QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第19回 かえるのうたを輪唱にする

第16回のかえるのうたのファイルを出発点として、輪唱を作成しながら、QWSのMIDI編集機能をいくつかご紹介します。

第16回のkaerumidi.mid
nvda.help/wp-content/uploads/2016/12/kaerumidi.mid

手順
1 QWSを起動する
2 kaerumidi.midを開く

ここで、画面の説明を少しします。
最上部には、Altキーを押すと開くメニューバーがあります。
その下は、左四分の一にトラックリスト、右側残りにトラックの内容が表示されています。
トラックリストにはトラックのチャンネル、音源名が表示されています。
トラックの内容は、一小節分が一つのアスタリスク(*)で示されていて、右端(曲の最後、より正確にはこのトラックの最後の音がある小節の右隣)には、|があります。
Altキーを押すとAltメニューを選べるところにフォーカスが当たり、Escを押すとAltメニュー以外のトラックリスト、トラックの内容の欄の二箇所のうちのどちらかにフォーカスが当たるようになり、Tabキーでその二つを切り替えます。

それでは、続きの手順を説明します。

3 トラックの内容(アスタリスク*がある方)にフォーカスを移動する。
4 Ctrl+Aで全てを選択する
5 Ctrl+Cでコピーする
6 トラックを挿入する
7 左矢印を長めに押すか、ポジションの移動でポジションを0にする
8 Ctrl+Vでペーストする
9 Ctrl+Aで全てを選択する
10 トランスポーズを選び(ショートカットT、またはAltメニューからツール、トランスポーズ)、数字24を入れてエンターする

これで、2オクターブ高い音でメロディーを演奏するトラックが出来上がります。

さらに続きで、輪唱にしてみます。

11 トラックを挿入する
12 左矢印を長めに押すか、ポジションの移動でポジションを0にする
13 Ctrl+Vでペーストする
14 Ctrl+Aで全てを選択する
15 タイムグライドを選び(Altメニューからツール、タイムグライド)、数字4を入れてエンターする

これで、最初のトラックのメロディーが4拍後から始まるトラックが出来上がります。ドレミファミレドのミレドに合わせてドレミファが鳴ります。

さらに、ドレミファミレド、の後にドレミファが鳴るトラックを作ります。

16 トラックを挿入する
17 左矢印を長めに押すか、ポジションの移動でポジションを0にする
18 Ctrl+Vでペーストする
19 Ctrl+Aで全てを選択する
20 タイムグライドを選び(Altメニューからツール、タイムグライド)、数字8を入れてエンターする

さらに、ドレミファミレド、ミファソラの後にドレミファが鳴るトラックを作ります。

21 トラックを挿入する
22 左矢印を長めに押すか、ポジションの移動でポジションを0にする
23 Ctrl+Vでペーストする
24 Ctrl+Aで全てを選択する
25 タイムグライドを選び(Altメニューからツール、タイムグライド)、数字12を入れてエンターする

さらに、ドレミファミレド、ミファソラソファミの後にドレミファが鳴るトラックを作ります。

26 トラックを挿入する
27 左矢印を長めに押すか、ポジションの移動でポジションを0にする
28 Ctrl+Vでペーストする
29 Ctrl+Aで全てを選択する
30 タイムグライドを選び(Altメニューからツール、タイムグライド)、数字16を入れてエンターする

以上の操作をして出来上がったMIDIファイルはこちらです。
ダウンロードして開いて、試してみて下さい。

かえるのうた輪唱
nvda.help/wp-content/uploads/2017/01/kaerumidi2.mid

補足
トランスポーズ 音の高さを変更します。1で半音高く、-1で半音低くなります。
タイムグライド 音が鳴るポジションを変更します。1で1拍後、-1で1拍前になります。1拍より短い長さを指定するには、音符の長さと同様、1拍を192に分けたティックで指定します。八分音符分の長さの場合は、0.096、付点四分音符分の長さの場合は1.096と指定します。

QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第18回 打楽器のトラックを作成する

今回は、打楽器のトラックを作ります。
この作り方には、2種類あります。

一つは、各鍵盤を弾くといろいろな打楽器の音が鳴るように元々設定されている、チャンネル10を使う方法です。前回チャンネルを10に設定したら、打楽器の音になりました。MIDIでは、チャンネル10は、打楽器トラックを使用するのに便利なように設定されています。チャンネルを10にし、例えば、36番目の音(C2)を弾くとバスドラム1、38番目の音(D2)を弾くとスネアドラム1、42番目の音(F#2)を弾くとクローズハイハット、54番目の音(F#3)を弾くとタンバリンの音が出ます。

もう一つは、プログラムの番号に、一種類の打楽器の音が設定されている番号を使うことです。例えば、115にスチールドラム、117に太鼓、119にシンセドラムなどがあります。鍵盤を弾いてみると、例えばスチールドラムであれば、張り具合で音の高さが異なるように、高さの異なる音が出ます。

後者の方法は前回の音色の設定と同じですので、今回は前者の方法を説明します。

手順

1 QWSを起動する
2 トラックを挿入する(Ctrl+Ins+Ins)
3 Altメニューのトラック、プロパティ変更でエンターする
4 Tabキーで移動して、チャンネルのところで数字10を入力してエンターする
5 ファイルを保存する
6 保存したファイルを開く
7 ノートエディタを開く(Altメニュー、編集、ノート。または、Ctrl+k)
8 音の長さのウィンドウをCtrl+l、Ctrl+eで開き、数字1を入れてエンターする。ポジション0、音の高さD2の位置に移動する。Ins+Insで音を挿入する。
9 音の高さのE2位置に移動する。ポジションのウィンドウをCtrl+p、Ctrl+eで開き、数字1を入れてエンターする。Ins+Insで音を挿入する。
10 ポジションのウィンドウをCtrl+p、Ctrl+eで開き、数字2を入れてエンターする。Ins+Insで音を挿入する。
11 ポジションのウィンドウをCtrl+p、Ctrl+eで開き、数字3を入れてエンターする。Ins+Insで音を挿入する。

左矢印を長めに押してポジション0に移動し、再生してみましょう。(スペースキー、または、Altメニュー、再生、再生/停止)
1拍目はスネアドラム1、2,3,4拍目はスネアドラム2の音がします(少しだけ違う音がします)。

なお、右矢印キーを4回押しても、ポジションが1増えますので、ポジションのウィンドウを開いて1大きい数字を入れる操作の代わりに行うことができます。

また、ノートエディタの代わりに、オンスクリーンキーボードを使って入力しても構いません。音の高さをオクターブで変更して、対応する音の鍵盤を探して下さい。表を見るのは後にして、弾いて鳴った音を録音してみても良いかもしれません。

今回の操作を完了して出来上がったデータはこちらです。
dagakki.mid
nvda.help/wp-content/uploads/2017/01/dagakki.mid

また、音の高さごとの打楽器の音色は、前回と同じWikipediaのページの、二番目の表で調べることが出来ます。

Wikipedia General MIDIの項
ja.wikipedia.org/wiki/General_MIDI

6点入力ソフト『やむ6点』のご紹介

無料の画面読み上げソフト NVDAや PC-Talker との組み合わせも可能な
6点入力ソフトがパソコン教室やむさんより提供開始されました。

・6点入力ソフト『やむ6点』
www.pcyam.com/game2/yam6ten/hp/index.htm

Windowsパソコン上で、点字を再現した6点入力を可能にします。フリーソフト。

英字・数字・情報点字・6点漢字・8点漢字(川上漢点字・補助漢字)に対応し。

動作環境:Windows XP,VISTA,7,8,10
(NetFrame 4.0必須)

このソフトを使用することにより、Windowsパソコン上から6点入力(点字入力方式)で活字仮名交じり文を入力可能です。

QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第17回 音色を設定する

今回は、音色の設定方法を説明します。

音色は、各トラックごとに、チャンネルとプログラムを設定します。
ここでは、チャンネルは、各トラックごとに違う番号を振るようにします。
トラック1から10に、それぞれ1から10の番号を振り、プログラムに1から10の番号を振ります。プログラム番号が音色に対応します。

トラック1からトラック10まで、順番に1小節ずつC4の四分音符4つを鳴らすデータを作りましたので、チャンネルとプログラムを設定してみましょう。

スタートのmidファイルはこちらからダウンロードして下さい。
onsyoku1-1.mid
nvda.help/wp-content/uploads/2017/01/onsyoku1-1.mid

手順
1 QWSを起動する
2 onsyoku1-1.midを開く
3 Altメニュー、トラック、プロパティ変更でエンターする
4 タブキーを押し、チャンネル番号が1であることを確認する。違ったら1と入力する。入力後はエンターを押さずにタブキーを押してプログラムに移動し、数字の1を入力してエンターするか、タブキーでOKまで進んでスペースキーを押す。
(エンターを押すと、その時のトラックプロパティウィンドウ上の値を保存してウィンドウが閉じるようになっています。他の数字も変更する場合は、数字入力後、エンターを押さずにタブキーで移動します)
5 下矢印を一度押す(一つ下のトラックに移動する)
6 3から4(Altメニュー、トラック、プロパティ変更、エンター、タブキーでチャンネルとプログラム書き換え、エンター)を繰り返す。チャンネル番号は2、プログラム番号は2にする。
7 5から6(下矢印でトラック移動、Altメニュー、トラック、プロパティ変更、エンター、タブキーでチャンネルとプログラム書き換え、エンター)を、トラック番号(上から何番目か)、チャンネル番号、プログラム番号が同じになるように繰り返す。
8 左矢印を長めに押してポジションを0にする。
9 スペースキー、またはAltメニュー、再生、再生/停止で再生する。

これで、音色が変わりながら、C4 (ド)の音4つずつが繰り返されます。
最後の4つは、音程がなく、打楽器になります。(チャンネル10は、プログラム番号に関係なく、打楽器となります。これについては、次回解説します。)

プログラム番号1から9に対応する楽器の音色は、下記の通りです。
1 アコースティックピアノ
2 ブライトピアノ
3 エレクトリックグランドピアノ
4 ホンキートンクピアノ
5 エレクトリックピアノ
6 エレクトリックピアノ2
7 ハープシコード
8 クラビネット
9 チェレスタ

以上の操作を完了して出来上がるmidファイルはこちらです。

onsyoku1-2.mid
nvda.help/wp-content/uploads/2017/01/onsyoku1-2.mid

番号と音色は、下記のWikipediaで調べることが出来ます。
番号と音色の対照表があります。テーブル読みで閲覧してみて下さい。(Ctrl+Alt+上下矢印)

Wikipedia General MIDIの項
ja.wikipedia.org/wiki/General_MIDI

QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第16回 かえるのうたを打ち込む

今回は、QWSのノートエディタを使用して、かえるのうたの打ち込み方を説明します。

1. QWSを起動する
2. Ctrl+Insert+Insertで、トラックを挿入する。
3. Ctrl+Kで、ノートエディタを起動する。

ここから先は、一音ずつ、打ち込んで行きます。
Ctrl+S+Eでは、CTRLを押しながらS、続けてEを押して下さい。

なお、音の高さとスタートは、上下左右矢印キーでノートエディタ上を移動して設定することも出来ます。
コツは、一つ音を入れた後、音の長さが1であれば、右矢印キーを3回押すと今入力した音の外の位置になり、左矢印を1回押すと入力した音がポーンと鳴るので、もう一度右矢印キーを押して音の外の位置に戻り、次の音の高さに上下矢印で移動して、前に入力した音と音の長さが同じ場合はそのままCtrl+Iを押し、長さが違う場合はCtrl+L+Eを押して数字を入れて設定してからCtrl+Iを押します。(Ctrl+Iを押した後、入力した音の外の位置に出た場合、最後に入力した音の長さの値が保たれています)

以下は、上下左右矢印キーを使用しない場合のかえるのうたの入力方法です。テキストファイルにしましたので、下記URLをエンターして表示、または、下記URLでアプリケーションキーを押して表示されるメニューからファイルとして保存して、メモ帳やその他のテキストエディタでご利用下さい。

kaeru.txt
nvda.help/wp-content/uploads/2016/12/kaeru.txt

そして、下記は出来上がりのMIDIデータです。アプリケーションキーを押して表示されるメニューからダウンロードして、QWSで開き、ノートエディタでの表示や再生の参考用にお使い下さい。

kaerumidi.mid
nvda.help/wp-content/uploads/2016/12/kaerumidi.mid

NVDA 日本語チームから NVDA 2016.4jp のリリース

NVDA日本語版の翻訳・開発を手がけるNVDA日本語チームより NVDA 2016.4JP のリリース案内がありましたので
ご紹介します。

バージョン 2016.4 は、

Microsoft Excel のセルの罫線の状態を読み上げる機能が追加されています。「なし」「スタイル」「色とスタイル」の書式応報が選べます。罫線の読み上げの制御は NVDA メニュー→「設定」→「日本語設定」にあります。

なお、私たち NVDA ヘルプデスクは、本バージョンも含めたサポートを行います。詳細は こちらのサポート案内より

ここから ——————–

無料(オープンソース)の Windows 用スクリーンリーダー
NVDA (NonVisual Desktop Access) の
日本における開発コミュニティである NVDA 日本語チームは、
2016年12月16日に NVDA 2016.4jp をリリースしました。

インストーラーのダウンロードはこちらからどうぞ:

i.nvda.jp/

Windows 10, 8.1, 8, 7, Vista, XP(SP3) の32ビット版および
64ビット版に対応しています。
Windows 8 以降ではタッチ操作が利用できます。
NVDA 日本語版のライセンスは GPL v2 です。

NVDA は多くのアプリに対応し、
インストール不要で利用できるポータブル版、
アドオンによる機能拡張など、さまざまな特長を備えています。

NVDA 日本語チームがリリースする NVDA 日本語版は、
オーストラリアの非営利法人 NV Access がリリースする NVDA 本家版に
日本語の音声エンジンと点訳エンジンを追加するなど、
日本語 Windows 環境のための改良を行っています。

NVDA 日本語版 2016.4jp では Microsoft Excel のセルの罫線の報告について
「なし」「スタイル」「色とスタイル」が選べます。
このオプションは「日本語設定」にあります。

www.nvda.jp/nvda2016.4jp/ja/readmejp.html#toc27

このリリースでは Microsoft Edge や Windows 10 Mail アプリへの
対応の改善、行インデントをビープ音で報告する機能の追加などが
行われています。
詳細は以下をご参照ください。

本家版 2016.4 の更新内容

www.nvda.jp/nvda2016.4jp/ja/changes.html

日本語版 2016.4jp の更新内容

www.nvda.jp/nvda2016.4jp/ja/readmejp.html#toc66

(以上)

冬季休業のお知らせ

NVDAヘルプデスクは、以下の日程で冬季休業をさせていただきます。

この期間のメール・電話・スカイプでのサポートはすべてお休みとさせていただきますので、予めご了承ください。

  記

冬季休業期間 2016年12月28日(水)~2017年1月3日(火)

以上、よろしくお願いいたします。

QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第15回 QWSのノートエディタで打ち込み音楽

今回は、ノートエディタの使用方法を説明します。
ノートエディタを使うと、楽譜を書くようなイメージで入力した音符を鳴らすことが出来るので、鍵盤を弾くのが苦手でも、メロディーや伴奏を作って鳴らすことが出来ます。

1. QWSを起動します。
2. トラックを挿入します。(Altメニューのトラック→挿入、または、Ctrl+Insert+Insert)
3. メニューから、ノートを選択します。(Altメニューの編集→ノート、または、Ctrl+K)

これで、QWSのメイン画面の上に、ノートエディタ画面が表示されます。

ノートエディタ画面の構成の説明をします。
上下が音の高さで、下から上へ音の低い方から高い方、左右が時間で、左から右に時間が進みます。
上下矢印キーで、音を半音ずつ移動出来ます。
エディタの音の高さの範囲は、オクターブで-1から9まであります。ドレミファソラシドは、CDEFGABCで表され、C,D,F,G,Aの次には#がついた音があります。(ド、レ、ファ、ソ、ラのシャープ) A4が、基準のラ (440Hz) です。一番低い音はC-1、一番高い音はG9です。

例えば、下から上へ、C4、C#4、D4、D#4、E4、F4、F#4、G4、G#4、A4、A#4、B4、C4と並んでいて、上下矢印キーで移動すると、毎回今いる位置の音の名前が読み上げられます。

入力する音の高さはこの上下移動で決められます。なお、Ctrl+Kを押し、その状態でCtrl+Eを押すと、キーを入力するためのエディットボックスのあるダイアログが出て、数字を入力してエンターしても音の高さを決められます。ここでの数字は、C-1が0、C#-1が1・・・と1ずつ増え、C0は12、C1は24、C2は36、C3は48、C4は60、C5は72、C6は84、C7は96、C8は108、C9は120です。

音の長さは、Ctrl+Lを押し、その状態でCtrl+Eを押すと、音の長さを入力するためのエディットボックスのあるダイアログが出ます。音の長さは、1拍が1で、それ以下は192に分けられます。八分音符は0.096(0.96も可)、十六分音符は0.048(0.48も可)、付点8分音符は0.144となります。音の長さの数字は小数点で区切られていますが、小数ではありません。小数点の前の0や1の数字をビート、後の2桁や3桁の数字をティックと呼びます。0.191の次の0.192は無効な値とエラーが出ます。1.000と同じ長さだからです。付点四分音符は1.96、二分音符は2、付点二分音符(3拍延ばす)は3、全音符は4です。数字を入力後、エンターを押すとダイアログを閉じられます。

入力する音の強さは、ベロシティで決められます。ベロシティはCtrl+Vを押し、その状態でCtrl+Eを押すと、ベロシティを入力するためのエディットボックスのあるダイアログが出ます。数字を入力後、エンターを押すとダイアログを閉じられます。

入力する音の位置は、スタートで決められます。または、左右矢印キーで移動することも出来ます。左右矢印キーを押した場合にどの位置にいるかの読み上げはありません。Ctrl+Sを押すと、スタートのポジション(始点は0,1拍で1,以後2,3,4,5,6,7,8・・・と数字が増えます)を入力するためのエディットボックスのあるダイアログが出ます。スタートの値を入力して、エンターを押すとダイアログを閉じられます。

以上を決定したら、Ctrl+Iを押すと、指定した音符が入ります。次の音符を入力するには、また、音の高さ、スタート、音の長さを指定します。なお、スタートの指定は、左右矢印キーで行うことも出来ます。Ctrl+Iを押した場合、入力した音符の先頭位置にいます。左右矢印キー一回で、スタートポジションは0.048、つまり、一拍の四分の一移動します。

入力が終了したら、Escapeキーを押してノートエディタのウィンドウを閉じます。QWSのメイン画面に戻ります。スペースキーを押して再生してみましょう。再生が始まらない場合は、カーソルが曲の終了位置より後ろにある場合がありますので、左矢印キーを長めに押すか、Ctrl+G (またはAlt→移動→移動)を押して、位置を0に移動します。

作成したデータは、Ctrl+S (またはAlt→ファイル→名前を付けて保存)で、.midデータとして保存します。

QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第14回 QWSとVirtual MIDI Synthで作成した曲のMIDIデータの紹介

NVDAヘルプデスクでは、QWS、Vertual MIDI Synthを利用した曲作成例がほしいと思い、(社)AMEI音楽電子事業協会認定指導者 岡根鉄郎氏に依頼して、ヘルプデスクサイト公開専用のサンプル曲を作成していただきました(再配布や販売、他での公開などの二次利用はしないで下さい)。トラック数を複数にして、様々な音色を使って作っていただきました。
QWS1.mid、QWS2.midの2曲です。
(リンクをクリックすると他ソフトで再生されてしまう場合、リンクで右クリックをして、対象をファイルに保存を選択して下さい)

サンプル曲1
QWS1

サンプル曲2
QWS2

各midファイルをQWSで開き、再生メニューの再生/停止を選択すると再生されます。
素敵な曲を作りたいですね!
(曲に関してのお問い合わせにつきましても、NVDAヘルプデスクまでお願いします)

(岡根氏プロフィール NVDAヘルプデスクサイトを離れます)
zakuroforestmusic.web.fc2.com/

QWSで音楽再生、作成を楽しむ 第13回 サウンドフォントファイルの解凍、その他設定

今回は、サウンドフォントファイルの解凍と、Virtual MIDI Synthでの設定、QWSでの設定を説明します。

SGM-V2.01.7zを、7-zipで解凍します。このファイルを選択し、アプリケーションキーを押し、表示されるメニューを上下矢印キーで移動して、7-zipのところで右矢印キーを押します。再び上下矢印キーで移動して、ここに展開のところでエンターを押します。これで、同じフォルダ内に、SGM-V2.01.sf2ファイルが出来ました。

次に、このサウンドフォントを使うように、Virtual MIDI Synth の設定画面で設定します。Windows7の場合はすべてのプログラムの中から、Coolsoft Virtual MIDI Synthを選んでエンターし、表示される中からConfigure Virtual MIDI Synthを選んでエンターして下さい。

タブキーで移動して、Addボタンを探してエンターします。エクスプローラのような、ファイルを選択する画面が出て来ますので、先ほどのSGM-V2.01.sf2ファイルを指定してエンターします。これで、サウンドフォントの設定が完了です。

同じ設定画面で、もう一つ設定します。タブキーで移動して、タブコントロール Soundfontタブ というところを探し、見つかったら、Ctrl+Tabキーで、他のタブに移ります。ここには、全部で6枚のタブページがあります。「その他の設定」タブに着くまで、Ctrl+Tabキーを繰り返して押します。

その他の設定タブと読み上げられたら、タブキーを押して、追加の出力バッファと読み上げられるところへ移動し、見つかったら、そのまま50と入力します(この数字は、パソコンがフリーズしない程度に出来るだけ小さい値、と聞いています)。タブキーでOKまで移動してエンターします。

これで、Virtual MIDI Synthに、サウンドフォントSGM-V2.01.sf2が設定されました。

次に、QWSで使用する音源を、Virtual MIDI Synthに変更します。
QWSを起動します。
Altキーを押してAltメニューを開き、右矢印キーを押してオプションを探し、見つかったら上下矢印キーで一般設定を探してエンターします。なお、同じ操作のショートカットキーは、Alt+O+Oです。
お好みのMIDI機器というプルダウンメニューにフォーカスが当たっていて、上下矢印キーを押すと、いくつか選択出来ます。CoolSoft Virtual MIDI Synthを選択出来るはずなので選択し、エンターを押します。

これで、QWSで新しいトラックの挿入(Ctrl+Insert+Insert)をすると、音源として、Coolsoft Virtual MIDI Synthが設定されます。Windows標準音源で起きていた、音の遅れの問題を解決することが出来ます。未確認ですが、上記追加の出力バッファは50と設定しましたが、0にしているという話を聞いたこともあります。いろいろ試してみて下さい。