NVDA Expert 2019 認定の報告

この度、NVDAヘルプデスクの岡根鉄郎がオーストラリアのNVDA開発元であるNPO法人「NV Access」が実施している認定試験「NVDA Expert 2019」に合格しましたので報告いたします。

挨拶文

NVDAヘルプデスクの岡根と申します。
「NVDA Expert 2019」合格を機に、これまで以上により一層、NVDAユーザーの皆様のお役に立てるよう尽力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

岡根鉄郎

NVDA Expert 2019 認定証

認定証

原文
NVAccess CERTIFCATE OF COMPLETION
This to certify that
Tetsuro Okane
has completed the requirements to be known as an
NVDA CERTIFIED EXPERT 2019
Officially recorded on 27th August 2019
Quentin Christensen
Training & Support Manager
Certificate nunber:00135

日本語訳
NVAccess修了証明書
これは、岡根鉄郎が「NVDA 認定 エキスパート 2019」として
必要な知識の要件を満たしていることを証明するためのものです。
2019年8月27日 公式に記録
クエンティン・クリステンセン
トレーニング&サポートマネージャー
証明書番号:00135

証明書のレイアウト(NV Accessからの説明文の翻訳)

上部には、「NV Access」という言葉の横にあるNV Accessのロゴがあります。
「NV」の文字はオレンジ色で、「アクセス」は紫色です。
証明書には、基本文字色は黒で、主要文字がより太い紫色のフォントで書かれています。
「NVDA Certified Expert(NVDA認定エキスパート2019)」ロゴには、「NVDA Certified Expert」という言葉の隣にNV Accessロゴがあります。 「NVDA」文字と水平の線は、上半分に紫色で表示されます。これらの下にある「Certified Expert(認定エキスパート)」はオレンジ色で、下の「2019」は青緑色です。証明書には、中程度の灰色の影付きの2本の実線で構成される紫色の境界線があります。 NV Accessロゴのスタイルの4つのかすかなオレンジ色のサンバーストがページの空白の領域に配置されています。
NV Accessのロゴは、16ポイントの中空の紫色の太陽の形です。 8点はシャープで三角形で、紫色に着色されています。紫色の点は、オレンジまたはターコイズの丸い点の間で交互になります。太陽の円の内側には紫色のダイヤモンドの輪郭があり、中央には中空の青緑色のリングがあります。

NVDAヘルプデスク版バージョン2.1リリースのお知らせ

このたびWindows用画面読み上げソフト「NVDA」の拡張機能(アドオン)として「NVDAヘルプデスク版 バージョン2.1」をリリースしました。

NVDAヘルプデスク版 Version 2.1 の変更点

  • Version 2.0 で発生した読み上げ内容の誤読を改善しました。
  • クリップボードショートカットキーの読み上げを無効にした場合に条件によって適切にコピー・切り取り・貼り付けができなかった問題を改善しました。
  • 読み上げ辞書の切り替え機能に「使用しない」の選択肢を追加しました。
  • 簡単設定にヘルプデスク版の設定を初期値にするための「デフォルト」ボタンを追加しました。

その他、NVDAヘルプデスク版のすべての機能については下記ページをご参照ください。

NVDAヘルプデスク版のご案内

NVDA日本語チームより NVDA 2019.2jpリリースのお知らせ

NVDA日本語版の翻訳・開発を手がけるNVDA日本語チームより NVDA 2019.2jp のリリース案内がありましたのでご紹介します。
今回のハイライトはWindows10で利用可能なOneCore 音声で「高速読み上げ」が可能になりました。
なお、私たち NVDA ヘルプデスクは、本バージョンも含めたサポートを行います。
サポートについての詳細は こちらのサポート案内よりご覧ください。

NVDA 2019.2jpの詳細はNVDA日本語チームのページをご覧ください。
以下抜粋です。

無料(オープンソース)の Windows 用スクリーンリーダー NVDA (NonVisual Desktop Access) の 日本における開発コミュニティである NVDA 日本語チームは、 2019年8月15日に NVDA 2019.2jp をリリースしました。
インストーラーのダウンロードはこちらからどうぞ: i.nvda.jp
Windows 10, 8.1, 8, 7(SP1) の32ビット版および 64ビット版に対応しています。 Windows 8 以降ではタッチ操作が利用できます。 NVDA 日本語版のライセンスは GPL v2 です。
NVDA は多くのアプリに対応し、 インストール不要で利用できるポータブル版、 アドオンによる機能拡張など、さまざまな特長を備えています。
NVDA 日本語チームがリリースする NVDA 日本語版は、 オーストラリアの非営利法人 NV Access がリリースする NVDA 本家版に 日本語の音声エンジンと点訳エンジンを追加するなど、 日本語 Windows 環境のための改良を行っています。

2019.2の変更点

NVDA 2019.2 で修正された内容は以下の通りです。

  • OneCore 音声で「高速読み上げ」が可能に
  • ページ読み込み時にブラウズモードを有効にしないオプションの導入
  • 「句読点/記号読み辞書」がフィルターで絞り込み可能に
  • Freedom Scientific 点字ディスプレイのドライバー更新
  • その他バグ修正

2019.2jpの変更点

  • Windows 10 クリップボード履歴の読み上げが行えない不具合を修正しました。
  • Windows 10 Insider Preview で導入されている新しい Microsoft 日本語 IME への対応をいったんキャンセルしました。前のバージョンと同じ動作にしたい場合はGitHub の議論を参照してください。

NVDA + Firefox で Facebook Messenger の使用

NVDAヘルプデスクではSkypeやLINEの使い方に触れて来ましたが、現状はChrome版LINEでの文字のやり取りは出来ても、音声通話はWindows10のアプリの操作が難しいため、利用できません。

そこで、 Facebook のMessengerであればパソコンからでも音声通話ができます。操作方法をまとめました。

※この記事と Facebook MessengerをCtrl+Tabで切り替えながら操作すると正常に動作しなくなることがあり、予め他の機器や点字などでメモを取って頂いてから操作することをお勧めいたします。

音声またはビデオ通話の使い方

1.予め、 Facebook にログインしてから、下記Messengerページにアクセスします。
www.facebook.com/messages/

2.NVDA+スペースでブラウズモードに切り替えます。

3.エディットを辿る1文字ナビゲーションEを1回押します。

4.「検索」コンボボックスでNVDA+スペースで再びブラウズモードになっていることを確認します。

5.エディットを辿る1文字ナビゲーションEを1回押します。

6.「Messengerを検索」エディットで、NVDA+スペースでフォーカスモードに切り替えます。

7.相手の名前を入力します。

8.入力が終わったら何もせずにしばらく待ち、「Messengerを検索」に続いて相手の名前が読まれます。

9.NVDA+スペースでブラウズモードに切り替えます。

10.NVDA+F7で「要素リスト」を表示します。

11.上下矢印キーで相手の名前のリンクを探してエンターキーを押します。
(フルネームで入力した場合下矢印キー1回または2回目ですぐに相手の名前が出ます。)

12.チャットの入力欄にカーソルが合わさり「メッセージを入力」と読まれ自動的にフォーカスモードになります

13.NVDA+スペースでブラウズモードに切り替えます。

14.Ctrl+Homeを押してカーソルを先頭に戻します。

15.”H”を4回押して見出しとして、相手の名前が読まれるのを確認します。

16.下矢印キーで「音声通話を開始します」と読む部分を選び、エンターキーを押します。

17.別ウインドウで通話ウインドウが自動的に開き相手が出れば通話可能になります。
※マイクへのアクセスの許可を求められた時はガイダンスに従い、Alt+Aを押して許可してください。

18.通話を終了するときは、Alt+F4で通話ウインドウを閉じます。

19.「Messenger」自体を完全に終了する場合は先に開いていた Firefox のウインドウも閉じます。

チャットの使い方

1.予め、 Facebook にログインしてから、下記Messengerページにアクセスします。
www.facebook.com/messages/

2.NVDA+スペースでブラウズモードに切り替えます。

3.エディットを辿る1文字ナビゲーションEを1回押します。

4.「検索」コンボボックスでNVDA+スペースで再びブラウズモードになっていることを確認します。

5.エディットを辿る1文字ナビゲーションEを1回押します。

6.「Messengerを検索」エディットで、NVDA+スペースでフォーカスモードに切り替えます。

7.相手の名前を入力します。

8.入力が終わったら何もせずにしばらく待ち、「Messengerを検索」に続いて相手の名前が読まれます。

9.NVDA+スペースでブラウズモードに切り替えます。

10.NVDA+F7で「要素リスト」を表示します。

11.上下矢印キーで相手の名前のリンクを探してエンターキーを押します。
(フルネームで入力した場合下矢印キー1回または2回目ですぐに相手の名前が出ます。)

12.チャットの入力欄にカーソルが合わさり「メッセージを入力」と読まれ自動的にフォーカスモードになります

13.相手に送りたい内容を入力してエンターキーを押すと、送信されます。
※改行したい時はシフトを押しながらエンターキーを押してください。

14.返信が届いたらNVDA+スペースでブラウズモードに切り替えます。

15.Shift+Hでメッセージ欄内の見出しを辿り下矢印キーでメッセージの内容を読めます。

以上、参考になりましたら幸いです。

執筆 NVDAヘルプデスク 岡根、分析 御園