QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第5回 オンスクリーンキーボード

 QWSで、実際に自分が弾いた音を出してみましょう。
 QWSにはオンスクリーンキーボードという機能があり、画面上にキーボードの絵を表示することにより、マウスクリックやパソコンのキーボードをたたくことでドレミの音を出すことが出来ます。

 なお、オンスクリーンキーボードを表示しただけでは音が出ないので、先にトラックを挿入します。トラックは、後で弾いたメロディーを保存するのに使うものです。

 では、トラックの挿入とオンスクリーンキーボードの表示を、Altメニューとショートカットキーで説明します。

Altメニューの場合

 1. QWSを起動します。

 2. Altキー(ファイル)
右矢印キー6回(トラック)
下矢印キー1回(挿入)

 3. これでトラックが1つ挿入されました。

4. Altキー1回(ファイル)
右矢印キー7回(MIDI)
下矢印キー8回(オンスクリーンキーボード)

5. これで、オンスクリーンキーボードが表示されました。

 オンスクリーンキーボードは、QWS画面の上に重なって出ます。エスケープキーで、オンスクリーンキーボードのみを閉じます。

ショートカットキーの場合

 1. QWSを起動します。

 2. ctrl(コントロール)キーを押しながら、ins(インサート)キーを2回続けて押します(挿入)。

3. これでトラックが1つ挿入されました。

 4. F11(オンスクリーンキーボード)

5. これで、オンスクリーンキーボードが表示されました。

 オンスクリーンキーボードは、QWS画面の上に重なって出ます。エスケープキーで、オンスクリーンキーボードのみを閉じます。なお、insを二回押すのは、insキーがNVDAキーに割り当てられていて、1回押しはNVDAキーとして解釈され、2回続けて押すと、insキーとしてアプリケーションのQWSに渡されるためです。

 では、オンスクリーンキーボードを表示したところで、キーボードを次のように押してみて下さい。

 A S D F G H J K

 これで、ドレミファソラシドのピアノの音が鳴りましたでしょうか。

 そして、この上の列に、#の音が配置されています。

 W ド#
 E レ#
 T ファ#
 Y ソ#
 U ラ#
 I シ#

 それでは、ぜひ実際に、音を鳴らしてみて下さい。

QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第4回 MIDIファイルを開いて再生する

 QWSで、MIDIファイルを開いて再生することが出来ます。
 MIDIファイルは、音楽を音の高さや長さ、音色番号などで表すデジタルデータで、拡張子は.midです。
 QWSをインストールすると、QWSのフォルダにSONG001.MIDが入っています。このファイルをQWSで開いて、再生して音楽を聴くことが出来ます。

 手順を以下に、Altメニューの場合とショートカットキーの場合について示します。

Altメニューの場合

 1.QWSを起動します。

 2.Altキー 「ファイル」
  下矢印キー 「開く」
  エンター
  
  おなじみのエクスプローラ画面が出ます。
  QWSをインストールしたフォルダを探してSONG001.MIDを指定して下さい。
(筆者の環境では、フォルダはC:\Program Files\QWS)

  SONG001.MIDが読み込まれます。

 3.Altキー 「ファイル」
  右矢印キー5回 「再生」
  下矢印キー「再生/停止」
  エンター
  
 これで、SONG001.MIDが再生されます。
 モーツァルトのピアノソナタK545が途中まで演奏されましたでしょうか。

ショートカットキーの場合

 1. QWSを起動します。

 2. ctrl+Oで「開く」

  おなじみのエクスプローラ画面が出ます。
  QWSをインストールしたフォルダを探してSONG001.MIDを指定して下さい。
  (筆者の環境では、フォルダはC:\Program Files\QWS)
  
  SONG001.MIDが読み込まれます。

 3. スペースキーで「再生/停止」
 
 これで、SONG001.MIDが再生されます。
 同じように、モーツァルトのピアノソナタK545が途中まで演奏されましたでしょうか。

NVDA 日本語チームから NVDA 2016.3jp のリリース

NVDA日本語版の翻訳・開発を手がけるNVDA日本語チームより NVDA 2016.3JP のリリース案内がありましたので
ご紹介します。

バージョン 2016.3 は、

* JTalk の話者 tohoku-f01 の追加
* 絵文字への対応の改善
* アクセント記号付きアルファベット文字への対応の改善
* 「すべて読み上げ」で改行をまたぐ読み上げの改善
* JTalk の読み付与の改善
* 日本語点訳の改善

が含まれています。

特に日本語版に最初から含まれている音声合成エンジン JTalk に tohoku-f01 が新たに追加されたのはユーザーの選択肢を増やしました。また評価段階では聞き取りやすいとの評判です。

なお、私たち NVDA ヘルプデスクは、本バージョンも含めたサポートを行います。詳細は こちらのサポート案内より

ここから ——————–

無料(オープンソース)の Windows 用スクリーンリーダー
NVDA (NonVisual Desktop Access) の
日本における開発コミュニティである NVDA 日本語チームは、
2016年9月6日に NVDA 2016.3jp をリリースしました。

インストーラーのダウンロードはこちらからどうぞ:

http://i.nvda.jp/

Windows 10, 8.1, 8, 7, Vista, XP(SP3) の32ビット版および
64ビット版に対応しています。
Windows 8 以降ではタッチ操作が利用できます。
NVDA 日本語版のライセンスは GPL v2 です。

NVDA は多くのアプリに対応し、
インストール不要で利用できるポータブル版、
アドオンによる機能拡張など、さまざまな特長を備えています。

NVDA 日本語チームがリリースする NVDA 日本語版は、
オーストラリアの非営利法人 NV Access がリリースする NVDA 本家版に
日本語の音声エンジンと点訳エンジンを追加するなど、
日本語 Windows 環境のための改良を行っています。

変更点の概要は以下の通りです。

1. 本家版 2016.3 の新機能

* アドオンを個別に無効化できる機能
* Microsoft Excel におけるフォームフィールドへの対応
* 一部の点字ディスプレイへの対応の改善
* Microsoft Word 対応に関する改良と修正

2. 本家版 2016.3 の主な変更点

* 色の報告で9種類の基本的な色の名前と網掛け・明るさの種類の組み合わせを使うようになりました。
* NVDA+F9 と NVDA+F10 の操作が変更されました。NVDA+F10 でテキストを選択します。NVDA+F10
を素早く2回続けて押すと、そのテキストがクリップボードにコピーされます。

3. 日本語版 2016.3jp の変更点

* JTalk の話者 tohoku-f01 の追加
* 絵文字への対応の改善
* アクセント記号付きアルファベット文字への対応の改善
* 「すべて読み上げ」で改行をまたぐ読み上げの改善
* JTalk の読み付与の改善
* 日本語点訳の改善

NVDA 2016.3 新機能・変更点・バグ修正の詳細:

* https://www.nvda.jp/nvda2016.3jp/ja/changes.html

NVDA 2016.3jp の変更点の詳細:

* http://www.nvda.jp/nvda2016.3jp/ja/readmejp.html#toc65

(以上)