)Tabキーで「このコンピューターにNVDAをインストール」を選び、エンターを押します。
(9)NVDAのインストールダイアログが出ますので、エンターを押すとインストールを開始します。
警告音が鳴った時は、Altキーを押しながらYを押すとインストールを続行します。
(10)インストール完了のガイダンスが流れたらエンターを押すと、インストールされたNVDAが起動し、「ようこそNVDAへ!」に続き、NVDAの使い方や簡単な初期設定情報がガイダンスされます。
ようこそ画面での設定内容の詳細については、
「ようこそ画面」へようこそ

NVDAの「ようこそ画面」にようこそ


を参照して下さい。

※キーボード配列はテンキーの無いノートパソコンでは必ず、「ラップトップ」を選択してください。
※次回起動時に、NVDAを自動起動するには、ようこそ画面でTabキーを押し、「Windowsへのログオン後にNVDAを自動的に起動(A)」を選び、スペースキーを押してチェックを入れてある事を確認し、エンターキーを押します。

ナレーターも自動起動してしまう時は

ナレーターを自動起動しないようにするには、下記の操作が必要です。
(1)Windows+Iで設定を開きタブキーを押します。
(2)左右矢印キーまたは上下矢印キーで「簡単操作」まで行きエンターキーを押し、タブキーを押します。
(3)上下矢印キーで「ナレーター」を選択し、エンターキーを押します。
(4)「サインイン後にナレーターを開始する」と「すべてのユーザーのサインイン前にナレーターを開始する」を選び、スペースキーを押し、「チェック無し」にしてください。
(5)Alt+F4で設定を閉じます。
(6)Windows+Xを押し、続いてU、Rと順番に押すか、Windowsキーを押し、スタートウインドウを開き、タブキーで「開始リスト」を選び、下矢印で「電源」を選びエンター、次に「再起動」でエンターキーを押して再起動します。
(7)再起動後にNVDAのみが起動して読み上げされる状態になっていれば正常にセットアップ完了です。
※NVDAとナレーターは初期状態では同じ音声を使用しています。
ナレーターとNVDAの区別をつきやすくするには、NVDAメニューの設定(P)、設定(S)と進み、「音声」グループでタブキーを押して行き、「音声(V)」コンボボックスで上下矢印キーを押し「Microsoft Ayumi」以外の音声にしてエンターキーを押し、音声の区別がつくようにしておく事をお勧めします。

NVDAでタスクトレイを操作しよう

今回はNVDAでタスクトレイを操作する方法をご紹介します。

具体例としてタスクトレイからNVDAを終了する方法を紹介します。なお、タスクトレイに関する表示設定は初期状態とします。

これまでに、 NVDAの終了のさせ方 でご紹介していますが、今回の終了方法はNVDAをJAWSと併用してお使いの方に便利です。NVDAとJAWSはキー操作が同じ場合が多く、使っているうちに、どちらのスクリーンリーダーのキー操作かわからなくなることがあるからです。そんなときは、キーボードコマンドでなく、タスクトレイのアイコンを使って終了させたい場合があります。

■タスクトレイのアイコンを使ってNVDAを終了する方法

以下の内容はOSのバージョンによって少しずつ読み上げ方が変わります。ご了承ください。また、「読み上げ」と表記している箇所はすべてNVDAを使った場合を想定しています。

 1)Windows+Bを押します。タスクトレイ領域が選択されます。「notification chebron ボタン」とか、「通知のセブロンボタン」などと読み上げます。

Windows+Bでタスクトレイを選択できないときは、何度かこのキー操作を繰り返すと「隠れているインジケーターを表示します」と読み上げ、確実に選択できます。

※もし、このような読み上げでない場合は以下の「■タスクトレイの表示方法の切り替え」を参照して設定を確認してください。

 2)スペースキーを押します。タスクトレイのアイコンがすべて展開されます。アイコンの並び方はパソコンの環境によってさまざまです。2列になっていることもあるし、3列に並んでいる場合もあります。通常はすべてのアイコンは表示されていず一部のアイコンのみが表示されています。

 3)何度か上矢印キーを押して「NVDA」と読み上げるアイコンを選択します。ここがタスクトレイの中にあるNVDAアイコンです。見つからない場合は、もう一度1)からやり直します。

 4)NVDAアイコンでエンターキー、またはアプリケーションキーを押します。「NVDAメニュー」と読み上げます。

 5)上矢印キーで「終了」を選択してエンターキーを押します。

 6)終了のダイアログが開きます。「終了」「再起動」「アドオンを無効化して再起動」の3つの項目があります。「終了」があらかじめ選択されています。エンターキーを押します。これでNVDAが終了します。なお、再度立ち上げるには Alt + Ctrl + N です。

 <補足>

「アドオンを無効化して再起動」を実行すると、NVDAはすべてのアドオンを無効化した状態で再起動します。アドオンが原因で不具合があると思われるときにお使いください。アドオン自体は削除されるわけではありませんので、次回は通常通り起動します。

「終了」「再起動」「アドオンを無効化して再起動」の3つの項目はコンボボックスとなっています。選択は上下矢印キーです。「OK」「キャンセル」へはTabキーです。

7)タスクトレイからメモ帳など、元のアプリケーションに画面を切り替えるには、Alt+Tabキーを押します。デスクトップを表示するには Windows + D を押します。

■タスクトレイアイコンの表示方法の切り替え

Windows+Bを押しても「notification」「通知」「セブロンボタン」などという読み
上げがなかったら、タスクトレイ設定が、すべてのアイコンを表示する設定になっているかもしれません。

この場合では「ユーザーによって昇格された通知領域 ナニナニ」と読み上げている状態でスペースキーを押すと「ナニナニ」とフォーカスしていたアプリが立ち上がってしまいます。

そこで、タスクトレイアイコンをすべて表示するか、初期設定である一部を表示する設定かを確認してみたいと思います。

〈手順〉

Windows10の場合:

1)Windowsキーを押し、検索のエディットボックスにフォーカスがありますので、文字変換のモードで「タスク」と入力しエンターキーを押して文字列を確定します。

2)下矢印キーで検索結果を移動し「タスク バーに表示するアイコンの選択, システム設定」でエンターキーを押します。

3)「常にすべてのアイコンと通知を表示する」がその場で選択されています。

4)スペースキーで友好・無効を切り替えられます。

5)Alt+F4 を押します。

Windows7の場合:

1)Windowsキーを押し、検索のエディットボックスにフォーカスがありますので、文字変換のモードで「タスク」と入力し円ターキーで文字列を確定します。

2)下矢印キーで検索結果を移動し、「タスクバーとスタートメニュー」でエンターキーを押します。

3)Tabキーを何度か押して「カスタマイズ ボタン」でエンターキーを押します。

4)Shift+Tabキーを押して「タスクバーに常にすべてのアイコンと通知を表示する」のチェックボックスを選択します。スペースキーで設定を切り替えられます。

5)Tabキーを押してOKでエンターキーを押し、カスタマイズのダイアログからタスクバーとスタートメニューのプロパティに戻ります。

6)さらにTabキーを押してOKボタンまで移動し、エンターキーを押し、適宜設定が実行されます。

■はじめてタスクトレイを操作した方へ

タスクトレイは、通知領域またはシステムトレイなどとも呼ばれる領域です。パソコンの画面下部右にあります。いろいろな呼び方がありますが、ここでは「タスクトレイ」と呼んでいます。

タスクトレイのアイコンの種類はパソコンの環境により異なります。
しかし「時計」のようにどのパソコンでも表示されているアイコンや、ユーザーに注意を促すもの接続・バッテリー・音量などパソコンの状態を把握したり調整するためのものなどがアイコンとして並んでいます。

対象となるアイコンに移動して円ターキーやアプリケーションキーなどを押すと、何らかのアクションが実行できることが多いです。

例えば、パソコン全体の音量はそのままでYoutubeの音量だけを小さくしたい、Skypeの音量を大きくしたいという場合など、タスクトレイの音量のアイコンから調整できます。

NVDAにはタスクトレイの操作を寄り快適に行える
「シストレイリスト」というアドオンがあります。適宜お使いください。