QWSで、実際に自分が弾いた音を出してみましょう。
QWSにはオンスクリーンキーボードという機能があり、画面上にキーボードの絵を表示することにより、マウスクリックやパソコンのキーボードをたたくことでドレミの音を出すことが出来ます。
なお、オンスクリーンキーボードを表示しただけでは音が出ないので、先にトラックを挿入します。トラックは、後で弾いたメロディーを保存するのに使うものです。
では、トラックの挿入とオンスクリーンキーボードの表示を、Altメニューとショートカットキーで説明します。
Altメニューの場合
1. QWSを起動します。
2. Altキー(ファイル)
右矢印キー6回(トラック)
下矢印キー1回(挿入)
3. これでトラックが1つ挿入されました。
4. Altキー1回(ファイル)
右矢印キー7回(MIDI)
下矢印キー8回(オンスクリーンキーボード)
5. これで、オンスクリーンキーボードが表示されました。
オンスクリーンキーボードは、QWS画面の上に重なって出ます。エスケープキーで、オンスクリーンキーボードのみを閉じます。
ショートカットキーの場合
1. QWSを起動します。
2. ctrl(コントロール)キーを押しながら、ins(インサート)キーを2回続けて押します(挿入)。
3. これでトラックが1つ挿入されました。
4. F11(オンスクリーンキーボード)
5. これで、オンスクリーンキーボードが表示されました。
オンスクリーンキーボードは、QWS画面の上に重なって出ます。エスケープキーで、オンスクリーンキーボードのみを閉じます。なお、insを二回押すのは、insキーがNVDAキーに割り当てられていて、1回押しはNVDAキーとして解釈され、2回続けて押すと、insキーとしてアプリケーションのQWSに渡されるためです。
では、オンスクリーンキーボードを表示したところで、キーボードを次のように押してみて下さい。
A S D F G H J K
これで、ドレミファソラシドのピアノの音が鳴りましたでしょうか。
そして、この上の列に、#の音が配置されています。
W ド#
E レ#
T ファ#
Y ソ#
U ラ#
I シ#
それでは、ぜひ実際に、音を鳴らしてみて下さい。