NVDAのマニュアルについて

NVDAメニューは、NVDA起動中に表示することが出来るメニューで、いろいろな設定をしたり、マニュアルドキュメントを読んだりすることが出来ます。

ここでは、NVDAメニューを使用して、特にマニュアルを閲覧する方法を説明します。

NVDAの起動と終了の項と重複しますが、NVDAメニューは次のようにして表示します。

方法1
ショートカットキー NVDA+N
ここで、NVDAキーはInsertキー。NVDAのようこそ画面での設定により、無変換、変換、英語キーボードのCapsLockキーもNVDAキーとして使用出来ます。

方法2
タッチ操作では、二本指二回タップ。

NVDAメニューから、マニュアルを閲覧するには、次のようにします。

方法1
下矢印キーを、ヘルプと読み上げられるまで押します。
右矢印キーまたはエンターキーを押します。
NVDA日本語版の説明と読み上げられます。
その後、下矢印キーを押して行くと、順に、ユーザーガイド、コマンド一覧表、と読み上げられます。

さらに下矢印を押して行っても項目がありますが、マニュアルドキュメントとして使用しやすいのは、ここまでの3つです。

方法2
タッチ操作では、ヘルプと読み上げられるまで右フリックします。ヘルプで一本指二回タップします。
未定義と読み上げられるまで左フリックします。
さらに左フリックして行くと、コマンド一覧表、ユーザーガイド、NVDA日本語版の説明、の順に、読み上げられます。閲覧したいマニュアルの名前が読み上げられたら、一本指二回タップすると開きます。

それぞれのマニュアルドキュメントについて、簡単に説明します。

ユーザーガイドは、オーストラリアで作成されるNVDAのユーザーガイドを、日本語に翻訳したものです。

NVDA日本語版の説明は、本家版と日本語版の間で異なる部分、特に日本語設定について、説明されている文書です。

日本語版NVDAの使用方法については、このユーザーガイドとNVDA日本語版の説明を合わせてお読みいただくことをおすすめいたします。

コマンド一覧表は、NVDAで使用出来るキーボードショートカットが表形式でまとめられたものです。コマンドを調べたい時に便利です。

ご利用目的に沿って、ご利用下さい。

なお、NVDAのWebページにも、マニュアルドキュメントがいくつか掲載されています。

https://www.nvda.jp/

Webページ上のNVDA日本語版の説明、NVDAユーザーガイド、コマンド一覧表は、NVDAメニューから開くことが出来るものと同一です。Webページ上にはさらに、NVDA日本語版ガイドブックというマニュアルが用意されています(NVDA日本語チーム代表の西本氏が、BLPC ブラインドパソコンサポートのメールマガジン用に書いた連載解説記事をまとめたものです)。Webページにはさらに、Web閲覧の操作の説明、教材へのリンク集などがあります。

NVDAの起動と終了

初めてNVDA、もしくはスクリーンリーダーを使用する方に向けて、NVDAの起動・終了方法を説明します。

NVDAの起動方法
方法1
デスクトップアイコンをダブルクリック

方法2
Ctrl+Alt+アルファベットのNのショートカットキー

方法1、2のいずれでも同じ結果になります。
上がり調子のチャイムの音が鳴って、NVDAが起動します。
起動初回は、ようこそNVDAへという画面が出ます。
エンターキーを押すと、ようこそ画面が閉じます。

NVDAの終了方法
方法1
NVDAキー+アルファベットのQキー
NVDAの終了と読み上げられるのでエンターキー

方法2
NVDAメニュー
終了と読み上げられるところまで上下矢印キー
(場合によりますが、上だと1回、下だと9回)
終了と読み上げられたらエンター
NVDAの終了と読み上げられるのでエンターキー

方法1、2のいずれでも同じ結果になります。
下がり調子のチャイムが鳴って、NVDAが終了します。

NVDAキーとは
NVDAキーは、Insertキーです。
Insertキーの他にも、NVDAキーとして設定出来るキーがあります。
ようこそ画面のチェックボックスに、以下のような選択肢があり、チェックを入れるとInsert以外のキーもNVDAキーとして使用することが出来ます。

無変換をNVDAキーとして使用
変換をNVDAキーとして使用
英語キーボードのCapsLockキーをNVDAキーとして使用

NVDAメニューとは
NVDA+Nのショートカットキーで呼び出せるメニューです。
その他、タッチ操作では、二本指二回タップで呼び出すことが出来ます。
なお、タッチ操作でのNVDAメニューの操作は、キーボードより複雑になっています。
タッチ操作での、NVDAメニュー呼び出しからNVDAを終了するまでの一連の操作を以下に記載します。

二本指二回タップ(NVDAメニュー)
右フリック4回(設定、ツール、ヘルプ、未定義)
左フリック1回(終了)
一本指二回タップ
NVDAの終了と読み上げられたら、OKと読み上げられるまで右フリック
OKと読み上げられたら一本指二回タップ

最後に余談ですが、晴眼のサポーターにとっては、初めてNVDAをダウンロード・インストールして起動すると、普段と使用方法が変わるため、あわてて普段通りにしようとしたところ、終了方法をあわてて探す、ということもあり得ると思います。筆者の場合、初回に特に何もせず(参考資料も持たず)、WebページからNVDAをインストール→デスクトップアイコンをダブルクリックして起動したため、その後の流れは、Web上でユーザーガイドを探す→ユーザーガイドからNVDAの終了方法を探す、NVDAの終了方法はNVDA+Qと書かれていたため、NVDAキーとは何かを探す、となり、とりあえず終了しようと思ってからかなり時間がかかってしまったと思います。

NVDA 2015.2 より追加された Excelのセルのデータのはみ出し具合の説明

NVDA 2015.2 より、Excel使用時、データをセルに入力し、その後、矢印キーで内容を確認すると「クロップ」や「オーバーフロー」と読み上げることがあります。

そこで Excel のクロップとオーバーフローの読み上げについて調べてみました。

確認した環境は
Windows8.1で、Excel2013です。

まず、セルの幅や高さよりも、文字数の多いデータが入っているとします。

この場合、見た目では、セルの枠から入力した文字がはみ出しているように確認できます。

スクリーンリーダーによっては、このデータのはみ出し具合を説明してくれるものがありますが、 NVDA は 2015.2 より読み上げられるようになりました。

以下、具体例です。

まず、セルの書式設定がが左寄せで、右隣のセルが空の場合、右隣のセルまでテキストが表示されて、「オーバーフロー」と読み上げます。

次に、セルの書式設定が左寄せで、右隣のセルにもテキストが入っている場合、右隣のセルの内容が優先的に表示され、左寄せのセルのテキストの表示が途中までになります。この場合が「クロップ」です。

セルの書式設定が右寄せの場合、テキストは左隣のセル側にはみ出します。この場合は、左隣のセルが空でも、データが入っていても、「オーバーフロー」と読み上げました。

セルの書式設定でテキストを折り返すになっている場合、上寄せでは下側、下寄せでは上側へはみ出します。この
場合は、「オーバーフロー」や「クロップ」の通知はありません。

左右配置について中央寄せでは、右隣のセルにデータが入っている場合はクロップ、入っていない場合はオーバーフローになります。

テキストを折り返して上下配置の中央寄せでは、オーバーフローともクロップとも通知がありません。

以上、ご参考になりましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

これからの更新予定

こんにちは、NVDAヘルプデスクです。

ここでは、ヘルプデスクへお問い合わせをいただいたり、ヘルプデスクメンバーが個人的に調べたりしましたNVDA操作方法について、解説してご紹介いたします。

ヘルプデスクという特性上、ご紹介するサイトを選択する際の公平性や脈絡というものがありませんが、誰かがそれを必要としていたことをきっかけに作成したものですので、そういうものだと思っていただけましたら幸いです。

また、ある特定のウェブサイトで具体的にこういうことがしたい、というご要望がありましたら、お寄せいただきますと、当サイトで取り上げるテーマ選びに非常に役立ちます。

これからの更新予定をお知らせいたします(順不同)。

1.NVDAについて
NVDAの起動と終了方法
NVDAメニューの開き方

2.ソフトウェア操作について
ネットラジオレコーダー
TeamViewer
Dropbox

3.Webサイトについて
チケットよしもと
ニコニコ動画
TOHOシネマズ
簡単YouTubeサイト
簡単iTuneサイト
ヤマハミュージックデータショップ

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